インフィニット・ストラトス 異世界からの訪問者 『凍結』 作:抹殺完了
アル「何故こんなのを造ったし…」
「あぁもう!」
姉さんの研究室、其処で珍しくアル姉さんの苛立った声が聞こえる。
「どうしたんだい?姉さん?」
「あぁ…アイギスか……可変機構付きの有人ISが造れなくて如何してもね……」
あぁあの別世界から来た織斑一夏達の可変機構付きのISを見て対抗心を燃やして造って居るのだが…いかせん無人機が今の限界らしい。
「はぁ……何か凄い悔しい」
珍しく悔しがっている姉さん、曰く 別世界とはいえ篠ノ之束に負けているのが悔しいとのこと。
そもそも僕は研究者でも無く唯知識だけでISを造ったりしてる姉さんが負けている訳がないような?
「其れで僕を呼んだ理由は?」
「今からこの可変機構付きの無人IS『ワイバーン』と『Ω1〜5』でウチらに敵対的な転生者の基地に威力偵察を仕掛ける。」
威力偵察…つまり少数の無人IS群で敵転生者に攻撃を仕掛け相手の戦力を調べるのが今回の目的地らしいが…
「Ω使うの?」
別に僕はこの強行偵察に対しては意見などは無いけど…偵察に使う機体にΩが出て少しビックリした。
ΩとはΩ1〜5からなる第二世代機でアメリカが造った『合体機構』を備えたISだ。
合体機構はロマンの溢れる物だが其れはロボットがやる場合のみで此れをISでやる場合は唯の『処刑器具』となる。
この残酷極まりない処刑器具 Ωのコンセプトは合体し強力な力で敵を粉砕するアメリカの守護神らしい。
先ずΩは合体する迄は唯の平凡な第二世代機だ。
一度合体すると、手足を担当するISが搭乗者の体を歪に変形させ『手足に無理矢理変形』し胴体を担当するISに『突き刺さり連結』最期に頭部を担当するISの両足がドリルめいて変形し胴体を担当する搭乗者の頭をドリルで粉砕して合体が完成する。
変形する過程で出るISパイロットの苦痛の声や血飛沫
此れで相手や味方のISパイロットの精神を削ったり出来る『怨霊の声』を常備し、更にIS5機分の武装が使えるが…合体した後、頭部以外のISパイロットは死んでいるので5機のISの情報などが全て頭部の搭乗者に来る。
頭部の搭乗者は5機分の情報など処理などできる訳がないので結局死ぬか運が良ければ廃人となるのだ。
このΩは何と直ぐ廃棄されずに居た
そして…アメリカ軍内でこのΩはこの様に言われた
『女尊男卑処刑器具』と
その異名の如くΩは何度も女尊男卑派の女を乗せその尽くを全て処刑していった。
アメリカが女尊男卑に染まっていない理由の大半がこのΩにある。
ある意味Ωは女尊男卑からアメリカを守ってくれた守護神なのかもしれない。
そのアメリカの守護神は何を血迷ったのか亡国企業により強奪されたのだが……この恐るべし合体機構の所為で本来の力を出せず、アメリカにひっそりと返却しようと考えていた所、姉さんがこのΩを引き取ったのだ。
そしてΩは無人機となり『生贄』を使わずに合体が出来る機体となったのだ、更に魔法を掛け、何度も合体が出来る様にしている。
「まぁ…Ωとワイバーンの試験運用目的でもあるね、もし転生者との戦闘で善戦できたら量産しようかなって。」
アイギス「言え!何故こんなISを造った‼︎」
アメリカ「合体機構カッコいいやろ?」