難産でした。その割には文量はないし内容は薄いです。
これからも書いていくのでよろしくお願いします。
それではどうぞ
「暫くは出撃がない……か」
瑞鶴は言葉とは裏腹に特に表情を変えていない。
「ええ。思ったより反応薄いわね」
「まぁ、予想はしてましたし」
「あら、どうしてそう思ったのかしら?」
「3年間も部隊離れてるんですよ?まず、復帰できただけでラッキーですよ」
瑞鶴はため息をつき更に言葉を続ける。
「それに、3年もたてば
「あら、よくわかっているじゃない。でも残念、それだけではないのよ」
「え?」
赤城がため息をつき呆れたような顔になる
「あなた世間でどんな風に言われてるか知ってる?」
「さっき案内してもらったときに英雄みたいに扱われてるとは聞きましたが」
「仲間のために死んだ悲劇の英雄が実は生きてて帰って来た。上はあなたをメディアに出してあなたが発見できなかったことについて言い訳して欲しいそうよ」
「……記者会見しろってことですよね。まぁ、状況的には間違いなく死んでますからね私。言い訳もなにも発見できなくても仕方ないでしょ」
赤城と瑞鶴は同時に深いため息をつく。
そして、瑞鶴がハッとしたように赤城に質問する。
「記者会見ってもちろん基地でですよね?」
瑞鶴達の部隊……日本国国防海軍特殊兵装航空科第一機動部隊は本土ではなくウェーク島の国防軍臨時基地(アメリカに返還予定)の所属であり本土は少し遠いのである。それに、すぐにでも戦線に復帰したい瑞鶴は本土での記者会見はやれと言われればやるしかないのだが都合が悪いのである。
「基地でよ。安心なさい」
その言葉を聞いて瑞鶴は少しほっとしたような表情を浮かべる。
「ところで、私の事は分かりましたけど部隊としては今後どう動くのですか?」
「そうね、暫く休みよ」
「まぁミッドウェー攻めてたんですものね……その、お疲れ様です」
瑞鶴が赤城に対しての労いの言葉をかけると部屋をノックする音が聞こえた。
「入ります」
そして、扉が開く。すると加賀と翔鶴が入ってきた。
「加賀さん、翔鶴姉待ってたよ」
瑞鶴は二人を見てそう言った。
………………
「さて、どこから話せばいい?」
瑞鶴は赤城の座っていた椅子から三人に問いかける。ちなみに瑞鶴の向かいには赤城がドアの前に立っており、右の二段ベットには加賀、左の二段ベッドには翔鶴が座っている。
「「あなたの左腕について」」
加賀と翔鶴が同時に言う。
「やっぱり、その事か。でも、腕しか見つからなかったんだっけ?どうして私の腕だってわかったの?」
「簡単なことよ」
加賀はそう言うと左手首にあるブレスレットを見せる。すると瑞鶴は納得のいったような顔をする。
「そういえば左腕にしてたわね。確かにそのブレスレットはオーダーメイド品だし、後はDNA鑑定で特定か」
すると瑞鶴は着ていた黒いコートを脱ぎその下に着ている白衣[はくえ](紅白衣装の白い衣装)を脱ごうとする。
「ちょ、ちょっと瑞鶴!?」
翔鶴が瑞鶴の行動を見て止めようとする。
「?、あぁ。見てもらった方が早いからね」
「それを言ってからにして頂戴……」
「見てもらった方が早い……。じゃあ、左腕は……」
「うん、多分みんなの思ってる通りだよ」
そして、瑞鶴が白衣を脱ぎ左の手袋を外すと鈍く光る義手があらわになる。
「まぁ、こんな感じで義手よ。戦闘には支障がないから復帰への心配はいらないわ」
その言葉に部屋が静寂に包まれる。
「……瑞鶴。あなた本当に部隊に復帰するの?」
「もちろんですよ、それにみんなが命を懸けて戦っているのにそれを見てるだけなんて絶対に嫌ですし」
瑞鶴と加賀が互いに真剣な表情で向き合う。
そして、何かお互いに通じたのであろう、加賀は諦めたかのようにため息をついた。
「……そう。なら、 何も言わないでおくわ」
「うん、ありがと、加賀さん。翔鶴姉もありがとね」
「さっきの顔見たらわかるわよ、言っても無駄って。何年一緒にいたと思ってるのよ。伊達にあなたのお姉さんをやってるわけじゃないわ。まぁ、三年のブランクはあるけどね」
翔鶴が呆れたように言う。
「あ、ははは……。なんか、他に聞きたいこととかある?」
「じゃあ、私から三ついいかしら」
「はい、赤城さん!」
「なによ、その言い方は……。まぁいいわ、ひとつは今までどこにいたのか、もうひとつは金剛達から報告にあった謎の壁とゾディアークという生物。最後にさっきの戦いで傷を負ったはずのあなたがなぜ無傷で帰還できたのか、以上ね」
「……赤城さんの質問に答えるには順を追って説明する必要がありますね」
瑞鶴が軽く深呼吸をする。
「簡単に言えばイヴァリース、異世界か別の星に飛ばされてました」
「「「は?」」」
瑞鶴の真剣な表情とは違いポカンとした表情を赤城、翔鶴、加賀の3人は浮かべるのであった。
三ヶ月かかってこの内容orz
主にキャラクターの口調に納得いかなくて修正を繰り返していました。
お待たせした皆様申し訳ないです。
なお、次回も説明会です。
※ごめんなさいウソです。
それではまた次回。
※誤字があったので修正しました。報告ありがとうございます。 2018.06.16