ハイスクールDragon×Rider 仮面をつけし英雄 作:水凪刹那
夕方。
朝っぱらから堕天使に襲われるわドライグに言われるまで悪魔の放った使い魔に気がつかないわ災難だった。
『使い魔に気がつかないのは相棒の索敵能力の低さから来てるな。』
「(言うなよ…はぁ、所でほんとに来るのか?使いとやらが)」
『ああ、悪魔と言うのはこぞって欲深い、朝の出来事を見ているなら確実に接触してくる』
「(めんどくせぇ…)」
あのあと、学校に行くまでは何もなかったのだがそのあと、ドライグに『悪魔がコンタクトをとってくる』と、言われて一日気が気じゃなかった。
すると、教室の扉、廊下まで響く位大きい歓声と共に訪ねてきたやつがいた。
「や。どうも」
「何のようだ『木場祐斗』」
半目で睨み付けながら訪ねてきたやつ…『木場祐斗』を見た。
「つれないね、君に用事があるんだ」
「はぁ?お前が使いか」
「よくわかったね、リアス・グレモリー先輩の使いだよ」
リアス・グレモリーこの学園で知らないものは居ないほど有名な人物…いや、悪魔だ
「OKOK…お前についていけばいいな?」
「話が早くて助かるよ」
俺が、了承の意を出すと木場はそのまま歩き始めた。
回りのやつらの話は無視だ無視。
》》》》》》》》》》
「ここだよ」
木場に連れてこられたのは旧校舎の一室…『オカルト研究部』だった
「ここに先輩…部長が居るんだ」
「なるほどね…いい隠れ蓑って訳か」
「?開けるよ」
俺の後半の呟きは聞かれなかったようで木場はそのまま扉を開き
「部長、篠崎隼人君を連れてきました」
と言った。木場に続いて部屋の中に入ると中は悪魔らしいと言えば悪魔らしい装いだった。
部屋の内装はいたってシンプル何個かのソファーとデスク、しかしその至るところに奇妙な文字が書かれていた。
そのソファーの一つに紅い髪の人物が座っていた。
「いらっしゃい、篠崎隼人君、私はリアス・グレモリーこのオカルト研究部の部長よ」
そのとなりに居る黒髪の女性が続いて
「初めまして、私、姫島朱乃と申します。どうぞ以後お見知りおきを。」
リアス・グレモリー先輩とは違うソファーに座る小柄な少女…
「…塔城小猫です、どうも」
羊羹を食べながらも挨拶をしてきた。
「これで全員揃ったわね。篠崎隼人君、いえ、ハヤト」
「はい?」
「私たちオカルト研究部は貴方を歓迎するわ」
「そっすか」
「悪魔としてね」
どや顔で俺にいってくるリアス・グレモリー…だけどな
「無理ですよ、あんたじゃ俺を眷属にはできない
あんたじゃ弱すぎる」
ゴゥ!!その音と共に魔力とドライグのオーラを解放した。
「悪魔のあんたらより。俺のほうが断然強い」
呆然としている悪魔にたいして俺はいい放った。
あのあと、すぐに魔力を消して威圧を解いたがしばらく誰も何の反応もしてくれなかった。
「た、単刀直入に聞くわね。今朝がた堕天使に襲われそれを撃退したのはあなたね?」
「使い魔を介して見てたでしょ?その映像が事実ですよ」
単体とはいえ人間が堕天使をしかも一撃で葬り去ったのは悪魔にとっては驚きらしい。
「その事を聞きに来たんですか?なら、もう帰りますよ(所詮悪魔っていってもこの程度気にするまでもないか)」
『まあ、この面子の潜在能力は悪くないから、将来に期待だな』
「(俺には届かないけどな)」
グレモリー先輩と話ながらドライグとも話してさっさと切り上げて帰宅しようと思ってんだが
「待ってちょうだい!?貴方が今代の赤龍帝と言うのは本当なの!?」
と、聞いてきた。
「(ここは言うべきか…)そうですよ、俺が赤龍帝です」
『初めまして、とでも言っておくか悪魔よ』
ドライグがこの場に居る全員に届くように声を発すると空気が一気に重くなった。
「これが『赤龍帝の籠手』ですの」
「十三種類のの神滅具の一つ」
「……これが」
上から姫島先輩、木場、塔城だ
「もし、疑ってるなら模擬線でもしますか?」
少し上から目線でなめ腐った言い方をすると案の定グレモリーの魔力が怒りの色に染まった。
「(やべぇドライグこいつちょろい)」
『ちょろすぎるな』
