インフィニット・ストラトス 異世界からの訪問者 『凍結』   作:抹殺完了

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イフストーリー 正義のIS操縦者

ここIS学園のイベントで生徒同士が戦うイベントがある

 

『御堂どうしたのだ?緊張しているのか』

 

私の専用機の待機状態の天牛虫のアクセサリーから声がする

 

「うんちょっと緊張してるよ『正宗』」

 

『なんと情けない!正義を志す者、この程度で怖気ずくなど!』

 

この声は私の正義遂行型IS『正宗』の声だ

 

この正宗は一夏君のISと同じく意思があり、戦闘の補助などをしてくれる

 

「正宗…優勝候補は?」

 

『虎徹の所有者アル・アルハズラット、ウィイリアム・バロウズの所有者アイル・アルハズラット、そして妖甲の使い手一夏・アルハズラットだろう。』

 

やっぱりこの三人か

 

先ず…アル・アルハズラットさんのIS 虎徹は運動性に特化していて、一気に自分の距離で仕留めるスタイルをとっていて、まるで虎だ。

 

そして一番警戒しないといけないのが彼女のワンオフ・アビリティー『咆哮の城塞(キャッスルオブ・ハウリング)』詳細は判らないけど…これを受けた人はみんな倒れた。

 

次にアイル・アルハズラットさんのIS ウィイリアム・バロウズは近距離、遠距離両方が防御も硬いが…恐ろしいのがワンオフ・アビリティー『The paradox of"tell and apple"(テルの矢は林檎に届かない)』

 

このワンオフ・アビリティーはウィイリアム・バロウズの遠距離武装 盾一体型クロスボウから放たれる矢を操作するものだ、余りの不規則で迎撃が出来ないと言う恐ろしい能力だ。

 

 

一夏・アルハズラット君のIS 村正は正に驚異で一番戦いたくない人だ。

 

彼のIS 村正のワンオフ・アビリティー『磁気操作』は汎用性が高いワンオフ・アビリティーだ

 

これを使い自分を加速させたり、周りに電磁を展開し攻撃の防御をし、彼の武装 野太刀と小太刀に磁気を纏い抜刀する方法など汎用性が高く恐ろしく強力なワンオフ・アビリティーだ。

 

 

『第3試合 織斑秋斗対更識簪を始めますので両選手はアリーナに入場してください。』

 

『御堂行くぞ!今回の敵はあの外道ぞ!』

 

「わかってる…全力で行く!」

 

「世に鬼あれば鬼を断つ 世に悪あれば悪を断つ ツルギの理ここに在り」

 

私やアルさん達のISはこの様な口上を言わなければならない

 

アクセサリーの正宗がバラバラになり、その部品が私に装着されていき、最終的には濃藍の武者が其処に居た。

 

 

 

 

 

「なっ…なんだ…それ……」

 

織斑秋斗は困惑していた

 

本来ならまだ更識簪の専用機『打鉄弐式』は完成していないのに簪が出場しているし、いざ対面するとまさかの自分が知らないISに乗っていた…しかも全身装甲のISにだ

 

『貴様の様な外道に教えるななど無いわ‼︎』

 

更に驚く

 

明らかに男の声が聞こえた

 

「この僕が外道だと⁉︎」

 

そんな事よりも織斑秋斗はいきなり挑発され切れた。

 

『薄汚い蛆よりも汚らしい心を持つ貴様なぞ外道と同じだ!』

 

「蛆だとぉ⁉︎」

 

『試合開始‼︎』

 

「死ねえぇ‼︎」

 

織斑秋斗はその目に狂気を宿し簪に突進、織斑秋斗のIS 白式の武装『雪片弐式』のワンオフ・アビリティー『零落白夜』を発動しながら接近

 

一度でも当たれば致命傷

 

「正宗!七機巧‼︎」

 

『無弦・十征矢‼︎』

 

バッと簪の手を織斑秋斗に向ける

 

バシュ!

 

簪の『指』が撃ち出された‼︎

 

「何⁉︎」

 

驚きまともに回避も出来ないまま顔に指が当たり、織斑秋斗は態勢を崩す

 

今やった無弦・十征矢はIS操縦者の指を鋼鉄にし撃ち出す『牽制』の技だ

 

織斑秋斗が怯んだ一瞬を逃さず簪は織斑秋斗にメイン武装である、斬馬刀を振り下ろす

 

「くっ!この‼︎」

 

初撃を受け追撃の第二撃は何とか防ぎ鍔迫り合いになる……がっ!

 

「ぐうぅゥゥ‼︎」

 

突然の簪の苦痛の声

 

それと同時に正宗の斬馬刀に炎が纏われる

 

『朧・焦屍剣‼︎』

 

朧・焦屍剣 これは斬馬刀を高熱化させ燃え盛る剣にする技だが…代償としてIS操縦者の手が炭化する。

 

「なっ!炎が⁉︎」

 

「くっ…アァァァ‼︎」

 

苦痛の声をあげながら簪は織斑秋斗を押し返し叩き斬ろうとするが間一髪この炎の剣を躱す

 

「なんなんだよ!そのISは⁉︎」

 

『吾は正宗だ‼︎』

 

先程から正宗が繰り出す恐るべし攻撃方法は『正宗七機巧(まさむねななつのからくり)』

 

IS操縦者の血肉や臓器を攻撃方法に用いる攻撃方法だ

 

自分の身体がじしつ武器庫であり、通常ISみたく武器が壊れたら使えないなどない『IS操縦者が死なない限り武器が正宗七機巧は使用できるのだ。』

 

