どこか他作品と被ってるかもしれませんが被らないように頑張っていきます。
正直そういった作品に影響されました。
そこのところをご理解ください。
身長153cm、体重45kg、外見は幼さが残っている16歳の少年。
その名は織斑一夏。
その存在がいるだけで誰もが心和む存在である可愛い男の子。
そんな彼がいるのは女性しか動かせないIS、通称<インフィニット・ストラトス>を扱う未来の国家代表を育てる学び舎、IS学園である。
(うううぅ・・・・・・・・・辛い・・・・・・)
一人、女子だらけの教室にいる一夏はそのアウェー感に堪えられなかった。一夏は窓際に座っている幼馴染であろう篠ノ之箒の方を見る。が、一夏と一瞬目が合った瞬間顔を反らしてしまう。
(ううぅ・・・・・・・・助けてぇ・・・・・・)
そんな時教室に一人の先生が入って来た。
「えーと、皆さんおはようございます。今日からあなたたちの副担任になる山田真耶です。よろしくお願いします。」
山田先生は丁寧に挨拶をするが誰一人手返事をしない。
「(ええっと・・・・・・・・・・・これ可哀そうだよね。)よ、よろしくお願いします。」
一夏が返事をしてくれたことに山田先生は救われた。
「じゃ、じゃあ出席番号順に自己紹介をお願いします。まずは出席番号1番の人からお願いします。」
「はい。」
そうしてしばらく自己紹介が行われ、ついに一夏の番になった。
「じゃあ次は織斑一夏君、お願いします。」
「は、はい。」
一夏は席を立ちあがり、教卓に立つ。
(うわっ!皆すっごく刺すような視線をしてるよ・・・・・・・怖いよ。)
一夏は思わず涙目になってしまう。
((なんだろう・・・・・・・・・・・・かわいい分、涙目だと母性本能がくすぐられる。))
生徒だけでなく山田先生ですら思ってしまった。そんなとき彼に救いの女神が舞い降りる。
「遅れてすまない。会議が長引いてしまってな。」
(あ、千冬お姉ちゃんだ。でもなんでって・・・・・・・・・・・・・教師しかないよね。)
一夏の目に映ったのは実の姉、織斑千冬の姿であった。
「諸君、私が君たちの担任の織斑千冬だ。まだ若干15,16のお前たちを指導する。」
千冬がそう言った瞬間、一夏は直感を信じてに耳を塞いだ。刹那、女子たちの黄色い悲鳴が響き渡る。
『キャ―――――――――――――――――――――――――ッ!!!!』
「本物の千冬様よ!」
「我が人生で最高の瞬間よ!」
「お母さんありがとう。今度母の日にはスーパーの花以外を買ってあげるね。」
そんな声が聞こえる中、千冬は呆れる。
「全く、なぜ私が担任するクラスはこうもバカが多いのだ?」
『キャ――――――――――ッ!!』
「厳しく指導して―――!」
「でも時にやさしく!」
「千冬様色に私を染めて―――――――!」
最後危ない発言をしたことに千冬は華麗にスルーする。
「それで、そこの生徒はまだ自己紹介が終わってないのか?」
「あ、はい。」
「ならさっさと自己紹介をしろ。後がつっかえる。」
「はい。え、えっと・・・・・」
一夏はどう自己紹介をしようかと考え込んでしまう。
「はぁ・・・・・・・」
千冬は溜息を吐くと一夏も耳元で囁いた。
「普段通りの挨拶をしろ。これと言った個性を出さなくてもいいからな。」
「ありがとう、千冬お姉ちゃん。」
「ここでは織斑先生だぞ。」
そんなやり取りをしたのちに一夏は自己紹介をする。
「えっと、織斑一夏です。男でいきなりISを動かして戸惑っています。色々迷惑を掛けるかもしれませんがよろしくお願いします。」
丁寧にお辞儀をして自己紹介を終える。
「うむ、見本になるほどの自己紹介だな。では自己紹介の続きをお願いします、山田先生。」
「あ、はい!では次の人―――」
こうしてHRは終わっていった。
昼休みになっても一夏の姿を見ようと廊下には多くの生徒たちが集まっていた。中には2,3年生の生徒たちもいたが誰も話しかけられない緊張状態が続いていた。
「ちょっといいか?」
「っ!うん、いいよ。でもここじゃ話しづらいから屋上でいい、箒ちゃん?」
「ああ、いいぞ。」
一夏が席から立ち上がると箒は一夏の手を握り屋上へと誘導する。
屋上に着くなり箒は一夏の方を向く。
「久しぶりだな、一夏。」
「うん、久しぶりだね箒ちゃん。小学4年生の日以来だね。」
「ああ。」
「そういえば剣道大会優勝おめでとう。」
「知ってたのか?新聞でも地方欄にぽつりとある程度だぞ?」
「うん。社会時の情報を知っておくことも大事だからね。それに千冬お姉ちゃんに恩を返したからね。」
「相変わらず律儀だな、お前は。」
「えへへ。」
一夏はテレ顔をして頭を掻く。
(全く、こんなに可愛いのにいざと言うときはカッコよくなるのだからな。)
「あ、そういえば箒ちゃん、四年生の時のあの日の告白なんだけど・・・・・・・・・」
「っ!お、覚えててくれたのか?」
「うん。大事なことだからね。」
「そ、そうか/////////(あ、ああんな前のことを覚えててくれたのか・・・・・・・ほ、本当に律儀だな)」
「えっとね、その・・・・・」
「う、うむ・・・」
一夏は指をモジモジしながら答える。
「その・・・・・・・・・もう少し待ってもらえないかな?」
「・・・・・・・・・・へ?」
「その・・・・・・・・付き合うとなるとまだ養えるような経済力ないといけないし・・・・・なにより千冬お姉ちゃんを見ているからそう思えるんだよね。」
一夏のその言葉を聞いた途端に箒は理解した。一夏は両親が突然いなくなったため今まで千冬が養っていた。そんな千冬の背中を見ていた一夏だからこその答えだった。
「・・・・・・・・・・わかった。だが私とて待てないからな。アピールをするぞ。」
「うん。」
一夏がそう答えるとチャイムが鳴った。
「あ、戻らないと千冬お姉ちゃんに怒られるから急ご。」
「ああ。」
箒の手を一夏は引っ張り、教室に戻って行った。