ワールドトリガー 一条隊隊長のニセコイ事情   作:ガンプラビルダー

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ワートリ15巻の表紙の太刀川さんがかっこよすぎる!!


一条 楽⑧約束の手がかり

小野寺とぶつかった後、俺は早速職員室へ向かい先生に小野寺の着替えが写っている写真を渡した。

 

さっきは危うく小野寺に誤解されるところだったが、何とか無事渡せたな。

 

それに集のおかげで小野寺の寝顔写真もゲットできたし今日はいい日だったな!

 

………10年前に約束した女の子もこんな風に写真で残ってたら女の子が千棘か小野寺かはっきりするんだけどな………

 

いや待てよ。もしかしたら探せば俺んちにあるかもしれない。

 

俺は早速家に帰って約束の女の子の写真を探すことにした。

 

 

一条「ただいま………って何だよこれ?……」

 

俺が家に帰ると多くの警察官が家の中を調べつくしていたのだった。

 

一征「おぉ、けぇってたか楽。」

 

一条「オイ親父!一体何なんだよ!?何で家に警察の人が来てるんだよ?」

 

すると、俺たちの目の前にガタイがよく額に傷跡がある警察官がやってきた。

 

厳「おい!一通り調べたが本当にトリガーを隠してはおらんよな?」

 

トリガーを隠し持つ?

 

いやいやいくらウチがヤクザだからっと言ってトリガーを手に入れるにはボーダーの関係者にならないといけないはずだ。

 

ウチはボーダーと関係してるのは俺だけだから問題ないはずだ。

 

一征「ああ。何度も言うがウチはトリガーでの裏取引なんてしてねぇ。悪いが今日はけぇってもらうぜ!」

 

すると、警察官は親父のことを強く睨みつけた。

 

厳「……すらごつば(嘘)言うなら許さんばい!!」

 

ガタイのいい警察官はそう言って家から去っていった。

 

それに続いてウチにいた警察官たちも家から出て行った。

 

一条「おい、一体何なんだよ?何でウチに警察官達がたくさん来てたんだ?」

 

一征「実はボーダー隊員の一人がトリガーを無断で民間人に渡した事件が起きてな。

 

おいおい……それって大丈夫なのか!?トリガーを無断で渡したやつがいるのかよ!?

 

民間人にトリガーの情報を知られたらそれを悪用されるかもしれないんだぞ。

 

一条「ひょっとしてそれがきっかけでウチと警察の全面戦争になるんじゃないだろうな?」

 

もしそうなればボーダーも黙って見てるわけないし、最悪の場合、集英組と警察そしてボーダーとの全面戦争になりかねない。

 

 

 

一征「安心しろ。そうならねぇよう警察の方には俺が警察のボスに話しつけくつもりだ。」

 

一条「ふーん……ならいいんだけど。それよりも俺が10年前に約束した女の子の写真とかって残ってないか?」

 

一征「ん?何だそんことか。あるぞウチに。」

 

えっ?ええええええええええ!!!!???

ウゾだろ!!!???

 

親父のあっさりとした言葉に俺は驚いた。

 

一条「嘘だろ!?ウチの中を探してもなかったのに!!」

 

 

一征「あれは蔵の奥深くにあるんだよ。あと、確かオメェにせがまれてカギ持った女の子と撮った写真だったな。なんかその女の子と大事な約束がどうとか言ってたが?」

 

大事な約束……まさかこんな身近なところで約束のことについて聞くことができたなんて。

 

俺はすぐさま蔵の中へ向かい徹底的に写真を探した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………あ〜〜眠い………

 

 

それにしてもあの後、女の子の写真必死になってめっちゃ探したのに全然見つからなかったな。本当にそんな写真が残ってるのか疑問に思ってきた。

 

とりあえずショートホームルームが始まるまで机で寝ようとすると集がやってきた。

 

集「おーい楽!今日の放課後空いてるよな?」

 

一条「えっ?別に問題ないがどうした?」

 

集「ならハンバーガーショップで勉強会しようぜ!」

 

一条「………あのな、勉強会ってのは対策をしてる奴が行うことなんだ。俺みたいにしっかり勉強してる奴はそんなもんにはいかねぇんだよ。」

 

俺、久々に真面目なことを言ったな。

 

とは言いつつも本当は防衛任務の時間まで女の子の写真を探したいだけなんだけどな。

 

集「小野寺ちゃんや桐崎さんも来るけど」

 

一条「えっ?マジで!?」

 

その言葉に反応して俺の心は一気に揺らいだ。

 

