そよ風に歌声を乗せて(改訂版)   作:おにぎり(鮭)

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どうも、ご無沙汰してます。
ホントに亀更新で申し訳ありません。
リアルの方が忙しかったり他にやりたいことがあったりでなかなか手を付けられませんでしたがようやく最新話の更新となります。
今後も決して速いペースでの更新はできませんがのんびりとお待ちください。


第3話 晴れやかな入学式、晴れない心

 まだ春先のやや肌寒い朝。自分の体温で程よく温まった布団の中でぬくぬくとしている俺の鼓膜に突然けたたましい音が叩き付けられた。

 

「んぁ……うっせぇクソが……」

 

 そう毒づいて、心地よい睡眠時間を邪魔して来る元凶であるアナログの目覚まし時計のボタンを寝ころんだまま腕を伸ばして殴るように押してアラームを止める。

 が、寝ぼけていたせいかちゃんとボタンを押せ無かったようでアラームは止まらなかった。まるでさっさと起きろと親にお小言を言われ続けているみたいだ。

 

「ハイハイわかりましたよ……」

 

 別にそういったところでそれに応えてくれる人がいるわけじゃないが、そう呟いて体を起こし今度こそしっかりとアラームを止める。

 ここ数日はアラームなんて設定してなかったが、今日は高校の入学式。つまり今日から俺は高校生ということになる。

 流石に初日から寝坊して遅刻だなんてかっこ悪いにもほどがあるし、初音さんとの約束もあった。だから今日初めてこっちに引っ越してきてから買った目覚まし時計のアラームを設定していたというわけだ。

 基本的に俺は時間厳守が当たり前だと思ってるからアラームの時間も早めに設定してある。滅多なことが無ければ家から歩いて20分くらいで学校に着けるのだが、何かしらのトラブルが起きるかもしれない。

 備えあれば患いなしともいうわけだし、早め早めの行動をとっておいた方が色々と楽なのだ。主に精神的な面で。

 そんなこんなでゆっくり、しかしだらだらしすぎない程度に登校する準備を進めているうちに時計の針は7時45分を指していた。初音さんと落ち合う時間は8時なのでまだ少し余裕がある。

 とは言ってももうやることがない。かといって何かをするには時間が無さ過ぎるし、何もしないで待つには少し時間がありすぎた。

 ほんの少しどうしたものかと悩むが、どうしようもないので素直に早めに家を出て初音さんを待つことにする。一応スマホがあれば多少の時間は簡単に潰せるし。

 そうと決まれば行動を起こすまでは早かった。窓がしっかり施錠されているか、ノートPCやゲーム機に電源が入っていないかを確認し、最後に忘れ物が無いかカバンの中を確認する。

 すべて大丈夫であることをしっかりと確認した俺は、すたすたと玄関まで歩いて行った。

 

「……行ってきます」

 

 別に誰も俺に返事をしてくれるわけじゃない。けれど、何となく部屋の方を見てそう呟いた。きっと今までの癖だろう。つい一週間ほど前までは親父がいたから。

 そんなことを考えて、少し目を細める。今更ながら本当に一人暮らしを始めたんだなという実感が湧いてきていた。

 寂しいとか、そんな風に感じているわけじゃない。断じて。ただ、一人になったというのは気楽になった反面張り合いがなくなったとも言える。

 一人暮らしを始めてからようやく一週間経とうとしているけれど、とても気楽なものだ。親にあれこれ言われることもないし、気を使う必要もない。本当に自分の好きなようにできるのだから。

 もちろん今まで親がしてくれていたことを自分でしなければならないから面倒に感じることも多いけれど、それを補って余りあるほどの自由さと言えるだろう。

 だけど、やはり話し相手がいないというのも退屈に感じたのは確かだ。一人で飯を食う時、一番それを感じた。軽口をたたきあえる相手がいないと、食事も本当にただの作業と化してしまう。

 そこまで考えてハッと我に返る。これじゃあまるで自分がいまだに親離れのできてないガキみたいじゃあないか。15にもなって親離れできていないなんて、恥ずかしいにもほどがある。

 俺は断じて親父に依存なんかしていない。しているとすればむしろ親父が俺に依存しているのであって、決して俺のほうじゃない。

 なんて考えているうちに、スマホの時計が8時になった。初音さんとの集合時間だ。……その肝心の初音さんはまるでくる気配を見せないが。

 まあ女って生き物は準備に時間がかかるものだから多少の遅刻は仕方ないだろう。本当には仕方がないで済ませたくはないけれど、そういう風に思って諦めておいたほうが精神的に楽なのだ。わざわざストレスのたまる方向に物事を考えるほど俺もマゾヒストじゃない。……多分、そうだと信じたい。

 

