海に散りし命   作:リバーサクラモード本格的だよ

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今年のサクラ大戦イベントはどんな風になるんでしょう。すごく気になって何回も公式サイトを見てもそういうのがありません、どうしてでしょう、どうぞ


並行世界シリーズ”融合編”6ロベリアの時間

ー平成二十七年ー

サクラ次元ーウルトラ次元

大帝国劇場ー大神の部屋

『大神さん、さっき、メルさんに言っていた”あの時”、何があったんですか?』殺せんせーは大神一郎と話をしていた、巴里華撃団の裏切りの真相を知るために。

 

『……俺はエクレール・フォルトでの戦いの時に”巴里華撃団を愛していない”と言ってしまったんだ……』エクレール・フォルトの戦いとはオーク巨樹にシャノワールが襲われた時にエクレール・フォルトという汽車の上で戦った時の事である。

 

『…何故そんな事を言ったんですか……』殺せんせーの顔は怒りを示す赤色であった。

 

『たとえ、どんな理由があろうとも戦いから逃げる彼女達に腹が立ちつい…言ってしまったんだ…』

 

『違いますね。あなたは、まだ藤枝あやめの事を引きずっていますね。』

 

『な、何故それを?』大神はびっくりした。

 

『あなたはエクレール・フォルトでの戦いの時に自分の死を覚悟した、自分が死んでしまったら、遺された彼女達は悲しんでしまう、藤枝あやめを失ったあなたにはその気持ちがよくわかったはずだ、だからこそ自分が嫌われれば彼女達は悲しみにくれずにすむと思ったんでしょう?違いますか?』

 

『………………全部お見通しか…』

 

『あなたは自分を犠牲にする事しか考えていない、自分勝手な考えを他人に押し付けた、その点は大変に悪い!他人の気持ちを理解したと勝手に思っているだけです。もっと真剣に彼女達と向き合ってください。マリアさんを見てください、あの人は別世界のあなたを失っても必死に生きています、母親としても花組としても…悲しみを乗り超えさせるためにあえて悲しみを与えるのです、そして時にはあなたの愛を彼女達に与えてあげてください。彼女達はまだあなたを愛しているのですから、巴里華撃団の隊長としてではなく、人間”大神一郎”として。』

 

『…行ってくる。』大神一郎は大帝国劇場の側にあった車に乗りこみオーク時空巨樹城に向かっていった。

 

『カルマ君…殺さないでくださいね。今そちらに救援を送りましたから。』殺せんせーはスマホでカルマと電話で話をした。

 

ーオーク時空巨樹城ー

ウルトラマン達が囚われている部屋

『わかったよ、なんとか軽ーいダメージにしとくからさあ、なんか後でおごってよ、殺せんせー。』カルマの身体能力は高く、オーク巨樹の枝を避けながらロベリアの炎を避け、電話をする、さすがはE組でもトップクラスの洞察力のあるカルマだ。

 

『戦い中にお喋りとは…なめられたもんだねえ!』ロベリアは必至に炎をカルマに向け放ったがどれもカルマは軽く避ける。

 

『だって、お姉さん、弱いもん。』

 

『何だと……あたしをなめてんのか。』

 

『薄っぺらい感情で戦ってるやつあんたなんかに負けるかよ……こっちは命張ってんだ…くだらいな理由で人間を支配すんなよ……そっちこそ…舐めんな…』カルマはロベリアを睨みつけた、カルマはわかっていた、数々の殺し屋、人間の目を見てきた彼にはロベリアの目には何かを成し遂げようとする意志がないことを。

 

『ちっ!』ロベリアは枝を伸ばしカルマを捕まえようとするが、ムサシはラウンダーショットですべて撃ち墜とした。

 

『サンキュームサシさん。全然気づかなかったーそっちのお姉さんは大丈夫なの?』

 

『いや、こっちもキツイ、なんとか彼らが起き上がってウルトラマン達を助けられれば、アレーナは救えるかもしれない、ロベリアはどうする?』

 

『俺じゃ、そういうのは無理だが、おっと来たか白馬の王子様が。』現れたのは白い戦闘服姿の大神一郎であった。

 

『一郎!君はどうして?』

 

『ロベリア!俺は君を愛する!何があってもだ、うおおおお!』大神はロベリアに向かって走った。

 

『今さらそんな言葉言われたってなあ…遅いんだよ!』ロベリアは炎を大神に向けて放った。

 

『ぐわっ!』大神の体が炎に包まれる。

 

『えっ!な、何やってんの?』カルマは思った。あんなのろい炎、あんたくらいの身体能力なら避けれたはずなのに何故?

 

『一郎!ちっ、アレーナの攻撃が激しすぎる。』アレーナはムサシに狙いを集中させ光弾を連発させていた。

 

『あいつは馬鹿か、死にきたのか?』

 

『違う、彼にも何か策があるはずだ、僕は彼を信じる。』

 

『ロ、ロベリア、どうだ、気は晴れたか、俺を苦しめる事が出来てよかったか。』大神は炎に包まれながらロベリアと話す。

 

『な、何を、い、いってやがる。』炎で燃え続ける大神の姿にロベリアはたじろいだ?

 

『今までの君達巴里華撃団を苦しめた大神一郎は死ぬ。これからは君達の事を愛する大神一郎になる!だから帰ってこいロベリアー』

 

『あ、あたしは、あたしはパリシィじゃない!巴里華撃団隊長大神一郎を愛する者だー!』ロベリアは大神の体を覆っていた炎を移動させ、周りの枝を焼いた。

 

『隊長!』ロベリアは大神に近づき力強く抱きしめた。

 

『あ、ありがとう…ロベリア…』大神はロベリアに抱かれながら気を失った。

 

『こんな…バカ…どうして愛しちまったんだろう…』ロベリアの目には涙が溜まっていた。

 

 

 

 

 

 

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