ワールドトリガー 一条隊隊長のニセコイ事情   作:ガンプラビルダー

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ついにワールドトリガーのアニメが終わりましたね……


第19話小南 桐絵①小南先輩の依頼

小南先輩と賭けをしてから二日が経った金曜日、小南先輩の賭けに負けてしまった俺だったが、彼女から頼み事は今の所は何もない。

 

もしかしたら小南先輩は賭けのことを忘れてんじゃないのか……

 

そう思いながら俺はいつものようにコーヒーを買いに行こうとしたら小野寺が話しかけてきた。

 

小野寺「あの、一条君は明日は時間空いてる?よかったら一緒にお出かけしない?」

 

えっ?えええええ!!!???

 

小野寺が俺をお出かけに誘ってくれたことにびっくりしてしまった。

 

一条「別に構わないぞ。明日は防衛任務を入れてないからな。」

 

たとえ防衛任務を入れてたとしてもシフトを変更してでも行くぜ俺は。

 

小野寺「よかった。じゃあ、明日の朝9時に近くの公園に来てちょうだいね。」

 

一条「ああ。わかった。明日は遅れずに行くからな。」

 

小野寺と二人っきりでお出かけ……こんな幸運なことってあんのか?

 

俺は期待に胸を躍らせて明日を待っていた。だが、その期待が大きく空振ることになるとはその時は思ってなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日俺は集合時間より30分前に公園で小野寺のことを待っていた。流石俺だ。

 

小野寺「お待たせ一条君。ごめんね遅くなって。」

 

一条「いや、全然……って…あれ?」

 

小野寺が手を振ってやってきたかと思ったらなんと桐崎と鶫、そして千尋がいたのだった。

 

千棘「何よダーリン…その表情は?」

 

千尋「隊長?……もしかして私達、来ちゃいけなかったですか?」

 

鶫「一条 楽。貴様、そんなにお嬢と買い物するのがいやなのか?」

 

一条「いや……別にそういうわけじゃ……」

 

別にこいつらが来るのは悪いことじゃないんだが小野寺と二人っきりでお出かけするんだと思ってたからビックリしちまった。

 

鶫「一条 楽、今日は荷物運びよろしく頼むな。」

 

千尋「私達、沢山買いたいものがあるんでよろしくお願いします。」

 

一条「えっ?荷物運び?」

 

ちょっと待って……俺は今小野寺とお出かけするつもりで来たのにみんな荷物運びって言ってくるけど一体どういうこと?

 

千棘「そうよ。あんたは私達の荷物運びのために呼ばれたんだからしっかりしてよね。」

 

呼ばれたって…誰が荷物運びのために俺を呼んだんだ?

なんかものすごく嫌な予感がするんだが気のせいか?……

 

小野寺「あっ、小南先輩達も来たみたい。」

 

こ…小南先輩!!!???

 

小南「来たわね一条。友達の誘いとなれば断れない男なのねあんたは。ねぇこの間の賭けのことは忘れてないわよね?……」

 

 

小野寺の手を振る向こうには小南先輩と宇佐美先輩そしてとりまるがやって来て俺の嫌な予感は見事に的中したのだった。

 

クソ!小南先輩め!!小野寺のことをいいように使って……許せん!!

 

……と言いたいところだがそんなこと言ったら小南先輩にボコボコにされるのは目に見えてる。俺は小南先輩に何も言えなかったのだ。

 

宇佐美「やっほー。初めまして千棘ちゃん、鶫ちゃん。私は宇佐美 栞。よろしく。」

 

千棘「よ…よろしくお願いします。」

 

鶫「あ…あの宇佐美さん……なぜ私達の名前を知っているのですか?」

 

宇佐美「当たり前よ。なんせ一条君や烏丸君からあなた達のことはぜんぶ聞いているからね。それとここにいる人たちを私が紹介していくわ。」

 

 

 

 

 

 

宇佐美先輩はこいつらに初対面の千尋やレイジさんを紹介しようとした。

 

宇佐美「まずは一条君の隊でオペレーターをやっている南館 千尋ちゃんよ。彼女の情報分析はすごいのよ。」

 

千尋「千棘さん、鶫さん、オススメのお店は私が確認しておいたのでよろしくお願いします。」

 

確かに千尋の情報分析はものすごい。こいつには感謝しないとな。

 

宇佐美「そしてこの落ち着いた筋肉を持っているのが木崎 レイジさん。この人はボーダーの中でもかなりの戦闘力を誇る超人よ。」

 

レイジ「別に超人ではないけどな……」

 

いやいや。レイジさんパーフェクトオールラウンダーだし、かなりの戦闘力を誇るのは正しいと思うけどな。

 

宇佐美「そしてロングヘアの彼女は私と同い年の小南 桐絵。彼女はものすごく騙されやすいのよ。」

 

小南「失礼ね宇佐美。そんなことないわよ。」

 

