あの後地図に書かれたところへ行ってみるとマンションがあり、鍵に書かれた部屋前へ到着した。鍵穴に鍵を差し込んでみたところ、ガチャリという鍵が開く音がした。
ここが本当に自分の部屋であっていたことに安心した僕は、扉をあけたのだが...
「何だ...これは...」
リビングの床にとてつもない数の遊戯王カードがばら撒かれていた。その真ん中またしてもメモそして今度は、封筒と共に。
『このカードは全部きみのだから好きにしていいよー、後デュエルアカデミアの受験票もだしておいたから。試験は一週間後、がんばってね♡』
封筒を開けてみるとデュエルアカデミア学校案内、そして受験票が入っていた。
「まあ、それより先に」
僕は、この床にばら撒かれたカードたちをファイリングする簡単なお仕事をしなければいけないようだ。
...これ、今日中に終わるの?
第二話 今更だけど、主人公は中3です
数時間かけなんとかカードの整理をし終えた僕は冷蔵庫に大量に入っていた「ブルーアイズカレー」なるものを食べながら、今後の方針について考えることにした。
後、今更だがここは遊戯王GXの世界ようだ。活火山とか謎の遺跡がある島という意味不明な立地条件に建てられた学校といえば、GX舞台のあそこしかない。
少し話がそれたが、今後僕がしなければいけないことを書き出してみる
1.デュエルアカデミアへの入学
2.シンクロ、エクシーズなどの未来のカードの扱い
3.原作後半の鬱展開への対応
まあ、大きくわけてこのぐらいか。
1にかんしては、まあなんとかなるだろう。ファイリングしていてわかったがどうやら僕はデュエルモンスターズの殆ど全てのカード
を持っているようだ。そのなかには、原作効果の「天よりの宝札」やアニメオリカの「狂戦士の魂」といったマジキチ効果のカードも含まれている。また、それだけではなくこの世界の禁止制限はとてつもなく緩い。正直、チートドローなんか無くても負ける気がしない。
問題は、2からだ。僕の部屋にあったカードの中にはシンクロ、エクシーズといった未来のカード、それに「ユベル」、「Dヒーロー」といった原作に大きく関わってくるカードがあった。カードが、運命を大きく左右する世界だ、もしこれらのカードを使うと重要なカードを持っている人間として最悪殺されるなんて事もあるかもしれない。かといってそのようなカード捨てようとすると、枚数が多すぎて処理しきれない。まぁ、結局は僕がしっかり管理するしかないのだ。
そして3、これについては正直どうしようもない。あの展開を変えようとするとこの世界そのものを変えなければいけないし、そもそも僕にそんな力ない。出来る事といったらせいぜい主人公である遊城十代の手伝いと、死なないように頑張ることぐらいだろう。
「まぁ、ようは成るように成るってことか」
とりあえずは、アカデミアの受験を受かる必要がある。実技は多分大丈夫だろうが、筆記は未知数だ。コンマイ語の質問なんか出されたら積むし、とりあえずは勉強とデッキ構築が必要になるのだろう。
食べ終えたブルーアイズカレーを流しに運びながら、僕はテストまでの一週間の予定を考え始めた。
じ、次回はこそは、デュエル回に...
感想、アドバイス等いただけると助かります。