遊戯王GXでの決闘人生録   作:ゴ.リラ

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だれか……だれか僕に文章力を下さいっ(切実)


決闘人生録、開幕

只今15ターン経過中。何がとは言わん。

他の受験者たちはもうすでに試験を終えており今、デュエルフィールドにいるのは僕達だけのようだ。お陰でさっきから周りからの視線が痛い。

 

 

「くっ…ゼラでダイレクト「あ、手札から速攻のかかしを捨てます。バトルフェイズ終了で」くっそおおぉ!!」

 

 

何処かから飛んできたかかしがゼラの攻撃の身代わりとなる。

またも攻撃を防がれた御手洗先生は、やや弱気な声で「ターンエンド」と言った。

 

 

 

京介

手札3枚

モンスター 0

伏せ 2枚

ライフ1000

 

御手洗

手札6枚

モンスター 《ゼラ》 《ジャベリンビートル》

伏せ3枚

ライフ3500

 

終焉のカウントダウン

16ターン経過

 

 

「僕のターンですね、ドロー」

 

 

あ、バトルフェーダーきた。

 

 

「ターンエンドで」

 

 

僕がターンエンドを宣言すると同時に僕達の頭上に火の玉が円を作るようにまた一つ浮かぶ。

いや、このデッキやっぱりヤバイわ。エクシーズが存在しないから「ショックルーラー」で動きを止める事が出来ないし、みんな「ナイトショット」よりも「サイクロン」を優先して投入しているため、バックを破ろうとしてもチェーンで発動できてしまう。まあ、結局お触れで止まる事には変わらないんだが、それでも僕がこのデッキを使う事を知らなければメインには積めないだろう。

 

 

「私のターン!!手札より[仮面魔獣の儀式]を発動、墓地の儀式魔人リリーサーをゲームから除外して手札から仮面魔獣マスクド・ヘルレイザーを特殊召喚!!さらにリリーサーの効果発動、このカードを儀式召喚に使用した儀式モンスターがフィールド上に存在する限り、相手はモンスターを特殊召喚出来ない!!」

 

 

場に半人半獣の仮面付けたモンスターが現れる。その攻撃力は3200、あの青眼の白龍をも上回る力を持っている。

でもヘルレイザーて(笑)

 

 

「ヘルレイザーでダイレクトアタック「ならリバースカードオープン、和睦の使者を発動。効果によりこのターン僕が受ける戦闘ダメージは0となります」……。」

 

 

虹色のオーラが身体を覆い、ヘルレイザーの攻撃から僕を守る。

 

 

御手洗先生は「………ターンエンド」とポツリとつぶやいた。

 

 

「じゃあエンドフェイズ時、魂の氷結発動しますね。先生の次のバトルフェイズをスキップします。そして僕のターン、そのままターンエンド。」

 

 

「外道」だの「最低」だの周りからヤジがとぶ。

え?外道?聴こえんなぁ(ゲス顔)

僕がターンを終了した事でカウントダウンの数が19となった。次が正真正銘ラストターンだ。まぁバトルフェイズスキップだけど。

 

 

「わっ私のっタァーーン!!」

 

 

目を閉じて叫ぶ御手洗先生。ドローしたカードを顔の前へ持っていき、ゆっくりと目を開く。

 

 

「宮藤君………」

「なんです?」

 

 

彼はゆっくりと手をデッキの上に持っていき、つぶやいた。

 

 

「君の勝ちだ」

 

 

 

 

 

 

 

私、天上院明日香は先ほどのデュエルの結果がまだ信じられないでいた。

御手洗先生は強い人だ。最上級レベルの儀式モンスターという重いカードをまるで手足のように扱う技術を持っている。私も儀式モンスターを使うという事もあり、何度かご指導を頂いたことがあったのだけれど彼のタクティクスには常に驚かされた。

そんな彼が受験生相手に敗れた。それも自らサレンダーをするという形で。先生は決して手を抜いていた様には見えなかった。むしろ、途中から全力を出していたと思う。あのヘルレイザーまでを使ったのだから。だけど、彼の攻撃は届かなかった。相手の五十二番はまるであざ笑うかのように対応していた。私の隣に座っている「アカデミアの皇帝」丸藤亮もその事に驚きを隠せないようだ。

今日はそもそも彼の弟の試験を見るために足を運んだのだったが、受験番号一番三沢大地といい五十二番宮藤京介といい思わぬ収穫があった。今年のアカデミアは少し面白くなるのかもしれない。