 それから約10分。未だに姿を現す気配すら見せない初音さんに対して流石にピリピリしてきてしまった。いくら準備に時間がかかるとはいえ、10分も遅刻するのはどうかと思う。別に学校に行くだけなのであって、旅行に行くとかそういうわけではないのだからそんなに準備に時間がかかるとは思えないのだが。

 一緒に行くと約束を交わした手前、来るまで待つほうが良いんだろうけどこちらは既にかなりの時間待たされている。

 スマホのバッテリーだって無限というわけではないし、何より入学式から遅刻だなんていくらなんでもたるんでると思われかねない。クラスメイトからの印象なんて気にしないけれど、教師陣にそれで目をつけられてしまうのだけは勘弁願いたい。

 そこまで考えて俺が出した結論は、集合時間を指定したのに遅刻してくるやつが悪いということで先に一人で登校するというものだった。

 いや、実際その通りだと思う。慈悲はない。というか集合時間を過ぎてから10分も待ってやったのだからまだ有情なほうだと思う。恨むなら時間までに家を出れなかった自分を恨んでくれ初音さん。

 

「あ!天川君、待って!!」

 

 どうやら眠り姫様はようやく家を出てきたらしい。時間にして13分の遅刻だ。実に遅い。

 なので足を止めてこちらに向かって走ってくる初音さんを肩越しに見返して、またそそくさと歩き始めた。

 正直いちいち突っ込んでやる気にもならない。とりあえず彼女が時間に厳しい人種でないことが今日証明された。

 とりあえず今後、初音さんと待ち合わせするとするならそこを頭に入れて行動したほうが良いのは間違いないだろう。そんな機会が二度とないことを願うけれど。

 

「いやあ、本当にごめんなさい。昨日ドキドキして眠れなかったら朝起きれなくって……」

 

 ようやく追いついてきた初音さんが横に並んだとたん、息を整えながら聞いてもいない言い訳を語り始める。

 しかし入学式程度で興奮して眠れなかったとは理解に苦しむ。林間学校とか、修学旅行とかならばまだわからなくもないけれど今日はあいにくとただの入学式である。興奮する要素がどこにあるというのだろうか。

 

「それにしても楽しみだなあ。どんな人に会えるのかな。友達たくさんできるかなあ!」

 

 こいつあれか、友達百人できるかなを地で行くタイプの人種か。やはり俺とは相いれないタイプの人種だった。頼むから俺と一緒に行動をするのは今日限りにしていただきたいところである。

 

「ところで天川君は今日から行く学校に知り合いとかいるの?」

「いないよ。だからこの高校にしたんだ」

「え……?」

 

 一瞬、俺の言葉がうまく呑み込めないといった表情をする初音さん。まあ普通はそうだろう。

 知り合いがいないから、わざわざ一人暮らしになってまでここに進学してきたなどというおかしな理由を持つ高校生など日本中を探しても俺くらいなものだろう。他にもいるかもしれないが、相当のレアケースであることに違いはない。

 けれども俺は、レアケースだろうと何だろうともこの選択に後悔はない。少なくとも今のところは正しい選択をしたのだと思っている。

 後はこれまでのように悪目立ちしないように大人しく過ごしていればこれから三年間、特に大きな面倒ごとに絡まれるようなことはないだろう。火のないところに煙は立たない。火種さえ起こさなければ炎上することも避けられよう。

 ……寂しいとは思わない。決して。変につるんで後から繋がりを断ち切られる痛みに比べれば、繋がりを持たない空虚さのほうがまだマシだ。

 

「ね……ところで天川君はさ……」

 

 先ほどからひたすら初音さんは下らない世間話の類の質問を繰り返して来るが、その全てを俺は生返事で返す。彼女には申し訳ないが俺は友達の枠からは外させてもらいたかった。

 彼女は彼女でちゃんとして応対をしてもらえなかったことに不満であるようだが、むしろ不満に思って貰った方が都合がいい。

 それに、どうしてもお喋りをしたいならどうか学校で別の人を見つけてほしいものだ。

 

 

 時間に間に合うか少しひやひやしたが、思ったよりも早く到着したので昇降口に張り出されたクラス分けの紙を見て自分の名前を探す。

 当然他の新入生も大勢いるから、奴らにもみくちゃにされながらも自分の学籍番号と紙に書いてある名簿とを照らし合わせて何とか自分名前が書かれているクラスの紙を見つけた。

 

(……俺は三組か)

 

 この学校は特に成績によってクラスを分けられたりしているわけではないから、どのクラスに入れられようともそこまで差がない。だから、本当にどのクラスでも気にしていなかった。

 この時までは。

 とにかくさっさと教室まで行って、早めに席についてのんびりとしたいところだ。こう人が多いとどうしても人酔いを起こしそうになる。

 それに、ここまで騒がしい空間はどうにも肌に合わない。無駄にエネルギーを消耗してしまう前にここから離れるのが得策だと俺は結論付け、そそくさとその場から離れた。

 

