ー平成二十七年ー
サクラ次元ーウルトラ次元
山
『おらおら、どうしたのお兄さん?これくらいも避けれないの。』木村正義はE組の中でも機動力に優れており、
『おい、ヒカル右に避けろ。』
『いや、ショウここは左だ、っておい!あいて!』互いに手錠で繋がれているためお互いに同じ方向に避けなければならないのにも関わらず意見がぶつかりペイント弾があたる。
『おい!なぜ右に避けなかった。』
『左の方が良かったからだ、たく、いったいいつまでこんな事を。』ヒカルとショウのいい争いを見てゼロは思った。
(いい感じに喧嘩してやがるこれなら大丈夫だろう、まあ、お前はよく見た事あるみたいだしな。)
『二人でこの崖を登れ、登りきった頂上にエタルガーを倒す力がある。それを取りに行け。』ゼロは側にある崖を指し示した。
『よおし、右から攻めて行くぞ!』
『左のが効率的だ。』
『お、おおい、無理に引っ張るな。』
『おい!おあああ!』ヒカルとショウは後ろに倒れこんだ。
ーオーク時空巨樹城ー
ウルトラマン達が囚われている部屋
コツコツコツとアレーナの足音が聞こえてきた。
『お前達は怖いものがないのか?』
『不思議ですねえ、人間怖いものくらい、あったって不思議じゃないんですがねえ。』アレーナとピエールが近くまできた。
『私達が、教えてやろうか。』アレーナとピエールは不気味な笑みを浮かべる。
『目を覚まさなきゃいけないのがもう一人いたか。』
『ムサシさん、あっちのじいさんは俺にやらせてよ、ああいう偉そうに踏ん反りかえるやつ見てると…イライラするんだよ。』アレーナはムサシに襲いかかり、カルマはピエールに襲いかかった。
『ふっ!はっ!』アレーナは身体能力が高かかったが、ムサシはアレーナからのパンチや蹴りを避けつつ、足を狙い攻撃しようとしたが見抜かれ一旦ムサシが下がるとアレーナは腰に持ってた鏡を使ってムサシに光弾を放った。
『くっ、はっ!』ムサシは光弾を弾き、他の光弾も見事に避ける。
『はあああ!』ピエールは持っていた杖を銃へと姿を変えて銃をカルマに向けて放った、ピエールの武器は銃だけだと
『へえ、さすがにやるねえ、でもさあ…』カルマは素早く全ての銃弾を避けて、ピエールに近付いた。
『あの、音速タコのスピードほどじゃないねえ、それにおじいちゃん、あんたさあ、戦闘経験ほとんどないんでしょ、すぐわかった、こんな程度で戦場で出てくるなんてさあ……なめんなよ。』
『な、生意気な!アレーナさん!』アレーナの光弾がカルマにも向かってきた。
『ちっ!お姉さんに頼るとはねえ、情けないよ、俺ならさあ……』カルマはピエールの背後にすっと回りこみ
『殺すよ!』カルマはピエールを後ろからナイフで刺した、それは本物のナイフであった、人間相手ではなかったため烏間から借りてきていたのだ。
『ぐわっ!バ、バスコさん…そんな…畜生、うわああああ!』ピエールの体は闇の粒子となり風に消えた。
『カルマ君、すごいじゃないか!』
『ふん、どうせ、そいつの人間の恐怖を増幅させる力はもうエタルガーが使える、そいつがやられても何も困りはしない。』ムサシとアレーナは一瞬、ピエールがカルマにやられて驚いていた。
『すごーい、お姉さん。まんまヒーロー映画の悪役じゃん、俺が殺したいけど、操られてるだけだから、ダメなんだよね。』カルマはムサシとアレーナの戦いを側で観戦していた。
『すまない、彼女の心はなんとかして取り返す!』
『わかったよ、んじゃ俺はそこにいる、女の人の相手をするよ、出てきなよ、わかってるよ。ロベリア・カルリーニさん。』樹木の壁からロベリアが現れた。
『ちっ!わかっていたのか。』
『だって、お姉さん、殺気隠しきれてないじゃん。…じいちゃん、死んだからさあ…相手になってよ…退屈してるしさあ?』
『ふっ、あたしは懲役千年の大悪党と呼ばれたんだ、良い子は家に帰んな。』
『お姉さーん、それは無理ーーだって俺、すげえ悪い子だからさあ!』カルマはロベリアに向かって走りだした。
ー凱旋門支部ー
『貴重なデータありがとうございます。』
『いやいや、私も助かったよ、設計図ありがとう。これで花組にいい報告ができる。』
『はい、その光武F3の設計図は私の自信の作品です、頑張ってください。』
『ああ!』