更にこのIS正宗は狂気の武装の為操縦者の傷の回復はかなり高い、現に簪が飛ばした指は元通りになり、炭化した腕は既に回復を開始している。

 

織斑秋斗は簪との接近戦は不味いと思い、機体の特性を生かしヒットアンドアウェイを実行する。

 

『えぇぇぇい‼︎猪口才な事を!御堂‼︎』

 

「わかってる!正宗やって‼︎」

 

『拝領!』

 

バキバキっと簪の肘が痛々しい音を立て折れ、まるで砲身の様になる

 

「うっ…ぐぅぅ…」

 

『臂髄砲・八重礫‼︎』

 

正宗の声と同時に簪の肘からバルカンの如く鋼鉄のコーティングを受けた骨が撃ちだされる

 

「なにぃ⁉︎」

 

驚きながら織斑秋斗は雪片で鋼鉄の骨を弾くが…それでも何発か喰らう

 

臂髄砲・八重礫(ひずいほう・やえつぶて)肘からバルカンの如く鋼鉄にコーティングされた骨を撃ち出す。

 

『御堂‼︎そろそろ終わりにするぞ!』

 

「わかった!正宗!ワンオフ・アビリティーを‼︎」

 

『応!』

 

「このオォォォォ‼︎」

 

急にその場に佇む簪と正宗

 

一瞬罠かと思うが…織斑秋斗はISの近接高等技術『瞬間加速』を使い更に零落白夜を発動する

 

この一撃で決める気だ‼︎

 

雪片が簪と正宗に当たる

 

 

「勝った‼︎」

 

織斑秋斗の顔がニヤける

 

 

 

 

「耐えた‼︎」

 

簪の声が聞こえる

 

『クハーハハハハ‼︎自らの技で果てるがよい‼︎』

 

正宗の肩から簪の肉や骨が出現し何かを造りはじめる

 

このグロテスクな光景に会場の女子達の悲鳴が上がり数名が気絶する、対峙する織斑秋斗の顔も青くなる。

 

肉と骨は一振りの刀になる

 

それは見た事のある刀だ織斑秋斗の自慢の一品、織斑秋斗の姉が使っていた武器の後継機

 

「雪片弐式……だとぉ⁉︎」

 

 

『善因には善果あるべし!

悪因には悪果あるべし!

害なす者は害されるべし!

災いなす者は呪われるべし!

因果応報・天罰覿面!!』

 

「ワンオフ・アビリティー零落白夜起動‼︎」

 

雪片弐式が光るこの輝きは一撃でISのシールドエネルギーを削る必殺の切札、零落白夜が織斑秋斗に迫る

 

 

正宗のワンオフ・アビリティー 因果応報・天罰覿面は相手のワンオフ・アビリティーを耐えたら其れを完全にコピーして相手にそっくりそのまま返す『切札返し』欠点として死ねば使えないのが欠点だ。

 

 

呆然としていた織斑秋斗は簪が作り上げた雪片弐式の零落白夜を喰らい残りのシールドエネルギーがなくなる。

 

 

 

 

 

 

 

「なんでこんなのが零落白夜を使えるのさ?……気に食わないから死んでねゴミムシ♪」

 

 

 

 

 

それは突然起きた

 

織斑秋斗のIS 白式のシールドエネルギーが突然完全に回復

 

『御堂‼︎奴のシールドエネルギーが回復‼︎』

 

「⁉︎…わかった!七機巧を!」

 

『……御堂!駄目だ動かない‼︎』

 

「そんな⁉︎…」

 

「キヒャアァァ‼︎此れで俺の勝ちダァ‼︎」

 

奇声をあげながら雪片を振り下ろす…勿論零落白夜は起動している

 

雪片弐式はなんなく簪の頭に入りそのまま股下まで切り裂く

 

『ぬう……オォ…』

 

「が…あ…」

 

簪と正宗は短い断末魔をあげ真っ二つにされた身体はグロテスクな音を立て地面に叩きつけられた。

 

 

一瞬の沈黙

 

そして悲鳴

 

何処かの天災は織斑秋斗のシールドエネルギーの回復と雪片弐式の零落白夜の出力を上げていたのだ、更に正宗の動きを封じるウイルスを送り込んでいた。

 

「お嬢様‼︎待ってください‼︎今アリーナに行っては!」

 

「はなして!アイツを簪ちゃんを殺したあのクソ野郎を!」

 

 

 

「……糞兄貴、遂に人を殺しやがった」

 

「………」

 

「アイル?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……オワ…ラ………ナイ…」

 

 

声がする

 

 

「……セイギ…ハ…」

 

 

声がする

 

 

血だまりを造っている所からだ

 

 

 

「セイギハ……ツイエナァァァァイ」

 

 

 

正義ハ潰エテハナラヌ也 不朽不倒ノ大樹タル可シ

 

 

神形正宗・最終正義顕現

 

 

 

 

真っ二つにされた筈の身体は急速に再生し元に戻る

 

「織斑秋斗ぉぉ‼︎」

 

『朧・焦屍剣‼︎』

 

正宗の斬馬刀に炎を纏う

 

簪はそのまま飛翔

 

 

 

 

 

「あれ……が…正義?」

 

「そうだよアレが正義だよ」

 

「あんな……悍ましのが…正義」

 

「悍ましんだよ正義は正義は必ず勝たなければならない、どんな手段を使っても…どんな手を使おうとも正義は勝たなければならないんだよ。」

 

「狂ってる…」

 

「正義を志す者なんて皆んな狂ってるさ、簪も正宗も僕の過去の所有者達も」

 

 

 

この試合の後簪は『正義の体現者』とも『狂った正義』と言われた。




反省もしてないし後悔もない


ただ……やり過ぎたぜ
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