 教室までの案内板に従い、どうにか迷うことなく自分の教室を探し当てて自分の学籍番号が書かれたシールの張られている席に座る。

 教室には既に半分くらいの生徒が集まっているようで、知り合いっぽそうな連中はそれぞれ集まって喋っていた。その光景を見て、別に驚くようなことはない。

 いくら中学以上に広範囲から様々な生徒が通学するとは言え、そのほとんどは地元中学から進学してきた生徒たちの方が俺のような他所から来た奴よりも断然多いのだからこんな光景は決して珍しくもなんともないのだ。

 当然知り合いが一人もいない俺は暇だし何となく体がだるく感じられたので、担任の先生が来るまでは机に突っ伏して寝ることにした。

 持ってきたかばんを机の上に置きその上に腕を置いてさあ寝ようとそのまま突っ伏そうとした瞬間、隣の席の椅子が引かれる音が聞こえた。そしてさらに聞き覚えのある声も聞こえてきてしまった。

 

「あ、天川君も三組だったんだ。それなら一緒に来てくれても良かったのに」

「……すまんな」

 

 最悪だ。よりにもよってこんな目立つ奴と同じクラスだなんて。それも妙になれなれしく俺に構ってくるのがもっと悪い。これでは嫌でも目立つことになる。

 頼むからこれ以上俺に話しかけないでくれと心の中で念じながら、初音さんを横目でちらっと見てからすぐに突っ伏そうとした。

 だが、その瞬間に教室の扉が開かれこれまた独特な雰囲気をした人物が入ってきた。

 

「皆の者、着席するでござるよ」

 

 服装はいたって普通にスーツを着込んだ男性だが、目立つのはその髪。紫色で、後ろで束ねた腰までかそれ以上に長い髪の毛。

 そして何より特徴的なのは、生まれてくる時代を間違えてきたのではないかと錯覚してしまいそうになる言葉使いだった。

 

「拙者は今日から一年三組の担任を務める神威がくぽと申す。自己紹介は後でするとして、今から今日のこの後の日程について説明するでござるよ」

 

 正直な話、余りにもイロモノな教師が出てきたことに軽いめまいを覚えそうになる。教師としての技量や知識が十分であるのなら良いが、それにしたって訛っているというわけでもないのに標準語を使わない教師などよく雇おうという気になったものだ。

 しかし特に性格がぶっ飛んでるということでもないらしく、そのまま淡々とタイムスケジュールを通知されたところで俺達は入学式をする為に体育館へと向かうことになった。

 

 

「ただいまより、第三十九回有賀島高等学校の入学式を始めます。新入生、入場」

 まあ特に変なことが起きるはずもなく、平凡な入学式が始まった。きっとこれから一時間ほど退屈な時間が続くのだろうと考えると今から眠たくなってしまう。

 だが、その考えはすぐに改めさせられることになった。

 

「校長式辞」

 

 司会のアナウンスに応じるように校長らしき人物が壇上に登る。懐からカンペを取り出し、少し咳払いをしてその人物は話し始めた。

 

「新入生のみなさん、まずはご入学おめでとうございます。私はこの学校の校長を務めております甲長兄(こうちょうけい)と申します。あだ名はコウチョウでした」

 

 にこやかな笑顔で寒いジョークを飛ばす校長に開いた口が塞がらない俺。しかし、周りの奴等には面白かったらしくそこかしこでクスクスと笑っている声が聞こえた。

 周りの連中とはどうやら感性も違うらしい。いよいよもって俺は悪目立ちしない様に立ち回る必要がありそうだ。

 

 

 それからは特に笑うようなことも(そもそもこういう場所でそういう事が起きること自体おかしい)、ハプニングがあるわけもなく普通に入学式が終わった。

 そして新入生がそれぞれの教室へと戻っていく。俺達もそれに倣って自分たちの教室へと戻った。

 全員が席についていることを確認すると、例のエセ古代人じみた教師が自己紹介を始めると言い出した。まあ、ある種の通過儀礼ではある。

 

「それでは早速拙者から自己紹介しよう。先ほどは名前だけだったから今度はもう少し詳しく紹介していくでござるよ」

 

 やはり語尾がおかしい。ござるってなんだ。サムライか何かか。

 

「拙者の名前は神威がくぽ。好きなモノはナスと自然で、苦手なものはでぃじたる?とかいうものでござる。まだ皆分らないことがたくさんあると思うが、どんどん聞いてほしいでござる。これから一年間、よろしくお願い申す」

 

 スマホがこれだけ普及している現代において、デジタル機器が苦手であるとは致命傷ではなかろうか。本当にこの先生は生まれてくる時代を間違えてしまったのではないかと柄にもなく同情の念を覚えずにはいられなかった。