「いいわよ、そこまで言うなら相手してあげるわ」
「あ、勿論全員『全力で来いよ?さもなきゃ潰す』」
それだけいい、俺は旧校舎の裏手に移動した。
》》》》》》》》》》》》》》
俺が移動し終わるのとほぼ同時にグレモリー眷属がきた。
「さて、やりますか…一本勝負制限時間無し」
「こちらは全員が先頭不能で負け」
「こっちは俺が膝をついたら負け」
簡単なルール説明のあとすぐに全員の武装を確認する
「(木場は剣を携帯でも彼の剣は…魔剣か、となると神器もち…魔剣創造か?、塔城はオープンフィンガーか特殊武装無し…姫島…巫女服って…だが、魔力が高い、後衛のサポート、グレモリーも同じかな?)」
「行くわよ…私たちを試そうとした彼に目にもの見せなさい!!」
『はい、部長!!』
グレモリーがそういったあとすぐに木場が剣を振りかざしてきた。
その剣を俺は出現させたライブブッカーで受け止めた
「僕の魔剣を受け止めた!?」
「この程度は脆すぎる!!」
剣を一閃して砕きそのまま腹に蹴りを一撃それだけでは倒しきれないが今は放置。
「祐斗君!?雷よ!!」
上空から姫島が雷を落としてくる、そして前方から塔城がふりかぶって殴りかかってきた。
「気を付けろよ…同時攻撃は仲間を盾にされるぞ」
「きゃ!?っ!?」
突っ込んできた塔城の腕を掴んで俺に落ちてくる雷に向かって投げ、雷を防いだ。
「敵の攻撃をこうして防ぐこともできる」
「子猫ちゃん!?全力の雷よ!!」
「子猫!!貴方消し飛びなさい!!」
グレモリーと姫島が魔力を放ってくるが
「ドライグ…バスターモード」
ライブブッカーをしまい神器をだす。
そのまま籠手のモードチェンジをし遠距離攻撃形態にした。
「終わりだよ…ツインドラゴンブラスター!!」
左手の二つの砲台から二発づつ魔力弾を打ち出し雷と赤黒い魔力を打ち消しそのまま直撃させた。
「これにてお仕舞い」
》》》》》》》》》》”
「篠崎隼人君、貴方を私たちの観察下に置きます、良いわね」
模擬線が終わり気絶していたグレモリーが起きるとそんなことを言ってきた。
「勝手にしたらどうですか?俺はあんた達には止められない。今日はもう帰ります」
「ええ、これからはここに来てちょうだい」
「失礼します」
一言だけ最後に言って俺は帰宅した。
》》》》》》》》》
「『弱すぎる』ね 」
彼、篠崎隼人が帰ってから私は考えていた。
彼の神器は確かに強力だがそれだけではない気がしたのだ
「部長、彼の事を考えているのは構いませんが、堕天使のこともどうにかしませんと
「そうね」
問題は山積みだ。
》》》》》》》》》》》》
『相棒あれでよかったのか?』
「(俺の道だ悪魔になんて決めさせるかよ)」
『それならいいが』
「これでいいんだ、今はこれで」
呟きながら俺は家までの一本道を歩いていたが、誰もいなかったはずの前方に白髪頭の外人の男がいた
「神父か…」
「はーい、僕は神父~♪少年神父~♪堕天使の上司からの命令で危険な神器持ちの君をぶった斬り~♪ニヒルな俺様嘲笑う~」
目の前の神父が歌いながら右手に光剣、左手に拳銃を持ちながら歩いてきた。
「上司の堕天使…ああ、名前も聞かずに消し飛ばしたあいつか…」
「イエスイエスイエス!!あ、俺っちの名前はフリード・セルゼン。悪魔払い組織に属してる末端でございます。
「そうか、なら…」
自己紹介しながら此方に剣を構えて突っ込んできた白髪の頭をつかみながら
「お前も逝け!!」
「グボァ!?」
その剣を魔力で保護した手で弾きながら顔面を殴り飛ばした
「ちょー…聞いてねーすよ…ターゲットがここまで強いだなんて」
「お前らの情報収集なんて所詮そんなもんだ、失せろ」
「けっ!!お前の顔は覚えたからな!!」
捨て台詞を吐きながら神父…フリード・セルゼンは消えた。
「ちっ!!めんどくせぇ…消すか…」
『やるのか?相棒』
「ああ、数日中にグレモリーを黙らせて堕天使をやる」
『ククク、初めての実戦だな』
「さあ、その前にありそうだな」
既に沈みかけの夕陽を見ながらそう呟いた
活動報告にアンケートを上げました。
そちらもご覧ください