小南先輩は宇佐美先輩の言葉にカチンときたみたいだ。実際小南先輩はものすごく騙されやすいと思うけどな。

 

烏丸「小南先輩、空から飴が降ってますよ。」

 

小南「えっ?どこからなのよ!?」

 

とりまるのあてずっぽうな嘘にも騙される小南先輩。こんな嘘にも騙されるなんて信じられないなホント……

 

烏丸「嘘ですよ。」

 

小南「また騙したわね!!とりまるーーー!!!!」

 

小南先輩は怒りで我を忘れてとりまるの肩を強く叩く。しばらくしたらすぐに我に戻った。

 

 

小南「ふぅ……まぁいいわ。さてと来れる人はみんな揃ったしじゃあ買い物に行くわよ!」

 

ここにいる女子達はテンションが上がっていたがその分俺の荷物が増えてしまう……

 

けどまあ小野寺や桐崎や鶫の笑顔のためならそのくらいどうってことないけどな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公園から歩いて15分くらいで三門市で一番大きいショッピングモールへと着いたのだった。

 

ここから俺の地獄の筋トレの時間が始まる……

 

千尋「みなさん!私、今日のお買い得商品を事前にリサーチしてきました。みなさんでここの店を全部回りましょう!!」

 

千尋はここのショッピングモールにある専門店の広告を全て俺たちに渡したのであった。

 

やばいなこいつの情報量……ここら辺のお母様方よりもすごいぞこれ……

 

千棘「あっ!この服欲しい!」

 

小野寺「ねぇ千棘ちゃん、このアクセサリーとか可愛いと思うよ。」

 

桐崎や小野寺はテンションが上がりながらチラシを見て欲しいものを探している。

 

こんだけ張り切っているとその分俺が運ぶ荷物の量が増えるんだよな……

 

小南「やるじゃないの千尋。じゃあ頼むわよ一条。」

 

一条「うう……ホント辛いな……」

 

 

 

 

 

小南先輩達は、まずチラシに載っていた大量の服を買い込み、次にアクセサリーを買い込み、そして文房具なども買い込んで俺の手には女子達の買ったものでいっぱいになった。

 

一条「この荷物を運んで歩いていると疲れるな……」

 

烏丸「なんだ。もう根を上げたのか一条。だらしないな。」

 

鶫「そうだぞ一条 楽。そんな弱音を吐いてお嬢の恋人して情けないと思わないのか?」

 

とりまると鶫は弱音を吐いている俺にダメ出しをしてきた。

 

けどさ、二時間もぶっ通しで重たい荷物を運んでるんだぞ。もう少し俺のことを考えてくれよ……

 

レイジ「どれ、俺も少し手伝うからもう弱音を吐くなよ。」

 

レイジさんは自分が買った筋トレ道具を持ってるのにも関わらず、俺の右手に持っている荷物を持ってくれて一気に俺の負担が軽くなった。

 

一条「ありがとうございます。」

 

レイジ「別に構わないぞ。このくらいどうってことはない。」

 

流石落ち着いた筋肉の持ち主だ……レイジさんが持ってる筋トレ道具も結構重いのによく楽々と持てるよな……

 

鶫「レイジさんはすごい力持ちですね。私もものすごく鍛えれば貴方みたいにチカラがつくのでしょうか……」

 

レイジ「いいや。自分に負荷をかけ過ぎると却って逆効果だ。

 

鶫「そうですか……」

 

一条「それにお前はこのままの方が可愛いぞ。」

 

俺はニヤつきながら鶫の頭を撫でた。やっぱりこいつの頭を撫でるのは気持ちいいな……

 

鶫「こ…こら!!私の頭を撫でるのはやめんか!!馬鹿者!!!」

 

鶫は恥ずかしくなって俺のほっぺたを殴った。

 

イテテ……べつにそんななぐんなくてもいいのによ……

 

 

そんな時俺たちが眼鏡屋がある道を通ると宇佐美先輩は店頭に置いてある眼鏡に反応してした。

 

宇佐美「おっ!ねぇねぇ、3人とも眼鏡つけてみない?レンズは入ってないから。」

 

眼鏡好きの宇佐美先輩は小野寺と桐崎と鶫に眼鏡を勧めてきた。

 

 

千棘「私、視力は小咲ちゃんとか似合いそうだと思う。」

 

小野寺「じ…じゃあ私つけてみようかな?」

 

鶫「小野寺さんがつけるのなら私もつけてみます。」

 

桐崎は遠慮したものの桐崎と小野寺と鶫は宇佐美先輩の勧めにより眼鏡をかけた。

 

小野寺「ど…どうかな……みんな……」

 

俺も眼鏡をかけた二人を見ると俺の心拍数は一気に上がった。

 

ヤバイ!!眼鏡をかけたこいつら可愛すぎるだろ!!!

