解放のため鶴は舞う   作:kishiya

5 / 10
どうもUAが1000を越して腰を抜かしそうなkishiyaです。
そんなにこの作品需要あった?
うれしくてテスト放棄しちゃう勢い(ダメです)
まぁ、なんだかんだで書きあがったので投稿します。
戦闘回になるかと思いきや戦闘らしい戦闘になりませんでした。
テスト前最後の投稿になると思われます。

さて、艦隊に合流した瑞鶴。
どのように敵を退けるのやら…

※一部キャラぶれしてるかも


ミッドウェー撤退戦

瑞鶴は敵に向かい次々と艦載機を繰り出してしていく。その艦載機が次々と敵戦闘機を撃破していく。

その様子を機動部隊の面々は唖然と見ていた。

 

「皆!早く撤退して!既に響に頼んで輸送船に準備してもらっています!急いで!殿は私が務めます!」

 

瑞鶴が叫ぶと一航戦が素早く反応する。

 

「天龍、金剛、摩耶は瑞鶴を支援!それ以外は撤退!」

「残った中で動ける者は動けない者を牽引!急いで!」

 

一航戦である二人の声に唖然としていた部隊の面々もようやく動き始めた。

 

 

………side:加賀………

 

 

 

牽引され輸送船に向かっている時私は無力感を感じていた。

 

(また、瑞鶴に守られた)

 

そればかりがその思いが頭を支配していた。

 

「千鶴…今度は帰ってきて…お願いだから……」

 

隣で同じように牽引されている翔鶴が祈るように肉親という意味で妹である瑞鶴の本名を言っている。

 

「今度は戻ってきなさい。そうでないと、許さないわよ……」

 

また、翔鶴のフォローをするのはごめんだと思いながら私は左腕のブレスレットを右手で強く握りしめた。

 

 

 

………side:翔鶴………

 

 

父と母を深海棲艦の進行による攻撃で亡くしている私にとって瑞鶴は唯一残った肉親だ。

三年前、瑞鶴が戦死したと聞いたときその場にいなかった私はなかなか現実を受け止められなかった。

そして、唯一残った左腕を確認し現実を見せつけられたときにはかなり取り乱してしまった。

このことが原因で艦娘を辞めようとも思ったが一航戦、特に赤城さんの説得によって辞めずにやってきた。

だけど、こんな再開をするなんて。しかも、三年前のいなくなった時ときと同じような状況を作るなんて。

 

「千鶴…今度は帰ってきて…お願いだから……」

 

作戦行動中、本名で呼び合うことは禁止されているけれど、無事に帰って来て欲しいという思いが勝ったせいか本名が出てしまったが修正する気は無い。

加賀さんが何か言っていた気がするがそんな事よりも今の私は妹のことで頭がいっぱいだった。

 

 

………sideout………

 

 

 

「……やっぱり追ってくるわよね」

 

瑞鶴は深海棲艦に向かって呟いた。既に自分たちを含めた艦隊が作戦海域から5kmほど離れたが未だに敵艦隊は自分たちを追ってきていた。

 

「瑞鶴!どうするネ!」

「あぁ、いくらか沈めたけどこの数だと母艦にたどり着いてもそれごと叩かれるのがオチだぞ!」

 

このままでは不味いと金剛、天龍が瑞鶴にどうするのかと聞く。瑞鶴は渋るかのように答える。

 

「ないことは無いけど……」

「だったら出し惜しみするな!クソが!このままだと全員沈むぞ!」

 

瑞鶴の答えに摩耶がこの後の及び出し惜しみをするなと瑞鶴を叱責する。そうすると、瑞鶴は諦めたかのようにため息をつく。

 

「それもそうよね。まぁ、津波起こしましたって国際裁判にかけられたらその時はその時か」

「は?」

 

摩耶が予想の斜め上を行くような瑞鶴の答えに思わずポカンと返す。他の2人も似たような表情をする。

 

