ー昭和ニ年ー
ギンガの世界ーマリアの世界
『エタルガーさん、ありがとうございました。これで私の目的は達成される。』ピエールが上空から現れた。
『うおお!』エタルガーはゼロの技によりかなりのダメージを受け、つけていた赤い仮面が壊れ、マフラーが焼けこげ、さっきまでの凛々しさは消え荒々しさだけがあった。
『アレーナ!なぜあの建物から?あ、あの子供は⁉︎』ムサシは確かに基地に入っていくアレーナを見たのにもかかわらず大帝国劇場から出てきて驚いていた。
『い、イチロー君だわ!は!かえでさん!かえでさん!だめだわ…返事が…』
『やられた、エタルガーに気が回りすぎて帝国劇場を厳かにしてしまった。
マリア、アレーナに向けて威嚇射撃を!マリア!』マリアは銃を構えた。
『う、撃てない……』引き金は引けなかった。
『マリアの腕なら大丈夫。当たらないよ。』
『で、でも……』マリアは怖かった。もし自分が外してイチローに当たってしまったらと考えると恐ろしくて仕方なかった。
『アレーナさん、早くこちらに。』ピエールはアレーナの側によった。
『わかっている、ほら。』アレーナはピエールにイチローを渡した。
『さあ、準備は整いました。死ねえ!』ピエールは短剣をイチローに突き刺し、血が噴き出す!
『あああああああ!』イチローが大きな声で叫んだ、そしてピエールは禍々しい形の壺にイチローの血を入れた。
『イチローオオオオオオオオオオオオ!』マリアは気が動転してあたりかまわず銃を撃ちまくった。
『まて、エタルガー!うわっ!…….…わかったよ、決着はお預けか。』
『マリア!やめろ!落ち着け。』カンナが取り押えた。
『離して!イチローが!イチローが!』
『ふふ、無駄ですよ。これでやっと3年前から続けた苦労が報われます。ありがとうございます。』
『3年前…ま、まさかー』
『そう!あのミカサ陥落の時、大神一郎を殺したのは私なんですよ!』それは花組を怒らせるには充分すぎる言葉であった。
『な、なんですって‼︎』
『あいつがお兄ちゃんを!』
『許さない…絶対に許せませーん!』
『ピエールが…隊長を…』
『許さへん!大神はんを殺すやなんて!』
『あいつが!っ!マ、マリア!やめろ!』
『死ね!死ね!死ね!死ね!死ねえええ!』マリアはありったけの弾をピエールに向けて乱射した。
『ホイ、ホイ、ホイどうしました、まあこのままいけば大量の降魔が復活して私もあの世界にっ!ギャァアア!』背後から謎の銃弾がピエールの背中に当たり、イチローを落とした。
『今だ!』【ウルトライブ!EXレッドキング!】ショウはビクトリーランサーというウルトラマンビクトリーへ変身するための道具を使い、ピエールを当てた。
『よし!ありがとうショウ。この子まだ息はありはが危険な状態だ、すぐに輸血を!』落ちてきたイチローをムサシはしっかり受け止めた。
『今、帝劇とは通信がつかないそちらの基地で手当てしてくれませんか。』
『わかった、レニ君、帝国劇場にはゴウキとアリサも連れて行ってくれ、もしもの時には私達の世界の武器が有効なはずだ。』
『わかりました、紅蘭、織姫はUPG基地にカンナ、さくらは劇場に向かって、僕とアイリスはマリアを…』
『わかったわ、行きましょうカンナさん。』
ービル街ー
『確かターゲットは大神一郎とかだったきがするが何かいい事をした気がするぞ、今日のスコープには悪魔の悔しみが映っていたか、怪物を殺そうとして失敗した俺にも悪魔に少しの反抗は出来たかな。』彼の上空には次元の穴が開いていた。