昭和七年
巴里の街に新たな闇が現れる!
コクリコと結婚した大神一郎は再び霊子甲冑に乗り込む!
そして一人の男と出会うのであった!
ー昭和七年ーサクラ次元1
コクリコの世界
ー巴里ーアパート
ー8時00分ー
『起きて、イチロー、起きてよー。』大神一郎は長安との戦いの後コクリコと結婚していた。そして、アパートで家族一緒に住んでいて、今日はシャノワールの休みの日であり、大神一郎は寝ていて、コクリコが起こしていた。
『も、もうちょっと…』(休みの日だしもう少し…いっ……)大神一郎は布団から出ようとしなかった。
『ったくもう!ジロー、マニー、サブロー、セレーナ、カナメ、シロー、サラ、パパに突撃!』霊力が高い人間は出産能力が高く、コクリコは17歳にも関わらず既に7人の子供を産んでいた。
『わあああああ⁉︎ぐはっ!ま、またかよ…』大神の上に年長5人が飛び乗り2人はゆっくりと大神へと向かった。
『パパ起きてー』寝起きにやられたからたまったもんじゃない。仕方なく起き上がり、食事処に座った。
『わかったよ、たまにやられると結構辛いなあ。』観念して起き上がった。
『コクリコ、朝ごはんは?』眠い目を擦りベットから出る。
『何言っての、今日はイチローが作る日じゃない休みなんだし、早く作ってよ。』少し怒った顔でコクリコが大神に迫った。
『あ、そうだった、悪かったな今から作るよ。』大神はエプロンに着替え、キッチンに立ちソーセージ、卵を焼き始めた。
『パ、パ、パパー早く早く。』ベットで息子達が飛び跳ねキッチンを見つめる。
『ほい、イチロー皿置いておくよ。』
フライパンの側にコクリコは9枚皿を置き、卵とソーセージを乗せ
『セレーナ、今日はどこ行きたい?今日はセレーナが決めるばんだからな。』セレーナは4歳だがある程度会話はできる。
『車ー』車の博覧会がやっていたので多分それだろう。
『わかった。じゃあ朝ごはんを食べた後行こうか。』
『おーー!』彼らはすぐさま着替え外へと出掛けた。
ー博覧会ー
巴里の博覧会に、一際目立つ白いバイクと白い服を着た青年がいた。
『ふー、まさか別次元に行けるとはねしかも時代はだいたい昭和か、いっぱい車があるなー、まあこの機会に写真をいっぱい撮っておきますか、あいつがいるのかどうかもまだわからないんだしな。』白い服を着た青年がいた。彼は仮面ライダー次元のドライブの世界にて仮面ライダードライブ(泊進ノ介)、仮面ライダーチェイサー(チェイス)と協力し人間社会の支配を企むロイミュードを全滅させた仮面ライダーマッハ(詩島剛)である。彼は創世王との戦いの後、気になる事があり、ディエンドにマッハドライバー炎のデータを渡す代わりにこの世界へと連れてきてもらった。
『あーあ!かっこいいバイクだ!行こうパパ!ママ!』丁度会場に来ていたジロー達を大神夫妻は追いかけた。
『ねえ、お兄ちゃん、このバイクすげーじゃんお兄ちゃんの?』ジローは無邪気に剛に聞いてきた。
『ああ、この、俺のだ。』剛はカメラマンとして世界中を巡っているため色々な言葉を話せるようだ。
『こら、みんな、あまり迷惑かけちゃだめじゃない。あ、イチローと同じ日本人だね。でも…そんなバイク始めて見るなあ…これって蒸気で動いてる風に見えないんだけど。』コクリコはまじまじとバイクを見る、いくら大人といってもコクリコはまだ17歳であり、興味をかなり持っていた。
『きっと、アメリカかどっかで作られただよ、ねえママ、しんじろーおじさんからは何かきてない?』しんじろーおじさんとは大河新次郎の事であり紐育華撃団の隊長として紐育に住んでいて数年前ジェミニ・サンライズと結婚しており、1年前双子を授かった時に会いに行ったばかりであった。
『そういわれても…新次郎達に会い行った時のNY観光で見たバイクとは全然違うよ。』ジェミニの出産予定日より数日早く来てしまったため車好きなセレーナのために軽く機械関係の場所に行ったようだ。
『まあ、ちょっと説明するのは難しいんだけどな…ところであんたがこの子達の母親か?』(いくらなんでもその歳で…母親ってのは…)
『うん、そうだよ。イチローっていう君と同じ日本人との間に出来た大切な子供達なんだ。』元々コクリコには家族と呼べる人物が存在せず、幼い頃から奴隷同然に扱われてきたという経験上、愛する大神一郎との間に出来た子供をたいそう可愛いがっていた。
『ほー、まあ幸せそうだな、ところであんたの旦那さんは?』(時代は昭和だ、仕方ない)
『ん、あ!イチロー、こっちこっち!』コクリコは大神一郎に向かって手を振った。
『あ、いたいたやっと見つけたよ、すみません、ウチの子達が迷惑かけませんでしたか?』
『いやー、別に。ところで、今は何年だ?』彼はまだこの世界に来たばかりで何年かは理解していなかった。
『確か、1933年ですが。』
『ふーん、そうか。もう一ついいか、確かこの巴里に巨大ロボットがあると聞いているんだが?詳しく教えてくれないか?』さすがに光武というロボットがある事はディエンドから聞いていた。
『あ、ああ…量子甲冑の事か、量子甲冑とは霊力という力によって動く巨大な人型機械だ。かつて帝国華撃団、巴里華撃団という部隊が都市を脅かす敵に対する力として使用したんだ。』(ま…その部隊の隊長が…俺なんだけどな…)
『へー、そうなのか。ところで…』華撃団はどこにいるかと剛がいいかけた瞬間、次元の壁から怪獣ブラキウムが現れ、街を破壊し始めた。
『コクリコ、みんな、逃げるぞ!あの、剛さん!何を!』剛は腰にマッハドライバー炎を巻いた。
『見せてやりますよ、俺の力を。』
【シグナルバイク!マッハ!】
『レッツ、変身!』剛はマッハへと変身した。
『その姿は…』目の前のあまりの衝撃に大神一家はびっくりしていた。
『追跡!撲滅!いずれも〜〜〜マッ!ハー!仮面ライダ〜〜マッ!ハー!見せてやりますよ、仮面ライダーの力を!』マッハはバイクにまたがりブラキウムに向かって行った。
『仮面ライダー……はっ、今は急ぐぞ!』大神一家はシャノワールの地下指令室に繋がるダストシュートに入っていった。