インフィニット・ストラトス 異世界からの訪問者 『凍結』 作:抹殺完了
アル「正宗だよ」
アイギス「誰か真っ二つになるの?」
正に地獄絵図、其れが正しく当て嵌まる
人間が沢山死んでいる
死んだ人間も生きている人間も一様に絶望した表情をしている。
彼等が絶望した理由は一つ
其処に転がっている一機のISと鋭利な物で斬られて絶命した1人の人間。
彼と彼のISは二機の邪悪なISと対峙したのだが…結果
彼の何も出来ず彼等の前で死んだ
何で彼が…彼は絶対勝利の能力を持っていた筈なのに…
「死にたくない!」
1人の女性が叫ぶ
刹那
彼女の首が飛ぶ
「死ね」
そう二機のISのウチの一機のISパイロットである人物が言う、声からして女なのだろうか?だが…出来損ないは兄さんと呼んだ。
彼は次々とこの逃げられない地獄絵図にいる人間達を殺害していく。
「ヒッ…ヒィ!」
五反田弾はこの恐ろしい光景に尻餅しながら後ずさる。
後ずさると何かにぶつける
「?」
何だと五反田弾はぶつかった物を見て悲鳴をあげる。
「おっ親父…」
彼がぶつかったのは無惨に頭を破裂した自分の祖父五反田厳の物だった。
ズルッ…ズルッ…
彼の耳に何かが近ずく音が聞こえる
彼は慌てて近くにあった包丁を持ち構える
ズルッ…ズルッ…
音は確実に此処に来ている
ズルッ…ズルッ…
彼は来るであろう音の人物を確実に殺す為に震えている包丁を無理矢理抑える。
「ッ‼︎」
音が来た!
五反田弾は包丁を音の自分に突き立てる。
「アァァァアアアアアアア‼︎‼︎」
更に何度も何度も包丁を突き立てる。
グチャッ!グチャッ!とグロテスクな音が聞こえる。
「シネェェェエエエ‼︎出来損ないィィィィ‼︎」
何度も何度も何度も何度も何度も包丁を突き立てる
が…
「おにぃ…いたいよぉ……」
か弱い…虫のような小さな声が聞こえる
この声…小さいが知っている…この声
「ぁっあぁ…らっ蘭」
カランと包丁が手から落ちる
今まで彼が突き立てていたのは実の妹である五反田蘭だった。
「おにぃ…おにぃ…」
「アッあぁ…」
五反田弾は地面に崩れ落ちる
「おにぃ…だずげでぇ」
「アァァァ‼︎‼︎‼︎」
グチャリ
そんな音が聞こえる、聞こえたのは自分の近くだ
五反田蘭の方を見る
蘭の頭があった場所にあったのは黒い足だ。
そう足だ
頭ではなく
「よう弾」
自分の上から聞こえる、本来自分が殺そうとした人物
「デギゾコナァイィィィ‼︎」
五反田弾は落ちた包丁を拾い上げ出来損ない…否織斑一夏に向かう。
だが…無謀
そう無謀だ彼がやる事は
たがが…包丁でISのシールドエネルギーを削れる訳がない
当然のように五反田弾の持つ、包丁の手ごと手刀で斬り落とされる。
「あぁぁ⁉︎」
更に五反田弾の首を掴む
「なぁ弾これ判るか?」
織斑一夏は弾に一つの瓶を見せる。
「これはマジックアイテム『アシッドカプセル』あらゆる物を溶かせる証拠隠滅用のアイテムだ」
織斑一夏はそのカプセルの蓋を弾き、五反田弾の口を無理矢理開け酸を口の中に入れる。
「?‼︎…‼︎ッ‼︎」
身体の内部が溶かされるに喉を溶かされでもしない悲鳴をあげる
「せいぜい苦しみながら死ね」
織斑一夏は侮蔑にも似た視線を無様な踊りをしている、五反田弾に向けた後
もう一人のISパイロットの方に向かっていく。
アイギス「血も涙もねぇ‼︎」
アル「コレでも主人公の1人なんだぜ?」
アイギス「此処まで容赦ない一夏ってあんまり見ないよね」
アル「せやな、次の話はドイツとフランスが出てくるよ。」