ちょっと最近日に日に駄文になっています
どうしよう…
それでは第10話どうぞお楽しみください!
第10話 使者からの招待
9月
朝早くに古城は目を覚ました。普段から自分1人で起きれるよう心がけているが第四真祖という肩書きがあるため、なかなか起きれないでいる。そのため、妹の凪沙が自分を起こしに来るのだが今日は来ていなかった
「そういや昨日雪菜が来るって言ってたっけ…」
ちなみに古城と雪菜が付き合っているという事実はかなり広まっている。元々はあまり言うつもりは無かったのだが凪沙にだけは伝えようと妹思いな兄だったが
マシンガントークを極めた凪沙に言った場合間違いなく言ってしまうだろう
凪沙はその後他の友達と話している時うっかり話してしまったのだ。その後、瞬く間に広まったわけである
その時の凪沙の本当に申し訳なさそうな顔は今でも覚えている。噂の本人達は全く気にしていなかったが
「とりあえず朝飯作っとくかな…あいつら食べたのか?」
まずは聞いてから必要な人数分作ろうと考え古城は部屋をでて、凪沙の部屋の前に立った
もちろんノックをした
「凪沙〜。朝飯作るか?雪菜の分も」
『あ、お願いね。あとーーーー』
ドア越しから返事を受けたが、やはりお得意のマシンガントークを発動させたので、古城はさっさとリビングに向かった
その後古城は、朝飯を3人分作りコーヒーを飲みながら2人を待っていた。まだかな、と思った矢先にドアが開いた音がした
「お待たせ、古城君。ジャジャーン!どう?似合う?」
相変わらずのテンションで入ってきたのは凪沙だった。見ると何故かチアガールの格好をしている
「いいんじゃないか?似合うぞ。で、なんでこんな朝からそれ着てんだ?今日水曜だろ?」
彼女はチア部に所属しているが、それだけで急に着るはずがないだろう。そう思い古城は質問した
「球技大会で使う衣装の採寸と仮縫いしてたんだよ。クラスの男子全員が土下座して雪菜ちゃんにチアの衣装で応援してくれれば死に物狂いで優勝目指しますって言ったの。普通ならドン引きなんだけど雪菜ちゃんだからさ。お金は男子が出してくれるしね」
説明を求めた場合は彼女のマシンガントークは役に立つ
「なるほどな。で、その雪菜はなんで来ないんだ?」
今リビングに居るのは古城と凪沙のみ。雪菜は来ていなかった
いや、いた。リビングに入る手前に雪菜はいた
「…雪菜、なにやってんだ?」
ここが暁家だから良かったが、見た感じ怪しかった
「え、えっと…それは……その…」
顔を半分だけ出しながら恥ずかしそうに雪菜は話した。
「もー雪菜ちゃん可愛いんだからそんな隠れなくてもいいんだって。ほらほら」
凪沙は早口で言い強引に雪菜をリビングに入れた
古城は目を見開いた
雪菜の姿もチアだった
その姿は可憐であり、全男子が目を奪われてもおかしくない、魅力的な姿だった
「せ、先輩。その、恥ずかしいです…///」
「…え?あ、わるい…」
雪菜の姿に見惚れていた古城は
「相変わらずお熱いね〜。見てるこっちが胸焼きするよ。とりあえずこんな感じだけど、どう?古城君」
「あ、ああ……似合ってる」
「あ、ありがとうございます」
「ありがとね、古城君。古城君も応援するから楽しみにしててね」
「ん?あ、ああ。わかった」
「…あ、あの…そろそろ着替えてきていいですか?」
見るからに恥ずかしがっている雪菜。その恥ずかしがる姿も可愛らしいと考える古城であった
「んー、そうだね。じゃあまず着替えてくるね、古城君」
「ああ、わかった」
そして雪菜と凪沙は部屋に戻っていった
「球技大会か……何でるのかな」
古城は先日適当に任せると学級委員、
今回はバスケでもいいかもな…
雪菜のチア姿を見ただけで古城はやる気スイッチが入っていた
その後、着替えた雪菜と凪沙がリビングに戻ってきたので朝食にした
朝食をとった後は学校があるので準備のため雪菜は隣の自宅に戻った