「皆!今すぐ私のすぐそばに来て!艦載機全機撤退!状況Zよ!急げ!」

「おい!一体何を!って聞いてねーし。ッチ!分かったよ!」

 

瑞鶴は飛行甲板を出し艦載機を撤退させ始める。金剛、摩耶、天龍は瑞鶴の言うりにし始める。

 

「gatherしたけどどうする気なのネ!」

「あぁ、しかも艦載機もしまいやがってハッタリだったら承知しねーぞ」

「違うわよこうでもしないとやれないだけ、デコイ!プロテガ!」

「何してんだ?って、なんだ?これ!?」

 

摩耶は初めて見る魔法に驚きまた自分に何なされたことにまた驚く。他の面々も同じような感じだ。

 

「全艦載機の帰還を確認!完全マバリア!魔法障壁!展開!ミストカート……」

「この壁は一体何なのネ!相手の艦載機からのattackを完全に防いでいマース」

 

金剛が展開された魔法障壁に驚く。

 

「でも、動けねーぞ!どうする気だ?瑞鶴」

「……」

「おい!このままだと撤退してる部隊に敵が……おいおい全部瑞鶴に向いてるじゃねーか!」

 

天龍が瑞鶴が何をしているのか分からず瑞鶴に問い、摩耶は敵の攻撃が全て瑞鶴に向いていることに驚いている。

 

「……来て戒律王!ゾディアーク!」

 

瑞鶴がようやく口を開くと周りの空気が変わった。

 

「おいおい、なんだよこれは」

「本当に何をする気なのネー?瑞鶴?」

「この感じ深海棲艦の……来てって言ったけどまさか…おい!瑞鶴!っておい大丈夫か?」

 

突然ふらついた瑞鶴を摩耶が支える。

 

「ありがと……それと来たみたいね」

「だから何が!ってなんだコイツは!?」

 

いつの間にか目の前にいる人と同じくらいの大きさの蛇のような生物にまたしても周りの面々は驚く。摩耶はそれに向かって砲を向けるが瑞鶴はそれを大丈夫と言って砲を下ろさせ話を進めていく。

 

「ゾディアーク、いつもみたいに力を抑える必要は無いわ。ラストエクリプスで殲滅しちゃって。ただ波はあまり立てないようにお願い、巻き込まれるから」

 

ゾディアークは分かったと言うかのように首を縦に降ると深海棲艦のいる方向へ向いた。

しかし、攻撃は相変わらず瑞鶴に向いている。

 

「なぁ、瑞鶴。そろそろ教えてくれ、何をする気だ?」

「あぁ、同意見だ。それとあれは何だ?」

 

金剛はゾディアークを見て目をキラキラさせて興奮しているが摩耶と天龍がこれからやることについて問い詰めてくる。

 

「そうね、これからやろうとしてるのはあいつらの殲滅。それであの子は私のパートナーだよ」

「パートナー?」

「えぇ、戒律王ゾディアーク。神々が作り出した異形うちの一つよ。でも、その作り出された異形の中でも異常な力を持ってしまったが故に成長を止められて封印されてしまった子。初めてあった時は殺されかけたけど今ではパートナーよ」

「神々?何を言ってるんだ瑞鶴?」

「ほら、始まるわよ。森羅万象の法則を創造しあらゆる罪人を裁く天使王になるはずだった異形の裁きが」

「Judgment?一体どういうことネ?」

 

次の瞬間敵艦隊の中心が光った。

その後白い閃光と衝撃が起こる。

 

「うわっ!」

「うぉぉぉっ!」

「あぁあっ!」

 

あまりの衝撃にそれぞれ反応を見せる。

それが収まると敵の艦隊は海水ごと跡形もなく消えていた。

海は動くことを忘れたかのように広く円形にえぐれている。

 

「やっぱりマバリアは出しといて正解ね、何に巻き込まれるか分かったもんじゃないもの」

「wow……」

「こりゃ、凄いな」

「こんなのあるなら最初っからやれっての」

 

