「で、どうなのよIS学園での生活は?」
「う~ん、一人しかいないからあんまりいい居心地しないかな?」
「でもと男からしたら夢のようだぜ。あ、あと連絡してくれてありがとな。」
「うん。蘭ちゃんに伝えとかないと弾君いつも被害受けるもんね。」
今日は休日。一夏は親友の五反田弾の家でゲームをしながら会話をしていた。
「それにしてもよ、なんか向こうで気になる子とかいるのか?」
「気になるというか幼馴染と再会したよ。鈴ちゃんと箒ちゃん。」
「箒ってのは前に言ってた剣道のだろ。んで鈴か。そういやアイツと別れた時になんか言われてたけどあれって何だったんんだ?」
「あれは別れ際の告白だったんだよ。
「チョォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオイ!なんだよそれ!」
「わー!」
大声を上げる段に一夏は耳を抑える。
「初めてソレ聞いたわ!てかなにフラグ建築してんだよお前!つーか、お前それ以外にも絶対好意寄せられてるだろ!」
「う・・・・・・・・・・・・・否定できない。」
「・・・・・・・・・はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。」
弾は盛大に溜息を吐く。
「お前ざー、そんな見た目だとなんでも天の勝手世の男共は思うぞ。ま、俺もそうだけどな。」
「でも弾君はまじめ秘書の人が好きだよね。」
「それを言うなー!」
弾がそう言った途端、弾の部屋の扉がノックされる。
「一夏さん、昼食の準備ができたんで下に降りませんか?」
「うん、そうするよ。ありがとう蘭ちゃん。後、そのドレス似合ってるよ。」
純粋な笑顔で言う一夏に欄は顔を耳まで赤くする。
「い、いいへ!どうっふぇほとないへふ!」
口が回らず何を言っているのかわからないが蘭は言い終えると急いで下に降りた。
「お前相変わらずだな。」
「うん・・・・・・・・邪な気持ちはないんだけどね。それに蘭ちゃんの好意もわかるし。」
「そっか。それで朴念仁ならわが妹ながら可哀そうに思えた。」
「妹じゃなかったら?」
「不幸を見て楽しんでいた。」
「外道神父。」
「待て一夏。俺はあの中華料理屋の様な外道麻婆を口にすることはできない。てかあれ食える奴いるのか?」
「う~ん、どうだろう?僕の知る限りいないよ。てかあの店のおかげでこの町ある意味激辛料理挑戦名所ってなってるし。」
「つーかなんであの人この街に引っ越してきたわけ!」
「麻婆食べたら答えるんじゃない?」
「死んでも食うか!」
「お引越しでーす。」
「「へ?」」
一夏が外に出て部屋に戻り、しばらく過ごしていると山田先生が入って来た。
「お引越しって・・・・・・・・・・部屋割りが終わったんですか?」
「はい。結構苦労しましたけど終わりました。急なことで申し訳ないんですけどやはり同年代の男女が一緒と言うのはちょっと問題なので悪いんですけど篠ノ之さん、荷物をまとめてくれますか?」
「わ、わかりました・・・・・・・・(せっかく一夏と一緒の部屋になれたのに・・・・・・・・・・くっ!)」
箒は口では納得するが内心は悔しがっていた。
「箒ちゃん、手伝おうか?」
「い、いや大丈夫だ一夏(と言うか下着などはちょっと・・・・・・・・しょ、勝負下着もあるし//////////)」
知らないところで変わった方向の成長をしている箒であった。
しばらくして箒のみ持つが纏め終わり箒がいなくなった1025号室は一夏が一人でいた。
「こうしてみると一人部屋って寂しいんだね~。」
一夏がそう呟いていると部屋をノックしてくる音が部屋に響き渡った。
「は~い。」
一夏はそれに応えるように部屋の扉を開けるとそこには箒がいた。
「あれ、箒ちゃん?忘れ物でもした?」
「い、いやそうじゃない。一夏、その・・・・・・・・・・だな。」
「うん?」
「わ、私が今度の学年別トーナメントで優勝したら、その・・・・・・・私とつ・・・・・・で、デートをしてくれ!」
「うん、いいよ。別にこんな機会じゃなくても予定が合えばするけど?」
「そ、そうなのか!いや、お前だからかもしれんが・・・・・・・・・・・・ま、まあいい。今の約束忘れるなよ。」
「うん!」
二人だけの約束であったが、それを脇から聞いているものがいた。
「聞いた?」
「聞いた聞いた!」
「これはみんなに知らせなくちゃ!」
IS学園付近のホテルの一室に手腰まである銀髪を伸ばした一人の女の子が窓越しにIS学園を見ていた。
「ようやく会えるな、嫁!」