ソードアートオンライン~黒の剣士と白髪の管理者~   作:神崎優

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第七話です!
投稿二週間以上空けてしまい申し訳ございません!


SAO編第七話 ビーターと残虐者

「はぁ…はぁ…」

 

「はぁ…やったか?」

 

「どうやら…はぁ…そのようね」

 

「ボク…疲れたよ」

 

(ピコーン)

 

「ん?」

 

「なんだ?」

 

キリトとゼノのウィンドウには「ラストアタックボーナス」の報酬品が出されていた。

 

(コートオブミッドナイト?)

 

キリトのウィンドウにはそう書かれていた。

 

「…」

 

ゼノが黙っていると、

 

「お疲れさん」

 

エギルがやって来た。

 

「…あんたか、すまない助かった」

 

「いいや、いいさ…それよりもcongratulation!この勝利はあんた達のもんだ!」

 

「いや…」

 

「俺達だけじゃない、皆の勝利だ」

 

他のプレイヤー達が歓喜の声を挙げている中、

 

「なんでや!」

 

突如一人のプレイヤーが叫んだ。

 

「なんで!なんでディアベルはんを見殺しにしようとしたんや!」

 

キバオウが怒りながら叫んでいた。

 

「…見殺し?」

 

「っ!そうやないか!自分たちはボスの技しっとったやないか!」

 

キバオウはキリトとゼノに対して言っていた。

 

「最初からあの情報があればディアベルはんはこんな目に合わずにすんだんや!」

 

「あ、アイツ!元βテスターだ!」

 

キバオウに呼応して他のプレイヤーも叫んできた。

 

「他にもいるんだろ!βテスター共が!出てこいよ!」

 

辺りはおびただしくなってきた。

 

(くっ!どうする!俺はいいが他のβテスター達が)

 

キリトは一人で悩んでいた。その結果、

 

(…仕方ない…すまない、アスナ、ユウキ、ゼノ)

 

「ん?キリト?」

 

「…ふん、元βテスターか…俺をあんな素人連中と一緒にしないでもらいたいな」

 

「!?」

 

「キリト!?」

 

キリトが選んだ選択、

 

「俺はβテスト中誰も到達したことのない層まで上った!ボスの使うスキルを知っていたのはずっと上の層で刀を使うモンスターと散々戦って来たからだ!」

 

それは、

 

「他にもいくらでもあるぜ?情報なんか問題じゃないくらいにな!」

 

全ての元βテスターに向けられる嫌悪を背負うことだった。

 

「な、なんやそれ…そんなのβテスターどころやない!もうチートやチーターやろそんなん!」

 

辺りは騒然としていた。

 

「βテスターのチーター!だからビーターだ!」

 

「…ビーターか…いい呼び名だな、それ」

 

そう言いながらキリトはウィンドウを開き、

 

「そうだ、俺はビーターだ…もう他のβテスター共と一緒にするなよ」

 

キリトはコートオブミッドナイトを装備した。

 

(これでいいな)

 

「…そんな程度かよ」

 

「!?」

 

その言葉を言ってきたのはゼノだった。

 

「キリト…ただのβテスターのチーターだっただけか」

 

「…じゃあお前はなんなんだ?お前のような奴βテストにもいなかった…なのにボスの動きが分かっただろ?」

 

「あぁ、そうだよ」

 

「お前何者だ」

 

「な~に、ただの…管理者だよ」

 

その瞬間全てのプレイヤーが固まった。

 

「なん…だと!?」

 

「…そうさ!俺はこのゲームの管理者だ!」

 

「管理者やて!?」

 

「なっ!?」

 

「そ、そんな…」

 

「管理者だと…ただの残虐者だろ管理者じゃなくて!」

 

「それでもいいな…残虐者…今度からそう読んでろ」

 

ゼノは第二層への扉に向かい、

 

(全ての人に嫌われるのは俺だけでいい…これでいいんだ)

 

そう思いながら扉を開けてその先の暗闇に入っていった。

 




久しぶりの投稿です。
長い間お待たせして申し訳ございませんでした(汗)
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