 その後生徒の自己紹介の番になったが、様々な奴らがいた。普通に自己紹介する奴、受けを狙いに来てる奴、途中で何か語り始める奴。色々いたが初音さんの番が回ってきたらしく、彼女は教壇へと立った。

 

「えっと、初音未来です。好きなことは歌を歌うこと。将来の夢とかはまだ決まってないけれど、これからこの学校で皆と仲良くやっていけたらいいなと思ってます。よろしくお願いします!」

 

 初音さんが教壇に上がる直前から少しざわめていたのは聞こえていたが、彼女が自己紹介した途端一気にあちこちで小声で会話をする輩が増える。

 

「見たかよあの子。めっちゃ可愛いな!」

「可愛いなあ。それにすっごいいい子そう」

 

 勿論その声は本人にも聞こえているが、当の本人は少し恥ずかしそうに顔を赤らめてうつむき加減に下を向いて自分の席へと戻る。だが、まんざらでもなさそうな表情をしていた。

 それから俺の番が回ってきたが、別に特にいうこともないので当たり障りのなさそうなことだけを述べてさっさと自分の席へと戻った。

 その時「感じの悪い奴」だとか「根暗っぽそう」という声が聞こえたが、特に気にしなかった。むしろそうやって俺のことを遠ざけてくれた方が俺としては助かるから作戦通りと言えば作戦通りだ。

 

 

 それから翌日以降のスケジュールについての連絡などがされ、ホームルームが終わった。

 高校生活一日目が何とか無事に終わったことに胸をなでおろしつつ、さっさと家に帰ろうと教室を後にする。

 初音さんは既に人気者となっていたようで、クラスの連中に囲まれていたのでこれ幸いと放置した。

 それから早足で昇降口を抜け、人ごみの凄まじいエリアを一気に抜ける。校門までの道なりに様々な部活の勧誘があったがすべて無視し、ようやく校門を抜けた頃には大分人もまばらになってきていた。

 特に話し相手がいるわけでもないから一人でぼうっと空を眺めながら家までの道を歩いていると、後ろの方からパタパタと革靴の足音が響いてくる。

 大方早く家に帰って遊びたい奴が走っているんだろうとかぼんやりと考えながら空を眺めたまま歩調を変えることなく歩き続けた。

 だが、その足音は俺に近づいてくると一気にその速度を緩める。そして、またも聞きなれた声が聞こえた。

 

「はぁ…はぁ…やっと追いついた! もう、天川君私のこと置いて行っちゃうんだから!」

「……あんた、なんで俺なんか追いかけてきたんだ? お友達いっぱい出来たんだからそっち優先すればいいだろ」

 

 正直言って迷惑だった。一緒に登下校などすれば変な噂が立つのは明らかだし(初音さんは女に疎い俺が見ても可愛いしな)、それが原因でトラブルが起きたっておかしくない。

 だからこそ放っておいてほしくてさっさと一人で帰って来たというのに、こいつはわざわざ俺を追いかけてきたというのだ。

 

「確かに友達はいっぱい出来たよ。でも、私は天川君とも友達になりたいから」

 

 本当に、理解が出来ない。どうしてそこまで俺に固執するのか。俺とこいつは、まったく逆のタイプの人間だというのに。

 とにかく距離を取りたかった。折角中学時代の連中と縁を切る為にはるばるこんなところに出てきたというのに、あの時の二の舞になるのだけはごめんだった。

 だから、ため息を一つつくと初音さんの方に向き直って正直に言うことにした。

 

「俺は、アンタと友達になる気はない。だから放っておいてくれ」

「どうして?」

「んなことアンタに関係ない。じゃあな」

 

 じゃあな、と言ってそそくさと歩き出すが初音さんは俺の後をついてくる。当然だ、アパートの部屋が隣同士なのだから帰り道も同じ。

 しかしこのままついてこられるのもなんか気分悪いので適当な路地へと道を逸れて彼女を撒くことにした。

 

「天川君、そっちはアパートじゃないよ!」

 

 後ろから戸惑ったような初音さんの声が聞こえたが、無視をしてそのままどんどんと進んでいった。

 もう、後ろからついてくる足音は聞こえなかった。

 

 そのことに胸をなでおろし、再び空を見上げる。だが、どうしてだか綺麗に晴れた青空が俺をバカにしているように見えて直ぐに視線を前へと戻す。

 再び足を前に出す前に足元に転がっている石ころを思いきり蹴飛ばした。

 邪魔者を撒いたはずなのに俺の心はどこか荒れていて、でもどうしてそうなのかが分らなかったから余計にイライラする。

 原因の分らない気分の悪さにイライラしながら、俺は再び歩き始める。

 

 空は、俺の心とは裏腹に相変わらず変わることなく綺麗に晴れていた。

 

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