古城と凪沙は各自部屋で荷物を整え家を出た。雪菜もちょうど出てきたところであった
「ん?雪菜、もしかしてそのギターケース…」
「はい、手紙と一緒に昨日届きました」
ギターケースの中に入ってるのは真祖をも殺す
古城は付き合ってても監視役だもんな、と納得した
慣れとは怖いものである
校門をくぐったところで古城は高等部へ、雪菜と凪沙は中等部へ向かった
古城が教室に入った時、教室内にいた全員が一斉に古城を見た
「な、なんだ?俺なんかしたか?」
クラスの皆全員に一斉に振り向かれたら流石の第四真祖でもびびるようである
そして、古城の質問に答えたのはクラス委員の築島倫だった
「古城君。球技大会の参加種目の事なんだけど…バスケにしても大丈夫?」
申し訳なさそうに言う築島。古城のバスケでの過去を知っているからこう言うのだろう
が、先程可愛い
「バスケ?いいぞ」
「バトミントンもあるから無理しなくても大丈夫だけど」
「大丈夫だ。無理してないから」
と言ってなお渋る菊島を納得させた
今日の授業では5.6時間目はそれぞれの参加種目の練習になっている
古城は他のメンバーと一緒にバスケの練習をしていた
古城は教える側で、要点を自分なりにまとめて1on1や3on3ををやっていた
「まあこんなもんか」
自身のシュートタッチをしっかり確かめる古城。バスケ自体は久しぶりなため、腕は落ちているが絶望的でないことに安心していた
「助かるよ、古城。お前がいなかったらバスケ経験者いなかったからさ〜」
古城のクラス、1年B組には古城を除いてバスケ経験者はいない。他のクラスにはわらわらいるため、B組はバスケは半端諦めムードだったのだ
そこに過去に天才と謳われた古城が加わる事は、B組からしたら救世主と言っても過言ではない。……らしい
「まあ今日はこんなところでいいだろ。後はシュート打ちたければ打っていいがやり過ぎは良くないからな。俺はそろそろ上がるからよろしく」
そう言って古城は体育館をでた
着替えを済ませ校門に向かうと、見慣れた人影があった
「お疲れ様です、先輩」
「お疲れ。持っててくれたのか?先に帰ってても良かったんだが」
そこにいたのは雪菜である。もはや学校公認カップルのようなものなので、周りから誤解のされようがない
「大丈夫です。監視の時と比べたら楽なので」
「そ、そうか……」
あのバレバレのストーカー行為は監視と言えるのだろうか……
「……?」
そこでふと、古城は違和感を覚えた。会話も普通でなんらおかしくないのだが、何かが違うと古城の本能が叫んでいた
「…先輩?」
雪菜は古城の表情を見て何かあったのだろうか、と考え古城を呼んだ
そこで古城は違和感の正体に気付いた
「…人が…いない?」
今の時間はまだ午後4時。他に生徒がいる時間帯にも関わらず、古城と雪菜の周りには誰1人いなかった
「…先輩!」
そこで雪菜が気付いた。古城に向かって襲いかかる影に
「うおっ!?あぶね!?」
雪菜の声のおかげでなんとか回避できた古城
「これは…式神?」
雪菜はこれと似たようなものを見たことがあるようだ
襲いかかってきたやつの姿は鋼鉄のライオン。普通じゃ存在するはずのないものだ
「これは…やばいな」
古城は焦る。このライオンは野生的で、全身が鉄でできてる分本物より危険だろう
だが問題はそこではない。問題はこの場所だ
いかに人がいないとはいえ、学校の入口で古城が自身の眷獣を使うわけにはいかないだろう。そうなると素手での戦闘になる
鉄の塊相手に素手は無理がある
しかし、今回は問題がなかった
「先輩!伏せて!」
その声と同時に古城は屈み込み、雪菜は自身の持つ槍、
それだけでライオンは砕け散った
その場に手紙のような物を残して
「雪菜。この手紙は俺宛でいいのか?」
「え?あ、はい。式神は本来手紙を送るために使うものなのでおそらく…」