………仕方がないな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、俺は防衛任務の時間まで近所のマ◯クで勉強会を行うことにした。

 

俺と集、とりまるの他には千棘や小野寺、鶫に宮本そして特別講師として勉強のできる小南先輩が来ていた。

 

千棘「学校帰りにマッ◯とかテンション上がるーーー!!!」

 

一条「おい千棘、ここはお前んちじゃねぇんだぞ。」

 

千棘「ふん!言われなくてもわかってるわよ!」

 

にしても千棘のやつ、ちょっと前は友達作るのにも苦労してたのに随分変わったもんだ。

 

…………千棘なのか約束の女の子は……もうすぐでわかるんだ約束の女の子がどっちなのか……

 

 

小南「ちょっと一条!何ぼさっとしてんのよ!!もうみんな席に座ってるわよ!」

 

一条「小南先輩……すみません。」

 

約束し女の子のことを考えている俺に対し小南先輩は俺の背中を強く叩いた。

 

小南「全く防衛任務も今日はあるんだからしっかりしなさいよ!」

 

…そうだな………女の子の事は防衛任務が終わってからゆっくり考えることにして今は勉強に集中するか。

 

烏丸「さてと、一条も来たことだしどう座るか?」

 

るり「小咲は一条君の隣なんかどう?」

 

小野寺「るりちゃん!?そ……そんなのい…一条君に迷惑じゃ……」

 

一条「いや、俺は別に問題ないが。」

 

小野寺「うん。やっぱりいいよ。一条君は千棘ちゃんと座ったら。お互いカップルなんだし。」

 

小野寺の態度は俺の予想とは違いいつもよりヨソヨソしかった。

 

そして宮本と視線だけで会話を始めた。

 

 

集「そういえば誠士郎ちゃんは勉強会初めてだったね。勉強はできる方?」

 

鶫「まぁ人並みには。クロード様にはどの大学にも楽に入れるように言われてるもので。」

 

千棘「日本の授業思ってたより簡単よね〜。」

 

鶫「ええ。そうですね。」

 

小野寺「すごいね鶫ちゃん。やっぱり頭がいいんだね。」

 

鶫「いえ…そんな……」

 

小南「まぁ私と同じくらいの成績なのは認めてあげるわ。」

 

くそ!授業が簡単だなんて俺も言ってみたいもんだ。みんながその話で盛り上がっている時、俺は

 

鶫「ん?一条 楽、貴様そんな問題も解けないのか?」

 

一条「何だよどうしてもわかんねぇんだよ。」

 

頭がいいからと言って他人をからかうのはやめて欲しいもんだ。すると、

 

鶫「どれ、私が教えてやる。いいか?」

 

鶫はそう言って俺の前にやってきて丁寧に教えてくれた。

 

彼女の教えてる姿とがすごく可愛らしい……

 

鶫「おい!何をジロジロ見ている?ちゃんと聞いてるのか?」

 

一条「えっ?ああ。ちゃんと聞いてるぞ。」

 

いかん!鶫の顔が近かったからついドキドキしてしまった!!

 

一条「それにしても、お前教えるのうまいな。すんなり理解できたわ。」

 

俺がそう言うと彼女は顔を赤くした。

 

鶫「そ……そうか……なら後は自分でできるな?」

 

鶫は顔を赤くしたまま自分の席へ戻っていった。

 

 

烏丸「小南先輩、ここの問題教えてくれませんか?」

 

小南「しょうがないわね。どれ、ちょっと見せなさい。」

 

とりまるも小南先輩からわからないところを教えてもらう。

 

あいつ、いつもは小南先輩をからかったりするのになんだかんだで先輩を頼りにしてんだな。

 

小南「いい?大体こんなもんね。」

 

烏丸「はい。教えてくれてありがとうございます。先輩の教え方、俺結構好きですよ。」

 

小南「また……そんな嘘ついて。」

 

小南先輩はとりまるが褒めてくれて少しだけ照れた。後輩に褒められるとやっぱり照れるんだろうな。

 

烏丸「本当ですよ。」

 

小南「………そう……」

 

小南先輩も照れたまま自分の席へ戻ろうとした。

 

鶫と小南先輩が席に座ると集は気持ち悪い笑顔で二人を見つめてきた。

 

それにキレた二人は集をボコボコにした。

 

やばいな……普通の人があんなの食らえば普通死ぬぞ……

 

 

集「あっそうだ。テスト勉強も大事だったけどキョーコちゃんから英語の宿題渡されてたんだ。」

 

こいつ、さっき鶫と小南先輩にボコられたばっかりなのに立ち直り早いな。不死身かよ?

