艦隊これくしょん!ー蒼き翼と紅き騎士ー   作:銀の匙

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遅くなりましたが、最新話です。



PHASE-12 大島沖開戦②

アスラン「おい、ハイネ。レイ」

攻めてくる二体のMSに呼びかけるが応答がない。

 

それどころか、オレンジのカラーリングのグフが近接戦闘用の

武器「テンペスト ビームソード」を翳してアスランに襲い掛かる。

 

アスラン「くっ。」

ジャスティスのスラスターで避けるが、ザクウォーリアのバックパックから

AGM138ファイヤビー 誘導ミサイルが追いかけてくる。

 

背中に装着のファトゥム-01のスラスターを使って全速力で逃げるが

誘導ミサイルは追いかけてくる。

 

グフは,無言でアスラン追いかける。

 

アスラン「くそ!。」

 

腰に装着していた。「MA-M1911高エネルギービームライフル」を握り

ミサイルに向けて撃つ。

 

銃口からは、青色のビームが放たれミサイルに命中。

誘爆から何発か落とせたが、それでも残りが追いかけてくる。

 

ミサイルを落とすことに精いっぱいのアスランにキラは無線を通して

助けに行くと言うが、「これは俺がやる。キラお前はあの子たちを助けるんだ」

そういう無線を放ち上空で戦いに専念をした。

 

アスランは、熟知していた。一時期ではあるが

戦艦ミネルバで戦った機体のパイロットの特徴をつかんでいた。

 

そしてキラが、霧島たちの元へ向かうのを確認すると「MA-M1911高エネルギービームライフル」

背中の下に装着後、両腰元に装着していた二本の筒を合体させビームサーベルにしてスピアーモードにした。

 

アスラン「でぇぇぇい。」

 

スラスターを全快にさせ、まずはグフイグナイテッドへ向かった。

グフも剣をビームサーベル上にして突入していった。

 

そして二体のビームサーベルが交わり火花に似た光の粒子が飛び散った。

 

アスラン(ハイネ、もうやめろ。お前はもう・・・・。)

 

彼は心の中で願った。もう死んだはずの仲間が乗っていたMSが目の前にいる

2機が戦っている時だった。

 

??「ザクウォーリア、オマエハモウ一体ヲオエ」

誰かが、放ったのか。レイの機体だったザクがキラ達めがけて突入していった。

 

アスラン「しまった、キラ。」

助けに行こうにも、目の前のグフにアスランは精いっぱいだった。

 

一方で、キラは霧島と榛名達で残る深海棲艦達を迎撃していた。

 

キラは空を飛び腰のビームサーベルで深海棲艦の銃口を無力化にしていっていた。

 

キラ「こいつら、MSでもないのに。一体どうしたら!」

 

ビームサーベルで、銃口らしきものを見たら切断するなりしていったが

後から後から湧いてくるのに対策が撃てないでいた。

 

霧島「あの人、あれじゃあ。きりがない。どうすれば」

彼女はどうやら、彼は深海棲艦との闘いが初めてだと直感し直接攻撃をして

と伝えたいができないでいた。

 

霧島「まったく、ヲ級の艦載機が来てきりがない。榛名」

彼女は妹の榛名を見るがやはり状況は同じだった。

 

そしてキラは、頭に警告音が鳴り響く。上空を見上げると

ザクウォーリアが近づく。

 

キラ「しまった。」

なぜかというと、バックパックにはミサイルが今にも発射する寸前だったのだ

 

迎撃も間に合わず、ミサイルが発射される。

数発はキラへ、残りは海上へ向かっていった。

 

彼は咄嗟に、フリーダムの両腕を掲げシールドを展開。

ミサイルの爆発に巻き込まれる。

 

上空の爆発に、海上のヲ級を含む深海棲艦や霧島と榛名は上を向く。

すると先ほど彼女らが見たものが自分たちに向かってくるのである。

 

霧島と榛名は、恐怖から逃げることができず

 

霧島「金剛お姉さまと比叡。提督をよろしくお願いします」

榛名「比叡また会えますよね」

 

2人は最後を悟り目をつぶったその時だった。

 

上空の爆発から何かが放たれて、2人に向かっていたミサイルは直前で爆発した。

 

霧島・榛名「きゃぁぁぁぁ」

2人は海面に倒れた。

 

上空を見上げると、キラのフリーダムが上空に待っていた。

しかも2人が見たことのない換装モードでいた。

 

両腕に高ビームライフルを持ち両腰のレールガン腹部のスキュラそして背中のスラスターからが

砲撃モードになっていた。

 

キラは二人の元へ降りてきた。

 

キラ「間に合ってよかった。誰も沈まなくて」

彼の問いかけに疑問を持った榛名は言う。

 

榛名「あの・・・。キラさんですよね?」

彼女は、見た目はそのままだが何か違和感を感じていた。

 

