ソードアートオンライン~黒の剣士と白髪の管理者~ 作:神崎優
ロスト・ソングで武器がなかなかに強化しにくくていやになりそう(汗)
翌日
~第一層ボス部屋前の道中~
「ゼノはスイッチ等分かるのか」
「ソロだがだいたい分かる」
「ボクも最初は全く覚えられなかったよ」
「私は…えっと…」
「経験がないんだな」
「道中教えていくか」
今回のボス攻略は六人メンバーのパーティーに別れ、指揮官の命令に従って戦うのだというから余ったキリト達は雑魚処理担当だった。
「でも苦戦してたらボク達も行っていいんだよねキリト」
「あぁ、まぁな」
「どっちにしても雑魚処理はしなくちゃな」
「えぇ」
そうこうしてるうちにボス部屋前に到着した。
「皆!俺から言えることはただひとつ、勝とうぜ!」
ディアベルがそう言ったら皆がそれに呼応した。
「始まるぞ」
「あぁ!」
「うん!」
「えぇ!」
ボス部屋に入りまず確認したのはこの部屋のボスだった。
「グオォォォォ!!!」
第一層のボス≪インファング・コボルトロード≫が姿を現し、
「全軍攻撃開始!」
ディアベルがそう言い、
「うおぉぉぉ!!!」
全員が突撃した。
「ギギィ!」
センチネルと呼ばれるモンスターが大量に出てきた。
「ユウキ!いくぞ!」
「うん!」
二人は片手剣スキル≪スラント≫で攻撃し、
「スイッチ!」
「うん!」
もう一人が細剣スキル≪リニアー≫を打ちセンチネルのHPを0にした。
「しゃがめ!」
センチネルが攻撃してきたのと同時にゼノは両手剣スキルで全範囲攻撃のスキル≪ブラスト≫をくり出しセンチネルを吹っ飛ばした。
「危ないよゼノ!」
「悪いユウキ」
「まだよそ見するなよ!」
そう言ったがどうやらもう終わりそうだ。
「グオォォォォ!!!」
≪インファング・コボルトロード≫のHPが黄ゲージまで行ったから倒すのは時間の問題だろう。
「グルルル!」
≪インファング・コボルトロード≫は自分が装備していた物を後ろに投げ捨てた。武器を持ち返すのだ。
「情報通りみたいやな」
キバオウがそう言ったとき、
「下がれ!俺が出る!」
ディアベルが単独で前に出た。
(この場合はボスを囲むのがセオリーのはず!)
キリトはそう思ったがその瞬間、
「…ふっ」
ディアベルがキリトに向かって笑いかけたのだ。
「!?」
だがその直後、キリトはボスの装備に気付いたのだ。
(あの剣!《タノワール》じゃなくて《野太刀》!βテストと違う!)
キリトは絶望の顔をした。
「駄目だ!全員今すぐ後ろに飛べ!」
だが遅かった。≪インファング・コボルトロード≫は上空に上がって急降下攻撃をするスキル≪緋燕≫をくり出し、ディアベルは上空に上げられた。
「うわあぁぁ!」
そして≪インファング・コボルトロード≫が次にくり出そうとしている技は回転しながら相手を斬り打ち上げるスキル≪旋風≫だった。
「危ない!」
だがキリトでは間に合わなかった。
<ガキィ!>
突如、金属音が鳴り響いた。
「な!?」
「ぐっ!…大丈夫かディアベル!」
「あぁ、大丈夫だ」
ゼノが咄嗟に両手剣を盾にして防いだのだ。
「下がれ!下がって体制を立て直せ!」
「あぁ、分かった」
「…さぁ、お前の相手は俺だ!」
「グオォォォォ!!!」
ゼノとボスが戦ってる間に、
「ディアベル!何でこんな無茶を!」
キリトはそう叫んだ。
「…お前も…βテスターなら分かるだろう」
「!…≪ラストアタックボーナス≫によるレアアイテム狙い」
キリトは元βテスターだった為よく知っていた。
「頼む、ボスを倒してくれ…皆のために!」
「っ!…あぁ!」
キリトはそう言った。
「ボクも手伝うよ!」
「私も…パーティーメンバーだから」
「頼む!手順はセンチネルと同じだ!」
「「分かった!」」
キリト達は四人でボスと戦うのだ。
「結局か…仕方ねぇな!」
「いくぞ!ゼノ!」
「遅れるなよ!キリト!」
なかなか戦闘シーンが書くの難しいですね(汗)