帝国劇場
大神の乗った船が沈没したという事が発覚し、皆がサロンに集められた。
そこに集まっている隊員達はかえでが大神に対してキネマトロンで通信を行っているのを心配そうに見ていた。
『ピーピー、ガガッ!』だが、いくらかけても通信は繋がらなかった。何度も何度も通信を試みたが側にいた米田はかえでの肩に手を乗せ
『やはりだめか、かえでくん。もう、通信は必要ない…』花組は考えたくなかった最悪な事態が起きたとわかった。
花組全員が涙を流し、地面に崩れさった。レニやマリアですら、動揺を隠せなかった
『お兄ちゃん、死んじゃったの?』アイリスが涙を流しながらさくらに聞いてきた
『お、大神さんがそんな簡単に死ぬわけないわ、大丈夫よ、大丈夫…』
『大丈夫に決まっていますわ、だって中尉さんはとっても強いお方なのですから』さくらとすみれは涙を流しながらアイリスを励ましていた、そんな中キネマトロンから連絡がきた。かえでが落ち着いて連絡をした
『あー、あー、誰か聞こえているかのう、わしはドラメッド3世というのだが。』そこに映し出さたのは持ち主の大神の姿ではなくドラえもんズの一人ドラメッド3世であった、花組全員今何が起こっているのか理解出来なかった。
『ドラメッド3世さん。あなたは何でキネマトロンを使って話しかけているの、持ち主はどこにいるの!』かえでは少し声を荒げた。部下の命を第一に考えるのは当然であったが花組のためにも状況を知っておきたかった。
『今、この傾いていた船を仲間と共に直しにきたんじゃ、この機械は撃ち抜かれて壊れていたからワシらが秘密道具を使って直したんじゃ。』
『今は持ち主がどうなったかを聞いているんです!!』かえで以外のメンバーも画面に目を向ける。
『大変言いにくいんじゃが、この船に乗っていた乗客はこの機械の持ち主以外は無事じゃったが、周りを秘密道具を使って調べたんじゃが、誰もどこにもおらんのじゃ…』ドラメッドは目を逸らした。皆の目には再び涙が現れた。だが、そんな中
『緊急事態発生!花やしき支部に謎の人型兵器出現!至急出動されたし!』
『今は大神くんの事は後回しよ!ドラメッドさん話はまた後で』かえでは一方的に通信を閉じ、司令室へ向かった
『りょ、了解!』誰もかれも心中複雑であった。
地下ー司令室ー
米田司令官はモニターに浅草の様子を出した、皆がみた瞬間驚いた
花やしき支部が完全に崩壊していたのだ。すると隊員の一人レニは
『これは、酷すぎます、いくら不意打ちを食らったとはいえあの花やしき支部がそう簡単にやられるはずはありません。しかも強力な新型バリアkxー58も装備されていたはずです。』と冷静な意見を述べた後かえではレニの方へ目を向けた
『だからこそ、危険なの、新型バリアkxー58は降魔の体当たりにも対応できるほどの高度を持っていたわ、それを破るのだから、侮れないわ。』
米田が立ち上がり口を開いた
『いいか!相手は降魔よりも遥かに強い充分警戒しろ!マリア出撃だ!』
『帝国華撃団、出撃せよ!』
『了解!』だが、『ドォン!』爆音が地上から地下の司令室にまで聞こえ揺れた。
『かすみ、何があった!』
『米田司令官!大変です!花やしき支部にいた人型兵器がこの劇場の数kmの周りを囲む様に表れたました、一機この劇場に攻撃を仕掛けてきました!ああっ!他の機体も建物を仕掛けてきました!民間人が劇場へと逃げてきました、どうします⁉︎』かすみは半分パニックであった。
『仕方ない椿くん、由里くん二人は玄関の鍵を開け、誘導しろ!かすみくんは民間人が入ってきたら放送で避難場所を明確につたえろ!俺とかすみくん以外は敵の討伐に迎え!わかったか!あと、通信は向こうに勘付かれるかもしれん、現場の指揮はマリアに委ねる。わかったな!』
『了解‼︎』彼女達は急いで光武二式に乗り込んだ。心の中に大神の事を押し込んで…
今回は予告はございません。