キラ「そうだけど、何か?」

彼は普通に返す。

 

霧島「何を言ってるの。榛名・・・そんなわけ」

霧島も何か違和感を感じたが。

 

彼女らは直感で何かを感じたがそれが何かは今はわからなかった。

 

キラ「・・・・。くっ」

彼はそういうと、上空のグフと深海棲艦達のほうへ向かい砲撃モードのまま見つめる

 

キラ「一気にかたをつける」

そういうと、彼の頭はフリーダムの十八番マルチロックオンからの一斉砲撃の準備を開始する

 

キラ「二人とも、ぼくの背中に避難してください」

突然の問いに霧島たちは「えっ」と驚く。

そしてキラの「沈みたいんですか?」の問いに「わかりました」と言い

中破の榛名をかばう形で霧島が覆う。

 

確認したキラは、無言でフリーダムの十八番フルバーストそれぞれの銃口から

赤と青の光る閃光が深海棲艦に向けて放たれる。

 

ヲ級「ナ、ナンダ。アレ・」

何かを言う前に、閃光を浴びて跡形もなく消えた。

ヲ級から発艦していた。艦載機も閃光で炭になった

 

そしてロ級も「ソ、ソンナ。異次元ノ」。

 

ザクウォーリアは、辛うじて閃光を免れたが。

背中のバックアップのミサイルがなくなったと同時にキラ達を倒さずに上空へ飛んで行った。

 

??A「マァ、イイ。今回ハイイデータガ取レタ。」

 

??B「撤退サセロ。」

 

??C「ハツ」

 

離れたところから、戦闘を見ていた。深海棲艦の幹部たち

ジャスティスとフリーダムの戦いについてデータを目的だったのかは不明だが

オレンジのグフと白のザクウォーリアを撤退するように信号を送る。

 

すでに上空を上がっていたザクを除きグフもアスランと戦っていたが

突如ビームサーベルを仕舞い、ジャスティスに背中を向けて飛び立っていった。

 

その光景に、アスランは何が起こったんだとわからなかった。

 

アスラン「キラは」

そういうと海上を向けると驚いたことになっていた。

 

フリーダムの武装の中で、肩と翼がぼろぼろになりあちこち切裂いたような姿になっていた。

アスラン「キラ・・。」

 

心配そうに彼も海上へ下降する。

キラも空からジャスティ宇の武装したアスランが下りてくるのを見えた。

アスランはキラに「大丈夫か?」

キラも「うん、大丈夫だよ。アスラン」

にこやかな笑顔で返す。

 

そして、キラとアスランは、残った霧島と榛名達と話し合った結果。

すでにそのほかの艦娘達は離脱させて、鎮守府に向かったことを再確認。

 

無傷のアスランを旗艦?にキラ・榛名・霧島の順に自分たちも一路鎮守府に向けて出発。

 

数時間後

霧島たちは、館山鎮守府に到着。

 

港には、長門と陸奥のほか。

暁たち第六駆逐隊が出迎えていた。

 

飛鳥提督が望遠鏡でキラ達が帰還。

そして霧島と榛名が被弾しているのを確認するとすぐに入渠準備を指示。

 

先行で帰還していた蒼龍が榛名を。

愛宕は霧島を担いで入渠へむかった。

 

そして後から、キラとアスランが上がる

長門「お二方には、2度も助けていただきそれに誰も仲間を失うことなかった

   感謝する。」

 

キラ「言え、僕ら・・は。」

彼はそういうと気を失いその場で倒れた。

陸奥「キラさん。しっかりして」

 

アスラン「キラ、俺が医務室へ連れて行く

     誰か案内してくれ」

 

すると意外な、一人が手を上げる

長門「電(いなずま)か。すまんが案内してやってくれ」

 

電「はいなのです。アスランさんこっちなのです」

アスランはキラを担ぎ電の案内で医務室へ向かった。

 

暁「珍しいわね。あの電が率先していくなんて」

雷「ほんと、どういう風の吹き回しなのかしら」

暁型一番艦と三番艦のおとなしい電が珍しく、二番艦響がとんでもないことを言う

 

響「電。恋してるんだよ。あのアスランって人に」

響を除いてその場全員が凍り付く。

 

その場にいた全員が「えーーーーーーーーーーーーーーー」という




大島沖海戦から、誰も失わずに救出した2人は。
飛鳥提督の好意により元の世界に戻るまで館山鎮守府に所属となった。

だが先の大島沖海戦でキラは負傷してしまう。
フリーダムとジャスティスの艤装は修理方法が見つからないでいた
そんな2人のの元にある報告が入る。

それは、艤装を強化するというものだった。
そしてその方法とは一体・・・・。

次回、艦隊これくしょんー蒼き翼と紅き騎士ー 新たなる力(仮

新たな力で希望をともし出せ、ジャスティス・フリーダム


作者「タイトルは仮です」

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