海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

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並行世界シリーズ”オーク巨樹編”3触手の時間

太正十五年

ーパリシィの世界ー

刑務所前

『てやああああ!』傷ついた大神一郎は銃を持った敵に対して対抗手段が刀しかなく、肩や右腰、脛に弾丸を打ち込まれており、ふらふらであった。

 

『サムライの刀もそんなもんか、じゃあさ、死んどくか。』銃は大神の心臓を狙う。

 

『ろ、浪虎滅却!古今無双!』バランスを崩しつつ、走りかかり流れきった。

 

『な、何?峰打ちで……俺を…』そのまま地面に倒れこんだ。大神は警戒しながら男の側に近づき、銃を拾いあげた。

 

『こんな銃見たことはない、それに加山と声がとても似ていた。気になるなあ、くっ!なんとか…』彼の体はすでにボロボロで立っているのがやっとだった。

 

『大丈夫か、君は大神一郎だな。』

 

『あ、あなたは…』

 

『俺は一文字隼人グラン・マから君を保護する様頼まれているんだ、さあ行くぞ。』一文字は大神に肩を貸した。

 

『おい!あの触手はなんだ!』本郷はオーク巨樹とは明らかに違った黄色の触手が銃使いを穴へと引っ張っているのがわかった。

 

『本郷さん!その触手に警戒してください!オーク巨樹ではありませんが、気をつけてください。』

 

『ヌルフフフフ、すみませんねえ、私達の次元の人がご迷惑をおかけいたしまして。』

 

『き、貴様は何者だ!』

 

『私ですか?私は殺せんせー椚ヶ丘学園の3年E組の担任です。あなた達とは別次元から来ました。こちらに戦闘の意思はありません。』そう言って殺せんせーは穴の中にさっきの男を入れ降りてきた。

 

『別次元、やはり並行世界ではなかったか。』結城はさすがに元デストロンの科学者だけあって頭の回転が早い。

 

『おや、やはりわかっていましたか、あの殺し屋については私達の次元でなんとかしますから。まずは話し合いましょう。』

 

『一文字さん、彼は信用しても大丈夫そうですよ。』

 

『お、大神、わかった。ちなみに殺せんせーとやら目的は何だ?』

 

『実はあの巨大な樹あれについて知りたいのです。』指差した先にはオーク巨樹があった。

 

『わかった、まずは凱旋門支部に来てくれないか。』

 

『さすがは別次元、凱旋門に秘密基地とはわくわくしますねえ。』

 

ー凱旋門支部ー

『ふむふむ、なるほど…大変だったようですね、大神一郎さん。』ベットで横たわる大神に向け、殺せんせーは問いかける。

 

『あの、殺せんせー、なぜあなたはオーク巨樹に興味があるんですか?』殺せんせーは少し暗い風に話し始めた。

 

『私は、本郷さん達と同じように無理矢理こんな体に改造させられたんです。』

 

『なんだって‼︎いったいどの組織に?』

 

『…私は人間だった頃、殺し屋だったんです、”死神”と呼ばれていて、たくさんの人を殺しました、そして私には弟子がいました、私が殺したターゲットの息子だったのです。その彼に裏切らて、ある組織に連れていかれ、このような体に改造されたと言うわけです。…そしてこの体になってから異常な力を手に入れたのですが、私の体は反物質を体内生成するために改造されていたのですが、手や足がこのように変化してしまった…それに私がこの触手に”弱くなりたい”と願ったら改造直後の異常な姿ではなく、今の姿になれた……その組織がこのオーク巨樹を私の細胞に使っている可能性が高いと考えたんです。』

 

『……あのオーク巨樹はパリシィの怨念によって生まれた…それにその触手はあの樹の枝にとても似ている……あながち嘘じゃないかもね……』グラン・マは大神から大体の話は聞いていた。

 

『だが、奴等の光武F2は大破している…戦力的にこちらが圧倒的に有利だ、とっとと行こうぜ!本郷さん!』

 

『まて、茂‼︎…確かに俺達は光武F2に勝てたがまだネオショッカー首領から受けた傷は完治していない。まだ待つんだ!』

 

『だけど!そうしている間にまた奴等人をさらっていくぜ!』

 

『おまえのいい分はわかる、それにオーク巨樹にはまだ囚われている人がいる…その人達だって仕方なくついていったんだ……』

 

『確かに…ネオショッカーの基地を襲撃するのとはわけが違う…じゃあどうすればいいんですか!』茂は本郷に詰め寄った。

 

『待ってください…人質の救出なら私の教え子達にやってください、私やあなた方では彼女達を殺してしまいます。』

 

『さっき言っていたE組か、だが中学生だぞ!無謀すぎる!』

 

『大神一郎さん。彼らには私を殺すための訓練を受けているんです。』

 

『な、なんだって!どうして!』

 

『私が改造されている時、いつも側にいた組織の人がいたんです。その人は前任のE組の担任だった人です、彼女は教師とその組織の研究員として生活して、とても仲良くしていましたが、私の体が暴走した時、私は彼女を殺してしまった、更に私の体にある反物質の影響で来年の3月になると私の次元の地球を破壊してしまうんです。だからE組に私を殺してほしいんです。それは死んだ彼女との生徒を教えてくれという願いを叶えると同時に私を殺す事が出来る生徒を私自身で教えれるからです。私の生徒は危険なミッションなら何回もクリアしています。』

 

『ふむ、わかった。』

 

『じゃあ私は生徒達を連れて来ます。あ、ちなみに今の話は生徒に話さないでくださいまだ秘密にしていますから。』

 

『わかった。』啓介がうなづいたのをしかと見て次元の穴へと入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

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