 

烏丸「まぁこっちには桐崎と小南先輩に頼めばから大丈夫だけどな。」

 

小野寺「あっそうか千棘ちゃんは英語得意だもんね。」

 

集「というわけで桐崎さん、小南先輩、この英文を翻訳してくんない?」

 

千棘「えっ?うん。いいわよ。」

 

小南「じゃあ、私はジョージの役をやるわ。」

 

二人は息を合わせて宿題を英文を読み始めた。

 

 

千棘「ちょっとジョージ!あの女は一体誰なの?」

 

えっ?な…なんだ?

 

小南「し…知らないわよアンナ。身に覚えのないことだ。」

 

千棘「私とあの女、どっちが大事だっていうの?」

 

おいおい!!一体なんのドラマだよ!?全くキョーコちゃんはおかしなものを英訳するもんだ。

 

すると、小野寺は笑いのツボにハマって笑いが止まらなくなった。

 

小野寺のこんな笑ってる姿なんてなかなか見れないレアもんだな。

 

にしても、小野寺の様子を見るに約束の女の子に見えてくるんだけどな……

 

 

集「それでお前はどっちが好きだ?」

 

一条「えっ?そんなの小野寺……って、えっ?」

 

ふと我に戻って周りを見るとみんなはキョトンとした顔で俺を見つめてきた。

 

烏丸「なんだ?小野寺味のシェイクなんてないぞ。」

 

集「チョコシェイクとバニラシェイクどっちが好きかって聞いたんだけど。」

 

一条「お……小野寺はどっちが好きなんだ?」

 

小野寺「私はストロベリーかな?」

 

一条「き……奇遇だな。俺ストロベリーが好きなんだ!!」

 

あぶねぇ……危うく公開処刑するところだった……

 

こんな感じで告白だなんて絶対にごめんだ。

 

るり「それで、話の続きはどうなったの?」

 

千棘「あっ、そうそう。続き続き。」

 

にしても千棘の様子を見てるとやっぱり女の子の様子とちょっと違うんだけどな……

 

千棘「いいえ違うわ。私こそがあなたの運命の人なのよ。」

 

ブウッ!!!!

 

運命という言葉を聞いてつい反応してしまい飲んでいたシェイクを吐き出した。

 

千棘「なによ……汚いわね……」

 

一条「す……すまん……」

 

小南「ちょっと、今日のあんたなんかおかしいわよ。一体どうしたっていうの?」

 

烏丸「あれ?小南先輩は知らないんですか?一条は今、集英組に伝わる呪いにかかっているんですよ。」

 

小南「何よその呪いって?」

 

こいつ……また小南先輩に嘘をついてからかうつもりだな……

 

烏丸「集英組の呪いを受けた一条は自分でも言ってることがわからなくなってるんです。そして一条は3日後に倒れこんで死んでしまうんですよ。」

 

小南「えっ?一条はもう治らないの!?」

 

千棘「ちょっと嘘でしょ?……ねぇ、死なないでよ!!」

 

二人とも俺のことを

 

烏丸「嘘です。」

 

千棘と小南「「えっ?」」

 

烏丸「本当はそんな呪いなんてありません。」

 

すると、俺のことを心配していた二人の表情はガラリと変わった。

 

小南「キイイイイイ!!!!また騙したわね一条!!!」

 

千棘「騙すんじゃないわよこのアホもやし!!!!」

 

一条「グハッ!!」

 

俺は二人からのダブルパンチをくらい散々な目にあった。

 

もう痛い目見るのは嫌だから約束の女の子のことは家に帰ってからじっくり考えるとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防衛任務が終わり俺は蔵の中へ行き親父から言われた箱を探した。

 

一条「えっと……親父のいう箱は……ん?もしかしてこれか?」

 

蔵中を満遍なく探した俺はついに箱を見つけた。

 

けど、約束の女の子が千棘なのか小野寺なのかわからないという不安がある……

 

いや、んなもん開けてみないとわかんねぇ!!

 

勢いに任せた俺は覚悟を決めて箱を開けた。

その中身には確かに幼い頃の俺が写っていた。

 

だが………

 

一条「この女の子って………千棘でも、小野寺でもない……」

 

俺の隣に写っていた女の子は小野寺でも千棘でもなかった。

 

けど俺の頭の中には確かに見覚えのある女の子だった。

 

続く

 

 




そういえば、おそ松さんの監督の人が左門君を絶賛してましたね。面白いのでオススメですよ。

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次回もトリガーオン!!
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