 

 

 

 

 

第四話 決闘人生録、開幕

 

 

 

 

 

僕は今、オシリスレッドの真っ赤な制服に身を包み、デュエルアカデミア行きのフェリーに乗っている。

実技試験で先生に勝利した僕だが、やはりあの勝ち方の評価は低かったようだ。

まぁピンポイントにメタカードを入れておかなければ勝てないデッキというのはソリティアと並ぶくらいクソゲーだし仕方がないのかもしれない。ソリティアと違って使う方もあまり楽しくないし。使っておいてなんだけどね。

 

 

「受験番号五十二番君だね。少しいいか?」

 

 

そんな事を考えていると誰かが僕に話しかけてきた。ん?この声って……

 

 

「あぁ構わないよ、受験番号一番えっと…………………………………………………三沢大地君?」

 

 

僕が振り向いた先にいたのは入試トップ、ラーイエローへ所属することになる三沢大地君だった。っていうかヤバイ、素で名前忘れてた。ホント、いいキャラなんだけどなぁ。なんで影が薄いんだろう?

 

 

「あ、あぁそうだが。俺の事を知っているのか?」

「まあね、時間があったから三沢君の実技試験を見学させてもらったよ。さすが入試トップだね、僕もいい勉強になったよ」

「ああ、有難う。そういう君は………オシリスレッドなのか?」

「僕のことは京介でいいよ。僕の振り分けについてはまぁ、仕方ないよ。あんなデュエルをしたんだし」

「いや、ライフを半分にしてから20ターンもの間守り抜くというのは簡単な事ではないはずだ。君もラーイエローに入る事になると思っていたんだが………」

 

 

いや、20ターン耐えるのって以外と楽なんだけどね?口には出さないけど。

 

 

「おーい、お前ら一番と五十二番だろ?」「アニキちょっと待って!」

 

 

僕達の会話に誰か加わってきたのでそちらを向いてみるとそこにいたのは、僕とは違いオシリスレッドの制服を着こなした活発そうな男の子と、背が低めでメガネをかけた大人しそうな、だけどなぜか髪型だけは冒険しちゃってる男の子がいた。

もしかしてこの声といいクラゲみたいな髪型といい、彼は………

 

「やぁ、110番君。確か遊城十代君だったかな?」

「ああ!十代でいいぜ。で、こっちが」

「丸藤翔っす」

 

 

やっぱりそうか。

 

 

「はじめましてだな。俺は三沢大地、でこっちが」

「宮藤京介、京介でいいよ。よろしくね十代君、翔君」

 

 

簡単な自己紹介を終えたところで翔君が控えめに尋ねてきた。

 

 

「あの〜京介君って実技試験の時、御手洗先生と戦ってたっすよね?」

 

 

僕がそうだと答えると、翔君はやっぱりとハッとした顔で言った。

 

 

「あ、御手洗先生を倒したのって京介の事だったのか!!いや〜俺遅刻したせいで見れなかったんだよなそのデュエル」

「ははっ…まぁつまんない勝ち方をしたからね。見ないで正解だったのかもしれないよ?それにあのデッキはネタで作っただけのデッキだからさ、まぁ手違いで使う事になっちゃったんだけど………」

「なに?!あのデッキはメインじゃないのか?!」

 

 

なんか三沢君がめっちゃ突っかかってきた。僕がまあねと答えるとそうか……と何かを考え始めた。

 

 

「いや、メイン以外のデッキであれだけの力を出せるとなるとな……アカデミアへついたら是非、俺とメインのデッキでデュエルをしてくれ」

「あっ、ずるいぞ三沢!京介ってすげえ強いんだろ?俺も京介と本気でデュエルしてぇよ!」

「ま、まぁアカデミアについたらいやでもデュエルする事になるんだからさ。その時って事で」

「そうっすよ二人とも!とりあえず落ち着くっす!」

 

 

 

そんなやり取りをしている内に島が見えてきた。

デュエルアカデミア、僕達はここでこれから沢山の試練にぶつかる事になるのだろう。そう考えると少し不安になるが、隣ではしゃぐ十代君達を見ると楽しみな気持ちにもなる。そんな事を思いながら僕は、アカデミアへの一歩を踏み出すのであった。




誤字、カード効果の間違い等ありましたらご報告お願いします。
また、感想とアドバイスも引き続き募集中です。

プレミス発見、二月二十一日修正しました。
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