 

宇佐美「三人ともすごく似合ってるよ!!じゃあ記念写真撮るよ。ハイチーズ。」カシャ

 

テンションが上がった宇佐美先輩はスマホを取り出して眼鏡をかけた3人を写真で撮った。

 

ぐう〜……

 

すると小南先輩のお腹がなったのであった。彼女は恥ずかしくなって顔を赤くした。

 

烏丸「小南先輩、お腹すいたのですか?」

 

小南「ち…違うわよ!!」

 

千尋「じゃあフードコートに行きましょう。私がフードコートのお店のおすすめメニューメモしてありますし。」

 

そんなところまで調べてあんのかよ。スゲェな千尋は…

 

小野寺「でも…私そんなにお金持ってきてないよ……」

 

すると小南先輩はとんでも無いことを言ってきた。

 

小南「一条が千棘ちゃんと小咲ちゃんと鶫ちゃんの昼食代を払ってくれるらしいから3人ともなんでも頼みなさいよ!!」

 

千棘「えっ?いいの?ならたくさん頼むわよ!!」

 

おいおい小南先輩!!小南先輩の方が俺より稼いでるだろうが!!!

 

けど小野寺がお金が無いって言うのなら話しは別だけどな…

 

小南先輩の言われた通りフードコートで俺は3人の昼食代を払ってやった。お陰で俺の財布の中身は空っぽだ。

 

仕方なく俺は100円のカップラーメンを買ってお昼を済ませた。

 

 

昼食を食べ終わり午後になっても俺は荷物運びを手伝うのであった。

 

けど半分くらいはレイジさんととりまるも運んでくれたため午前中よりはだいぶ楽だった。

 

 

 

千棘「いや〜…今日は楽しかった。」

 

買い物を終えた桐崎は満足そうな顔をしていた。まぁみんなで買い物っていうのもこいつが日本に来てからは初めてだからな……

 

小南「またみんなで行くわよ!その時は一条また荷物運び頼むわよ!!」

 

マジかよ……また荷物運びを依頼されるのかよ……

 

小野寺「ねぇ、次の月曜日って林間学校だったね。みんなは準備とかもうやったの?」

 

そういえばそうだったな。小南先輩は無駄に体力を消費する行事って言ってたな……けど深夜に行う防衛任務よりはマシだろう多分……

 

千棘「私は昨日鶫と一緒にやっといたわ。」

 

烏丸「俺も一週間前にある程度持ち物を確認しておいた。一条はどうだ?」

 

一条「い…いや。まだだ。」

 

みんなもうやっておいたのかよ……俺も家に帰ったら持ち物とかチェックしないとな。

 

 

そう思って家に帰ろうとした時、俺のスマホが鳴り迅さんからLINEの着信が来ていた。

 

迅(一条少年、ちょっと公園に来てくれないか。話したいことがある。)

 

一条「お…俺家に帰って準備しないといけないから。じゃあな。」

 

小野寺「うん。じゃあね一条君。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はみんなに林間学校の準備をするって言う嘘を吐き、迅さんな待っている公園へと向かった。

 

公園にある自販機の前で迅さんはポンチ揚げを食べながら俺のことを待っていた。

 

迅「来てくれたか一条少年。これでも食べながら話すとするか。」

 

迅さんはそう言ってアイスを俺に差し出し近くにあるベンチに座った。

 

一条「それで話ってなんなんですか?」

 

俺がそう尋ねると迅さんは俺に向けて頭を下げた。

 

迅「一条少年、単刀直入に言う。千棘ちゃんを悪い未来から救って欲しい。」

 

迅さんの突然の言葉に俺はビックリしてしまった。

 

一条「桐崎を救えって一体どういうことですか?」

 

すると迅さんは予想外の言葉を口にした。

 

迅「実は千棘ちゃんが林間学校の最中に森の中に迷い込んでそのまま行方不明になる未来が見えたんだ。」

 

えっ?なんであいつが行方不明になるんだ?俺は迅さんの示した未来に疑問を感じた。

 

けど迅さんの示した未来は高確率で当たる。嘘では無いはずだ。とりあえず

 

一条「あの、そのことについて詳しく教えてください。」

 

迅「すまんな。詳しくは分からない。けど千棘ちゃんを救えるのは一条少年だけだ。勝手なお願いだがこの通りだ。」

 

迅さんは再度頭を下げて俺に頼み込んだ。迅さんがここまで頼んでるわけだし、それに俺の友達が行方不明になったら……

 

俺のだした結論はすでに決まっていた。

 

一条「わかりました。俺が必ずあいつを助けてみせます。」

 

迅「協力に感謝する。それともう一つアドバイスをしておく。お風呂に入る時はみんなと行動しろよ。」

 

迅さんの話が終わった俺は家に帰って林間学校の準備をした。

 

それにしても迅さんが最後に残した風呂に入る時はみんなと行動しろって一体どういうことなんだろうな……

 

 

続く

 

 

 




それにしてもテレ朝でガンダムユニコーンなんて珍しいですよね……なんでTBSでやんないんだろう……

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