太正十六年
ー黒潮島ー海岸
帝国華撃団の1人カンナは修行のためこの島に来ていた。以前葵又丹との戦いの時の様に自らの力を上げれば霊力が上がり、光武二式も強くなる、そのため、一旦皆別れてそれぞれ自分が出来る事をやろうと帝劇は約束をした。それぞれにフエルミラーで増やしたビックライトとスモールライト、スモールライトで小さくした光武二式をもち、みちびきエンジェルを使って個々のためになる場所へと向かった。迫水大使に帝都の被害を伝えるのを頼み、巴里華撃団には何かあった時のために残ってもらった。
『この島は静かだなあ、なんだか心が休まるなあ、ずっと平和のままで隊長が帰って来て、皆で楽しく過ごせると思ってたのによ…』そんな事を呟いていたら、背後に気配を感じた。
『お嬢さん、戦いとは常に虚しい物だ、平和というものは簡単に崩れちまうこの島の様にな。』後ろから編笠を被った僧侶が話しかけてきた。
『お、おい坊さん、この島は全然平和じゃねえか、何いってんだよ。』
『この島は47年後怪獣が現れ沈没するんだ、俺のいた並行世界では、そうなったんだ。』
『ぼ、坊さん?何で並行世界の事を?』
『俺はこの世界に間違えてきてしまって、沈む前の島を見に行こうと来たんだ、とてもきれいな島だ、だが、いつかは壊れてしまう、帝都の様にな。』
!カンナは驚いた。
『お、おっさん、何でその事を、まさか、行方不明になったお客さんですか?』
『違う、新聞で見たんだ、君はそこで戦い敗れたんだろ、修業の風景を見ていてわかった、私も格闘家だからな、姿を見ただけでわかるよ、たぶん、今のままじゃあ、その敵にも勝てないだろう。』
『じゃあ!どうしろってんだよ!アタイは大事な人を失ったんだ!おっさんなんかにわかってたまるか!』涙を流しながら訴えた。
『わかる。俺も地球を守る部隊にいたんだ、俺のいた部隊も敵の襲撃に遭い……俺以外のメンバーは全滅したんだ…それに、俺と親しかった人達も被害にあって…親しかった人達は1人だけしか、生きていなかったんだ…その後ほとんどの戦いは俺1人で戦い抜いたんだ。だが!君にはまだ頼るべき仲間がいるじゃないか!力を合わせて敵を倒せばいいんじゃないか!』
『あんたには!守るべき町があったから戦えたんだ!アタイ達は手も足も出せず、守るべき町を!人を!仲間を!そして愛する人まで!失ったんだ!あんたにはまだ守るべき町があったから守るべき人がいたから戦えたんじゃないか!』涙を流しながらカンナは訴えたそれを見た男は
『その涙は何だ!その涙で世界を守れるのか!足掻いてみせろ!生き抜いてみせろ!大神一郎のためにも!』そうすると彼は腕を突き上げ叫んだ!
『レオーーー!』
次回予告
カンナ『アタイ達が勝つには戦いの本質を知らなければならねえ、おっさんには聞かねえ自分自身で答えを見つけなきゃならねえんだ!』
『次回 サクラ大戦4海に散りし命第九話 獅子の瞳 太正桜に浪漫の嵐!』
『百子さん、タケシ、カオルちゃん。』