ー昭和七年ーサクラ次元14
ーコクリコの世界ー
ー8時00分ー
『あ、あれ…コ、コクリコは?ジロー、マニー、サブロー、セレーナ、カナメ、シロー、サラ、いったいどこに行ったんだ、もしかしてもうシャノワールに、今は行くしかない、エリカ君はシャノワールに来てくれるかな…』大神はシャノワールへと足を運んだ。
ー市場ー
『僕……イチローのおよめさんとして悪い事しちゃったのかな……僕がマシンを動かすから……僕が時間を繰り返す原因だから…』コクリコは市場の影に一人隠れてすわっていた。ちなみに子供達はシャノワールに預けてある。
『なら僕が死ねばマシンは動かない……それがイチローの望む事……』コクリコはバーへと向かった。
ーシャノワールー
『とりかえしたぜ、タケル、闘魂ブースト魂だ、あとこのカバンはあんたのだろ、ほら。』剛は前の時間の時に黒コートから奪ったアイテムを持ち主に渡した。
『お、あったあったワスレとんかちこれで失われた記憶が思い出せるかもしれん、タケル頭かしてくれんかのう。』ワスレとんかちとはこの道具で頭を強く叩くと失われた記憶を取り戻してくれるのだ。
『あー、はい。』ドラメッド3世はタケルの頭をとんかちでおもいっきり叩いた。
『いてー、あ、思い出した…俺は確かショッカーの怪人を倒した後、空に開いた穴に吸い込まれたんだ、その時に英雄の魂をいくつか落としてしまったんだ、でもなぜ記憶が消されていたんだ。』
『俺にも頼む。』ドラメッドは北斗の頭を強くとんかちで叩いた。
『わかった…確か時空の歪みに引きずりこまれて、ドラメッド達に会ったんだ。そして忘れていた技の使い方もわかった。ウルトラギロチンとかも忘れていたとは、いくつか重要な秘密道具が帰ってきた、さてそろそろ来るか、蛮野達は!』ブーブー!サイレンが鳴る。
『シャンゼリゼ通りに怪獣軍団が現れました!至急、現場に向かってください!』
『よし、行きましょう、大神さんもいずれきます。隣の世界に行くのは後です。』鵜達はシャンゼリゼ通りに向かった。
ー暗黒街ー
『この薬を飲めば死ねる……そうすれば…皆助けられる…イチローがよろこぶ……僕の事を覚えててくれる……』コクリコはバーで商人から毒薬を買っていた。
『バイバイ…みんな、ごめんね……駄目なママで…ん。』コクリコは毒薬を飲み込んだ。
(く、苦しい……でも……イチロー……のためだもん……ママとして…頑張れたか…な…)コクリコは静かに瞳を閉じた。