ゾディアークが起こした大爆発に3人がそれぞれの感想を述べる。

そして、えぐれた海面を埋めるかのように海水が動き始めた。

 

「って、このあとどうする気よあの子」

 

瑞鶴は動き始めた海水を見て呆れたように呟く。

 

「どうする気よ、じゃねーよ!どうすんだよ!このままだと……」

「まぁまぁ、大丈夫よ良く見たらゾディアーク慌ててる様子じゃないし」

「大丈夫じゃなさそうだから言ってんだ!」

 

ドドドドドッと大きな音を立て海水が動いている。ほかの2人も心配そうに瑞鶴を見つめる。

 

「大丈夫よ、言ったでしょ?この子は森羅万象の法則を作り上げるって」

 

そう言うと遂にゾディアークが動き始め周りのミスト集め始める。そして、首を降ったかと思うと海水が止まる。そして、次の瞬間には海水が静かに動き出した。数分後には平穏な海が広がっていた。この光景を見て3人は言葉を失う。

 

「ゾディアーク、ありがとう。お疲れ様」

 

その言葉を聞くとゾディアークは満足そうに首を降り、還った。

その瞬間、瑞鶴が吐血する。

しかも、その血の量は尋常じゃない

 

「おい!大丈夫か!?」

「だ、大丈夫と言いたいところだけど…ケホッ……意識保ってるだけで限界かも……ケ゛ホッ…ごめん摩耶…牽引してって」

「分かったから喋んな!金剛!天龍!一緒に頼む!」

「分かったネー!こんな所で死なれたら一航戦と翔鶴に合わせるFaceがないネ!」

「あぁ、急ぐぞ!」

 

目の前の光景に唖然としていた3人だが瑞鶴の様態が急変したのを見て急いで母艦…艦娘母艦かしのに向かったのであった。

 

 

………side:瑞鶴………

 

 

私は今、牽引されている。

艦装はともかく体はボロボロ何だろうな……。

考えてみれば当り前だ。

イヴァリースでゾディアークを呼び出すならともかく地球で呼び出したのだ。ミストの消費量が圧倒的に違う。お陰で体内のミストをほとんど消費した。

加えて魔法障壁、完全マバリアの行使。

とにかく、体の中のミストを使いすぎてもう無いに等しい。

普通の人間ならそれは問題にはならないが、艦娘なら話は別。

体のミストが減りすぎると体に埋め込んだ艦魂と体が拒絶反応を起こし始める。

お陰で私は咳をするたびに吐血するという有様だ。

このままだと、輸送船につく前に艦魂の拒絶反応で死んでしまう。

流石にそれは嫌なので体内のミストを増やさなければ……。

 

「流石にケホッ……死にたくはないから……ケホッケ゛ホッ」

 

「ケホッ……」

 

私は体の中のミストを循環、活性化させる。問題はこれからだこの循環させ活性化したミストの循環だけを止めなければならない。

成功すればある程度体内のミストの量を増やせるが失敗すればミストは霧散、体内からミストは無くなる。

 

「ケホッケホッ……」

 

また吐血し集中が乱れそうになる。が集中出来なくなってしまえばそれこそ死んでしまう。

 

「ケホッ……!」

 

「今!」と思いミストの循環を止める。

そして、体内のミストの量が増えていることを感じる。

 

「何とか乗り切ったかぁ、チャクラ成功……ケホッ」

 

私は誰にも聞こえないように呟いた。母艦まであとすぐだ。

この程度の中の傷ならケアルでどうにかなる。治療を受ける必要は無さそうだと義手は仕方が無いとしても少なくとも義足のことをまだ知られたくない私は安堵した。

 




はい、一応戦闘回みたいな形になってしまいました。

次回は輸送船へ到着から始まります。

質問などありましたらコメントにどうぞ。
それでは、またテスト後に。

※誤爆箇所があったので修正しました
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