ワールドトリガー 一条隊隊長のニセコイ事情   作:ガンプラビルダー

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ヤクザとギャングの全面戦争を防ぐため千棘と恋人のふりをすることになった俺は、千棘とデートすることになった。だが俺たちの前に突如異世界からの門が現れたのだった。


第7話 一条楽③守るべきもの

 

「門発生!門発生!住民の皆さんは直ちに避難してください。」

 

俺たちの前に現れたゲート、目の前にはのバムスターが二匹現れるのであった。

 

千棘「な…何よこれ!?どうして警戒区域じゃない場所で近界民が現れるわけ?」

 

俺にだってわからない。でもここに現れた以上人間のトリオン器官を狙っているのは事実だ。

 

クロード「お嬢ーーーーー!!!!!!

おさがりください!!ここは私が!!!!」

 

ずっと隠れていたクロードはバムスターに向けてスモーク弾を投げたのであった。

スモークに包まれたバムスターはなんと麻痺していたのだ。

 

クロード「さあ今のうちにお逃げください。」

 

千棘「でも、あんたはどうすんのよ?」

 

クロード「ご安心ください。私はあらゆる不可能を可能にしてきた男です。この程度では死にません。さあ早く避難シェルターへ。」

 

千棘「ええ。わかった。」

 

今スマホを持ってない俺は隊員達に連絡できない。近くの避難シェルターに桐崎を避難させて俺はあのバムスターを倒すことにするかな。

 

クロード「おい小僧!お嬢を守りきれなかったらただじゃすまないからな。」

 

一条「わかってますよ。さあ行くぞ桐崎!」

 

千棘「ふん!言われなくてもわかってるわよ。」

 

俺たちはクロードの言う通り避難シェルターに行くことにした。

 

俺たちが逃げていくのを確認したクロードは、俺たちと逆方向へ回り込み、しびれが治ったバムスターに向けて銃を発砲しバムスターをおびき寄せるのであった。

正直無謀な作戦だが動きの遅いバムスターには多少効果がある。

 

 

 

 

千棘「ねえ、逃げるって言ってもどこに逃げるのよ?」

 

一条「近くに避難するシェルターがある。そこへ行くぞ。」

 

俺たちは必死になって避難シェルターへと向かう。

幸いバムスターは移動速度が遅く、近くにはモールモッドやパンダーはいない。このまま走れば逃げられる。そして避難シェルターまで目の前に迫った時だった。思いもよらぬことが起きてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

千棘「あっ!!」

 

桐崎は石につまづいてしまい転んでしまい膝を擦りむいてしまったのだ。

それに気づいた俺はすぐさま走るのをやめて桐崎の方へ向かった。

 

一条「大丈夫か桐崎?」

 

千棘「何やってるのよ?私なんか置いてさっさと逃げなさい。あんたまで死んじゃうわよ。」

 

俺たちの後方には別の門から現れたと思われるバムスターが3体も桐崎を狙ってやってくる。だが俺の選択肢は、

 

一条「うるせえ!!!そんなことことできるかよ!!!」

 

どんなやつであったとしてもトリオン兵から逃げているやつを見捨てるなんて俺にはできない。

 

一条「たとえ偽物の彼氏だとしても女を守れないような男はいねえ!!だからお前のことはこの俺が守ってやる!!!」

 

俺はポケットに入れておいたトリガーを取り出した。

 

一条「トリガー起動!!!!」

 

俺の肉体はトリオン体へと変わり戦闘状態になったのだ。

 

一条「後は俺に任せとけ。」

 

だが近くに桐崎がいる状況だとメテオラを使えばこいつにまで巻き添いをくらう。俺はグラスホッパーでバムスターに接近し、主力武器の孤月で弱点であるバムスターの目を切り裂き、一匹目を撃破した。

 

撃退したバムスターの背中に踏み台にしてジャンプし、ハウンドの集中砲火でバムスターをもう一匹撃退する。

 

一条「これでラストだ!!」

 

俺は残っているバムスターの目に孤月を振り下ろし俺たちの前にやってきたバムスターを全て撃退してひと段落ついたかと思った。

 

その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「門発生!門発生!住民の皆さんは直ちに避難して下さい。」

 

俺たちの近くで再び門が発生しトリオンが現れる。今度は攻撃型のモールモッド2匹と砲撃型のパンダーが1匹現れ桐崎のところへ近づいてきた。まずいな……こいつらはバムスターとは違って何かしら武器を持っている。

なんとかしないと。

 

 

 

 

一方小野寺達の前にも攻撃型トリオン兵のモールモッドが三匹目の前に現れ俺たちと同じように危機的状況であったのだ。

 

