死んだ殺せんせーはAngel Beats!の世界へ来た 作:Vita版つくって下さい。
今年も頑張ります。
「本日は、ギルド降下作戦を実行するわ」
ギルド降下作戦?
どうやら音無君も初めてのオペレーションのようです。
「ここから地下にあるギルドへ向かうわ」
「ほう、ここに地下があるのですか?」
「ええ、戦線メンバーがそこで武器を作ってるの」
「そういえば、お聞きしたかったのですが、これはどのような方々が作っていたのでしょうか? 見て使ってわかりましたが、かなりの一級品……製作資金などはどこから?」
「そういえば、コロ君と音無君には教えていなかったわね。この世界では命あるものは作れないの。だけど武器や道具などの物は土や鉄屑なんかから生前に記憶さえあればどんなものだって作ることができるの」
は?
「つまりはこの銃等の武器のパーツ全ての記憶を持つ人がいると言うことですか?」
「ええ、通称、チャー。そこの責任者よ、本来ならそこへいくための通路にたくさんの罠が設置されているのだけど、それを解除するように話は通してあるわ。それじゃあ行きましょう」
私たちはギルドへ移動しました。
……。
…………。
………………。
ギルドへの道は体育館のステージの下のパイプ椅子倉庫のさらに下にありました。
そして地下通路を進むと、野田君がいました。
先行していたのでしょうか?
「音無、俺はまだ貴様を認めてはいない!」
「うわー、アホがいる」
「おや? 先行偵察ではなかったのですか?」
「ああ、違う。あのアホが勝手にやっただけだ。そもそも偵察に出す意味が――「ぐおぁっ!?」――なに!?」
日向君が言い終わる前に野田君が何やら丸太に突き飛ばされました。
「これは?」
「トラップがオンになってる!?ゆりっぺ! 話は通したんじゃねーのかよ!?」
「……どうやら天使が侵入したようね。警戒体制になっているようだわ……」
天使が侵入?
「コロと音無には説明してなかったが、この地下ギルドには対天使撃退用の罠がいくつも仕掛けられている。本当ならその罠をオフにして安全に向かうハズだったが、天使の侵入でオンになってるんだ!」
「つまり我々はこの天使撃退用の罠を掻い潜りながらギルドへ向かうしかないと?」
「そういうことだ!」
「……こういうことを言うのはなんですが、ギルドには日を改める。という選択はないのでしょうか?」
「ダメよ!」
私がもっともそうな発言をゆりさんが却下しました。
「天使が侵入している以上、ギルドの仲間が消される可能性だってあるわ、天使よりも先にギルドに到達する必要があるの!」
「なるほど、つまり当初の目的の『武器の補充』ではなく『仲間の救出』の為にギルドへ向かう必要があると?」
「そうよ!」
それを聞いて私も音無君達も納得しました。
「それで、ここにはどのような罠が?」
「色々あるぞ」
「いえ、具体的にはどこにどのような?」
「罠の場所は俺らも詳しくは知らない。というより教えられていない」
「というより、覚えていない」
「せっかく濁せそうだったのに言うなよ、藤巻!?」
自分達で作った罠を忘れているのですか……
「とにかく進みましょう。天使よりも先に到着するわよ!」
ゆりさんの指示で我々は進むことになりました。
……。
…………。
………………。
私たちは身軽な椎名さんを先頭にギルドへの道を進んで行きます。
現在のメンバーは、私、ゆりさん、音無さん、日向さん、藤巻さん、大山さん、松下さん、高松さん、TKさん、椎名さんです。(野田さんは戦死、遊佐さんとガルデモの皆さんはお留守番です)
進んでいくと、椎名さんが……
「まずい!? 来るぞ!」
と叫びました。ここでくる罠はパターン的に……
周りからは『ゴゴゴゴゴッ!』と音が……やはり……
「鉄球トラップですかね?」
「そうだった!ここは鉄球が出てくるトラップだ!」
大山さんが思い出すのと同時に鉄球が転がってきました。
「走れ!」
私たちは走り出します。椎名さん、藤巻さん、大山さん、ゆりさん、松下さん、TKさんが近くの横道に入り込みました。
音無さんと日向さんは鉄球の通り道なら両サイドに隙間があると踏んで横になりました。
私は――
「ほっ!」
逆サイドを高松さんに譲ろうと上の隙間に跳んでしがみつきました。ある意味人間体で良かったです。いや、触手体なら他にも色々と方法もありますが……
「うおああぁぁっ!?」
しかし、私の気づかいが通じなかったのか、高松さんはその先へ潰されてしまいました……
「コロ。お前は悪くない。というかスゲーなおい!?」
天井にへばりついてる私を見て藤巻さんが言います。
「助けなくていいのかよ?」
「死ぬわけじゃねーし」
いいのでしょうか? 今更かも知れませんがここの世界はあまりにも『命』の価値観が低すぎますねぇ……
私たちは進みます。すると、何やら電子ロックのような部屋がありました。普通こういった場所に罠をつけるなら……
ガッシャッン!
