インフィニット・ストラトス 異世界からの訪問者 『凍結』 作:抹殺完了
白い空間
其処に丸いテーブルと椅子に腰掛けている、アル・アジフがいた。
「……」
音もなく扉が出現
「『母さん』待った?」
扉から白いワンピースを着た、アル・アジフに似た少女が現れる
「別に待ってないよ『ネロ』まだコーヒーは一杯しか飲んでないし。」
「カフェイン中毒者め」
「五月蝿い、甘味中毒者」
「ぬぅ〜」
ネロっと言われた少女の頬が膨らむと同時にまた扉が出現する、今度の扉はさっきの洋風だった扉と違い和風だ。
「久しゅうございます『母上』……あら?ワッチが一番だと思ったらいたのか『ネクロノミコン』」
「ふふん♪私が一番だぞ、残念だったな『死霊秘法』」
「ふっ…この程度で勝ち誇るなんて可愛いものよ古本娘」
「なんだと⁉︎それだったらお前なんか年増だろ!」
「とっ…年増ぃ⁉︎まな板おチビ!」
「ホルスタイン!」
「ヌリカベ!」
「二人とも止めて…全く」
何時も会うたびにこんなんだもんなぁ
「それで母さん、アイツはまだ来ないのか?」
ネクロノミコン…ネロが最後の1人が来ないことを疑問に思い聞いてくるが
「大丈夫来たよ」
ウチが見つめた場所を見ると其処に血だまりが出来ている
血だまりがどんどんと人型になっていき、紅い露出度が高いドレスを着た少女になる。
「久し振りですわぁ『お母様』に二人とも」
「久し振りだね、『アナザー』まあ椅子に座って」
今此処にいる三人はウチが創った『写本』だ。
最初に現れたのは『ネクロノミコン』通称『ネロ』、他の子には『古本娘』っていわれていりウチが一番最初に創った写本で長女だけど…子供っぼくて頭を撫でるとふにゃふにゃして可愛い。
次に現れたのは『死霊秘法』通称『レイ』二番目の子で古い言葉で喋ったりしている、ウチと同じく長身で胸がデカくネロに嫉妬されてる。レイの膝枕は気持ちい。
でっ…最後に現れたのは『アナザーアル・アジフ』通称『アナザー』この子は他の子と違いウチの『血』で創られた魔道書型神器だ。
つまり『血液版アル・アジフ』みたいな感じだ、まぁ…性格とか全然違うしサディストだし同性愛だし…多分一番多く一緒にお風呂に入った事がある子かも知れない…因みにネロと同じ位胸がない。
「其れで母上、ワッチ達を呼んだのは理由を聞いても?ただ家族揃って茶をする為に呼んだ訳ではないだろう?」
「そうだね…ただ話を聞いて欲しくてね」
「「「はぁ〜」」」
ウチの話を聞いた後三人が呆れて溜息を吐く。
「大変だな母さん」
「此れにはネロに同感するわい、アホウが多すぎて母上が可哀想じゃ…まるでネロが大量に居るようだ」
「なんだと⁉︎」
「まぁまぁお二人とも……そもそも自分の家族を虐待するって言うのが理解に苦しみますわ。」
「全くだよ」
「そうじゃのう…でっどうするのじゃ?」
「ウチらは一夏君を虐めた奴等を皆殺しにしているよ、慈悲はない」
「まぁ!まぁ‼︎素晴らしいですわ!お母様!えぇ!えぇ‼︎とてもとっても素晴らしいですわぁ!さぞかし素晴らしい声を上げて死んでいったのでしょう…あぁ!想像しただけで下着が濡れてしまいましたわぁ。」
やだこの子おっかない
「なぁレイ」
「なんじゃネロ?」
「アイツが凄く怖いのだけど」
「……奇遇じゃなワッチもじゃ、偶に風呂場にいる時に舐めるような視線で見てきたりするのじゃ…」
「……私も偶に変な所触られたり…」
「私もお母様がいる所に行きたいですわぁ‼︎」
「だから駄目なの!貴女が来たら片っ端から殺すでしょうが!」
「先っちょだけですわ!先っちょだけだから‼︎」
「分けが解らないし怖いわ‼︎」
あの後アナザーがウチが今居る場所に行きたいと駄々をこね始めた。
さっきから説得しているが…察して
「むー!むー‼︎」
何とか我が儘娘を鎮圧した、我が儘娘は地面にグルグル巻きにされて口は猿轡を嵌められ喋れなくしている。
「はぁ……今居る世界に転生者って奴が一杯いるのさ、奴等はウチらの復讐に気が付いている筈…何が何でも殺しに来る…まぁ復讐の邪魔だから其れの排除を頼むよ」
「其れはワッチとネロの二人で?」
「アナザーも連れてって…役に立つから」
実際アナザーは3人の中でかなり厄介で強力だから掃射に役に立つ筈…性格は兎も角
そう言うとアナザーの目がキラキラしだす。
「さて…そろそろ朝だからウチは戻るよ」
そう言ってウチは此処から出て行く。
其れの後を追うようにネロとレイも出て行く。
「むーー‼︎(解いてから出て行ってください⁉︎)」
アル「因みにネロの見た目はデモンベインのアル・アジフでアナザーはアナザー・ブラッドだよ」