「…?この刻印…」
「どうかしたんですか?先輩」
「いや、この刻印どこかで見たような気がするんだが…」
「刻印?……これって…まさか……先輩、買物を早く済ませて家に戻りましょう」
「あ、ああ。わかった」
そして、自宅近くのスーパーで夕飯用の食材を買った。その後、帰りの途中でその手紙を開いた
どうやら招待状らしい
「差出人は、アルデアル公ディミトリエ・ヴァトラー……アルデアル公…?どこかで聞いたような…」
「アルデアル公国は、
「第一真祖ったら…72体の眷獣を従える吸血鬼の覇王……''
「はい。おそらく先日のロタリンギア殲教師の1件で先輩の存在に気付いたんだと思います」
「また嫌な事に巻き込まれそうだな……ん?……パートナー同伴だと…?」
先程襲われたばかりでまた厄介ごとに突っ込む事になるのは勘弁である。そう考えてる時、文の一部、パートナーの同伴と書かれた部分を古城は見た
「そういえば、欧米のパーティーでは夫婦や恋人を同伴するのが基本なんですよね」
「ああ…けど吸血鬼絡みのパーティーで呼べる人なんか限られるだろ……まあ俺には関係ないか…」
そう言って古城は自分の隣を歩いている少女、雪菜を見た
恋人なら雪菜がいるし、彼女は優れた剣巫であるため、問題はない。が、古城は雪菜を巻き込みたくない、と言うのもまた事実であるため悩んでいた
そんな古城に気付いたのか雪菜は少し不機嫌そうな顔をした
「先輩…もしかして私を巻き込みたくないからって1人で解決しようと思ってます?」
「え!?いや…」
「そのくらいはわかります。先輩が優しいことも…でも、私は先輩の監視役であり、恋人です。だから…1人で無茶しようとしないでください……」
悲しげな表情で言う雪菜。
彼女は1度古城に助けられている
自分を庇って古城が死んだ
第四真祖の力で復活できたがそれはあくまで結果。自分を犠牲に周りを助ける古城を雪菜は凄いと思うが同時に危険だと思った
だから自分はせめて古城を支えれる存在になろうと考えている
「……本当にいいのか?雪菜に頼んでも」
「いいんです。私は先輩よりは弱いかもしれません…でも、先輩を支えるのが私の役目だと思ってます。だから……連れて行ってください」
「…わかった。それなら、頼むよ」
「はい!任せてください。……あ……」
ふと何かに気付いたのか、雪菜は不意に表情を暗くした
「雪菜?どうしたんだ?」
「先輩…私…パーティーに着ていく服がありません…」
「…そういや俺もそんな服ないな…」
時刻は既に7時。この時間に店が開いているかは微妙なところだろう
服についてどうこう考えている内に、古城達が住んでいるマンションに辿り着いた。
「なんだ、この荷物?」
郵便受けには伝票が入っていた。宅配便用のロッカーには荷物が届いている
ロッカーの中には平たい長方形の段ボールだった。大きさの割に重量はさほどない
「差出人は……獅子王機関……は?」
「そんな…どうして先輩宛に?」
獅子王機関は日本政府の特務機関。そんな連中が古城に送りつけてきた荷物
まともだと思えない
雪菜にも知らされていないらしい
古城は険しい表情で段ボールを開けた。すると中から出てきたのは男性用のスーツ一式と女性用のドレス一式だった
「……助かった……のか?」
「……たぶん…」
獅子王機関は何を考えているのか
古城達にそんなことがわかるわけがない
その後、古城と雪菜は各々に着替えた
「雪菜、似合ってるよ」
「あ、ありがとうございます///先輩も素敵ですよ///」
「ありがとな」
中々お熱いようだ
そうして2人、
申し訳ありませんm(__)m
次回の更新は未定です。姫柊コンのあの方やオリジナル要素がちょっと噛み合わなくて困っています
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