後ろの扉が閉まってしまいました。
「しまった!? 忘れてたよ、ここは閉じ込められるトラップだった」
やはりですか……
「そんな大事な事を忘れるなよ!」
「あさはかなり」
すると部屋に灯りがつき――
「ここからヤバイのがくるわよ!」
レーザー光線が放たれた。
「触れたらバラバラですねぇ」
私たちはなんとか二回まではよけました。
「次、エックスだ!」
これは避けるのは大変そうですねぇ、みなさんは飛び越えるなり、床にへばりつくなりしてよけましたが、太い体の松下さんだけは……
「むごぉ!?」
バラバラにされてしまいました……
しかし、何とかして出ることには成功しました。が……
「うぅぅぅえぇぇぇ」
松下さんのバラバラな死体を間近に見たと思われる大山さんが嘔吐してしまいました。
「皆さん、見慣れているのでは?」
「いや、いくら死なねーとは言っても見慣れてはいねーよ! ゆりっぺ以外」
「あたしも慣れてはいないわよ!?」
さらに進みます。はしごを使いさらに下へ……私は次は犠牲者を出さないように周囲を警戒……
「上です!」
皆さんに言うと、天井が降りてきました。
私は走りますが皆さんは漠然とたっているだけでした。
「ふぉー、イマナラマニアウ……」
TKさんが天井を押さえました。なにやらわざとらしく片言な日本語でしたねぇ……皆さんはあっけなく進みました。
次は迷路のような通路でしたが……床が薄い?
足音が他と明らかに違いました。
「ここは落とし穴ですかねぇ?」
私がこの発言をすると床が崩れました! たまたま私がいた地点は崩れませんでしたが……
「しまったぁ忘れてたよぉ!? ここはぁ――」
大山さんが底へ落ちました。私は椎名さんが伸ばしたマフラーを掴み、破れないように体重のかけ方を調整。
「皆さーん! 大丈夫ですかぁ~?」
「ええ! 順番に登るから、コロ君、あなただけ落ちなかったのは運が良かったわ!」
押さえて待っていると、音無さんが登って来ました。そして――
「キャアッ!? そんなとこつかめるわけないでしょ!?(ドガッ!)」
「おわっ!? おわぁぁぁバカァ!?」
日向さんの痴漢行為によりさらに脱落しました。ちょっと羨ましく思いました。
そして次の罠は水攻め……カナヅチの藤巻さんが溺れて脱落しました。
ついに我々は、ゆりさん、音無さん、椎名さん、私とずいぶんと減ってしまいましたねぇ……
さらに進むと川に出ました。そしてらそこにひとつの段ボール箱が流れてきました。なかにはおもちゃの仔犬?が――
「あああ!? 仔犬がながされているぅぅ!?」
椎名さんが飛び込んでその先の滝に落ちていきました……えっと……
「あれも罠だったのでしょうか?」
「ええ、可愛いもの好きが彼女の弱点よ」
やはり速水さんと仲良くなれそうな人ですねぇ……しかし、簡単な罠に追い詰められるという展開は引っ掛かる方も引っかけられる方も恥ずかしいものですね。私もエロ本トラップに――まぁそれは置いといて……
ついに我々は3人になってしまいました……
今年も頑張ります。