小南「三人とも下がってなさい。こいつは私が倒すわ。トリガー起動!!!!」

 

小南先輩はトリガーを起動して専用トリガーの双月(そうげつ)を連結させて巨大な斧にする。

 

小南「千尋、あんたは警戒区域にいるボーダー隊員に今すぐ連絡して頂戴。」

 

千尋「了解しました。」

 

小南先輩は正面からモールモッドに突っ込んで威力の高い双月を振り下ろしモールモッドを一瞬にして撃退する。

双月のパワーは凄まじく俺が使っている孤月とは比べ物にならない強さだ。

 

小南「さてと。目の前にいるモールモッドも倒したしあんたたちは早く避難シェルターへ行きなさい。」

 

小野寺「でも、小南先輩はどうするのですか?」

 

小南「私は残っているトリオン兵を始末するわ。さあ行きなさい!」

 

小野寺達3人は小南先輩の言われた通り避難場所シェルターへと逃げるのであった。そして小南先輩は近くにいるトリオン兵をたくさん撃退する。

 

 

 

 

 

 

俺たちを庇ってバムスターを逆方向におびき寄せているクロードも別方向からパンダーが現れてピンチであったのだ。

 

クロード「ここに来て別のトリオン兵が現れるとは。残りの弾数も少ない…もはやここまでか…」

 

その時クロードの元に諏訪さんが駆けつけたのだった。

 

諏訪「そこの兄ちゃん、下がってな。こいつは俺が仕留める!!!」

 

諏訪さんはそう言って散弾銃をまずは砲撃型のパンダーに向けて発射する。

そしてクロードがおびき寄せていたバムスターにも散弾銃を発砲し撃退した。

 

クロード「これがトリガーの力……普通の鉛弾とは比べ物にならない強さだ……」

 

諏訪「またトリオン兵が来たとしても俺がついている。だから安心しな兄ちゃん。」

 

クロード「すまない。礼を言う。」

 

 

 

 

 

 

 

そしてモールモッドとパンダーが目の前に現れた俺たち。

俺のトリガーには桐崎を守るためのシールドやエスクードは持ってないしこいつらをすぐに倒さないと桐崎が大変なことになる。

 

俺はトリオン兵と長期戦にならないようサイドエフェクトの「俊足」を起動しパンダーが砲撃する前に奴に接近して孤月を振り下ろす。

 

そして弱点である目に孤月で切り裂いてパンダーを撃退する。その間モールモッドは桐崎の方へと襲いかかってくる。俺はグラスホッパーで空を飛び、モールモッドの真上に行く。

 

一条「旋空弧月!!!!」

 

俺はモールモッドの真上から旋空孤月の刃を出して奴らを二匹まとめて真っ二つにした。

これでモールモッドとパンダーも全部撃退するのであった。

 

一条「大丈夫か桐崎?」

 

千棘「え?ええ…何とか……」

 

俺は桐崎が無事かどうか確認して擦りむいた時にできた傷を確認する。

 

一条「怪我してんだろ?消毒液と絆創膏持ってるから手当てしてやる。」

 

千棘「別にいいよ……こんな怪我大したことないし。」

 

こんな時でも意地を張る桐崎、でも俺は怪我している人を放っておくことができず、無言で桐崎に手当てを始める。

 

千棘「ちょっといらないって言ってるでしょ?」

 

一条「いいから。三門市民を守るのがボーダーの使命なんだから。」

 

俺はそう言って傷口に消毒液を塗って絆創膏をはる。

 

一条「ほらよ。これでもう大丈夫だ。」

 

千棘「……やっぱり今日はひどい一日だったよ。あんたとデートするはめになったし、近界民までやってくるし、でもあんたが近界民から助けてくれたことだけは感謝してる…」

 

桐崎は顔を赤くしてためらいながらも小声でそう言ってきた。こいつからお礼を言われんのは初めてだな。

 

一条「何だよ……素直にありがとうって言えばいいのに可愛くねぇな。」

 

千棘「はあ?何で私があんたに素直になんなきゃいけないわけ?恋人でいるのも演技なんだからね。」

 

一条「何だと!?こっちだってお前と好き好んで恋人のフリしてるんじゃねえんだからな。」

 

いつものように喧嘩が始まる俺たち。でも一人の三門市民いや桐崎の命を守ることができて本当によかった。

 

続く

 




いかがでしたか?今週のニセコイは鶫がとにかく可愛かったですね。天使でした。

原作とは大分違う展開になりましたがなかなか面白く書けたと思います。

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