Fate/シロウ厨二戦争   作:赤石なちる

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第13話

「マ、マスター、いったいなんなんですか? その姿は…………」

 

「え、えみやくん? 何それ?」

 

「ジャスティスファンタズムの正装だ。俺はこれでアルティメットジャスティスファンタズムに変身した」

 

(こ、これは……きた! 断罪の黒ズボンに黒幻のコートに星光の鎧(頑張って手縫いで作った)に邪悪なる混沌のマフラーに天のバンダナに太陽のベルトに両腕の封印の包帯に指ぬきグローブに足のリストバンドは月の足輪か! 懐には断罪の冥魔銃(モデルガンに魔力強化)に聖天の瞑剣(プラスチックの剣に魔力強化)と聖天の霊剣(プラスチックの剣に魔力強化)! そして封印の眼帯! それとおそらく右手に隠した籠手と短剣(頑張って投影で作った)か! は、恥ずかしい……セイバーも凛も……激しく動揺している)

 

「マ、マスター?」

 

「え? え? え? 衛宮君、それで道を歩くの?」

 

 ん? なんだ? クリムゾンジャスティスデビルの奴、顔がひくついている? あー成る程。俺の姿に驚愕しているんだな? フッ……わからないでもないな。これはきたるべき戦いの為に用意した戦闘装束なのだから!

 

「フッ――――。みんな俺の姿に驚愕を隠せないようだな! だが…………かっこいいだろ?」

 

「せ、先鋭的なファッションね。衛宮君…………いや、えとアルティメットジャスティスファンタズム?」

 

「あぁ。だがジャスティスファンタズムでいいぞ? 長いだろ? 言いづらくないか?」

 

「そ、そう言う問題かしら?」 

 

(格好に恥を覚えろ――言っておくが貴様、その格好で死ぬまで紛争地帯を駆け抜けたんだぞ? 変わったことは腰の剣と銃が本物になった事とその下に本物の鎧を着けて聖骸布を着けたぐらいだったぞ…………あとズボンを軍隊式にチューンアップした事かな?)

 

「成る程。マスター。それが貴方の騎士で言う鎧なのですね! たとえ同盟相手であろうと隙を見せないその姿勢……感服しました。私も鎧を脱がぬまま参りましょう!!」

 

「「え? 嘘?」」

 

「って同盟? いやまぁいいわ。今はそれで」

 

(あー、いやセイバーはなんか……こんな感じだったな……俺の言動をやたらと良い風に受けとると言うか……いや、違うな。余計な事は言わないのか…………後、凛諦めの表情をするな)

 

 なんだこの紅い人達のえ? そう言う反応する? 的な感じの顔。そしてホーリーナイト・グローリー……やはり俺とお前はベストパートナーだ!

 

「なんなんだよ? この格好おかしいか? 俺はいつもこの格好で冬木をパトロールしてるんだぞ?」

 

「冬木の七不思議の深夜徘徊する黒い海賊ってあんただったのね…………」

 

「海賊じゃなくてヒーローだ!!!」

 

(え、あの七不思議って俺だったの? あーでもあの格好、恥ずかしいけどかっこいいなやっぱり……コートだけでも今から着ようかな…………あ、でも……な、ダサいって言われたら…………)

 

 ったく失礼だな。人を七不思議扱いだなんて!

 

「…………とにかくみんな行こうぜ! 教会に行くんだろ?」

 

「そ、そうね。行きましょうか。衛宮君。アーチャーとセイバーも…………(認識阻害と人払いと後、遮音の魔術かけとこ…………)」

 

「おぅ! 行こう! クリムゾンジャスティスデビル!」

 

「マスター。彼女は凛と言う名前では無いのですか?」

 

「え? クリムゾンジャスティスデビルだぞ?」

 

「私は遠坂凛! それでそこのジャスティスファンタズムが衛宮士郎! 勘違いしないでよね!」

 

「り、了承しました。凛。そして士郎ですね。ええ、わかりました。私もそちらの方が好ましい」 

 

 あージャスティスファンタズムなのに…………まぁいいか。強制したら嫌がられるし…………。

 

「そうよ!」

 

「凛、セイバーよ。早く行かなくては遅くなるぞ」

 

「わかってるわよ…………アーチャー」

 

「よし! ジャスティスファンタズム出動!!!!」

 

 こうして俺達は教会とやらに歩き始めた――――。始まる。俺達の戦いが……そんな不安を抱えながら俺達は――――戦いの序章を感じるのである!

 

「はぁー。私ってバカなのかも知れない――――」

 

(…………すまん)

 

「何か言ったか? クリムゾンジャスティスデビルよ!」

 

「――――何も…………」 




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