広西大洗奮闘記   作:いのかしら

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広西大洗奮闘記2 華の香り

少し前 学園周辺

「何だったんだろうね。」

あんこうチームの5人は帰り道に干し芋アイスの店に入り、それぞれのアイスを頼んでいた。その中で沙織が切り出す。

「あの光でありますか?」

「でも、雲が増えた以外は何も変わらなかったんだろう?」

「変わりました。」

華だけはアイスが他の者より3ランク大きい。

「華さん、どうしたの?」

「あの光の前と後で空気の匂いが少し変わったのです。」

「空気の匂い……でありますか?」

周りの者はその言葉を脳に吸収できない。

「前は余り煙の匂いがなかったのですが、光の後はそれがいつも通りに戻ったんです。」

「煙の匂い……か。」

麻子が顎に指を当てる。

「今この学園艦どこ航行しているんだっけ?」

「えっと、確か伊豆諸島の近くであります。」

「そうとは思えないのですが……」

 

ぴんぽんぱーん

生徒会より緊急告知、緊急告知。えー、本日から諸事情により補給船が来れなくなるとの通告がありました。その為、再び補給船が来れるようになるまで皆さんには倹約体制を取っていただきたいと思います。急で申し訳ありませんが、何卒ご協力お願いします。繰り返します。……

 

不意にアナウンスが学園艦中に広がった。店の中にいた彼女達にもそれは届く。

「倹約体制……でありますか?」

「補給船が止まったのか……」

「それって、大変なことなんじゃ……」

「だよね。これからどうなるの?」

一気に皆が不安げな表情になる。優花里が生徒手帳をパラパラとめくる。

「えっと……非常時に関しては、と……ありました。」

「どんなの?」

沙織が身を乗り出して手帳を覗き込む。

「倹約体制は、補給船の運行が停止したり備蓄量が規定を下回った時に発令されるものでありまして、生徒会が臨時にエネルギー、食料などを一括して管理する権限を与えられます。ただこれは備蓄が回復したり、補給船のアテがついたら直ぐに解除されるであります。」

長ったらしい文言を優花里が要約する。

「生徒会ってそんな権限まで持ってたんだね。」

「どうせ補給船が来ないのなんて2.3日なんだから心配することもないだろう。この船には3万人が1カ月生きられるだけの備蓄食料があるらしいからな。」

麻子が楽観的にスプーンを口に運ぶ。

「結構マシなんだね。」

みほが呟いたそれに皆がさっと視線を向ける。

「あ、いや、黒森峰の時に1回台風の影響で補給船が来れなくなった時があって、その時は大変だったから……」

「何があったのですか?」

「補給船が止まった途端学園によって戒厳令が発令されて、食料は配給制、夜間行動の禁止、省エネ命令とか色々あったから……あ、でも戦車道だけは規制は無かったな。」

「何それこわい。」

「まあ大洗ではそこまでやらないだろう。」

「でも、どうして雨も降ってなくて風もほとんど無いのに補給船が来れなくなったのでしょう?」

「補給船を出す港で問題が起こったんじゃない。」

「そんなところでありますかな?ケータイでネットを……あれ?」

画面を開いた優花里が手を止める。

「優花里さん、どうしたの?」

「ケータイが圏外であります。」

「えっ、本当?」

沙織やみほもケータイを開くが、同じく圏外だ。

「どっか設定弄ったかなー。」

「3人一緒なんだ。沙織だけが何かをやったわけではないと思うぞ。」

「同時にケータイの基地局もダメになったのでしょうか?」

「……そうとしか考えられないでありますな。」

珍しく話題が尽きかけている上、5人ともそれぞれのアイスを完食している。なのでテーブルの上で会計をまとめ、店を出て各々の家の方へと帰っていった。

 

 

生徒会室

「それじゃ、頼んだよ。」

「分かりました。風紀委員の意地にかけてこの学園艦の風紀を守ります。」

おかっぱの二人が角谷の方を向き一礼する。角谷はお茶片手に干し芋をちびちびつまむ。2人が生徒会室から去ると、小山が倉庫から書類を持ち出す。

「学園を残すために協力してくださった皆さんを取り締まるの少し気が引けますが……」

「こうでもしないと規制に反発する人が暴動とか起こしかねない。それは補給停止が長期化すればするほど激しくなるだろうからね。それで小山、それはなんだ?」

「これですか?以前一度倹約体制を取った時の資料が見つかりました。」

クリアファイル一個分の資料の束が角谷の前に置かれる。

「どれどれ……前出されたのは40年前か……石油ショックの時だね。」

「この時は補給できる港から離れていたので、近づくまで4日間倹約体制を取ったようです。」

二人はファイルを頭から開き、さっと覗く。

「ふむふむ。石油の配給制をやったのか。」

「会長の予想が正しいなら、我々が真っ先に取り組まなくてはならないのは食料ですね。」

「配給制とるかー?」

「我々の備蓄食料は1月分です。まずはそれらをいくら持たせるか考えましょう。」

「あとは農業科、水産科に増産を指示しよう。」

「でも、それは直ぐにできることではありません。今学園艦上の店にある保存食をこちらで購入し、備蓄を増やすのはどうでしょう?」

「予算は?」

小山は少し言い淀む。

「……戦車道を停止します。」

「!」

「戦車道の車輌修理費や部品代を節約します。それに水の補給が止まったため海水淡水化装置を稼働させざるを得ません。そのためエネルギーが不足することが予想されます。

戦車道で消費される石油をこちらに回すことが一番効果が早く、今後を見据えても必要な処置だと思います。」

「……駄目だ。」

「何故です!戦車道の寄付金の残りを戦車道ではなく食料、エネルギー関係に回した方が」

「戦車道の停止はしない。」

腕を組んで背筋を伸ばし、視線は真っ直ぐ正面を向いている。

「……理由を聞きましょう。」

「まず、戦車道は今や学園艦の象徴となりつつある。それを止めたら学園の求心力も下がるだろう。それが治安悪化に繋がりかねない。」

「しかし、求心力と人々の生活、どちらが大事か言うまでもないでしょう。」

「それだけではない。先ほど言った通りここが1935年だとしたら、これがどういう時か分かるか?」

「日中戦争前、第二次世界大戦前、でしょうか?」

「戦前戦車道の最盛期さ。来年にはベルリンでの世界大会も控えているはず。」

「会長……まさか、貴女は……西住さんを三たび負けられない戦いに巻き込むつもりですか!」

柄にもなく小山が角谷の机に拳を叩きつける。

「交換条件もなく物資をくれる国はないだろうね。物資も産業もない我々に出せる交換条件は2つ。未来の知識を教えるか、優秀な戦車道チームを協力させるか。

私はこの時代が私達のいた時代に影響を及ぼさないように後者を取るべきだと思う。戦車道チームの力は存続させておきたいのさ。」

「ですが、ただでさえ戦車道に向け倹約に倹約を繰り返していた学園財政に余裕はありません!このままでは現在の1月分の備蓄食料のみで航海を続けなくてはいけませんよ!」

「生徒会権限を使っていい。何とかして予算を作れないか。」

「下手に生徒会権限を使うと不満が溜まります。それが暴動に繋がったら治安悪化も何もありません!」

「戦車道は止めん!」

「いいえ!戦車道は止めて少しでも長く航海を続けられるように備えるべきです!日本から援助もらえる保証もありませんし!」

前から仲の良い2人に今までで一番激しい言い争いが起こった。互いに睨み合い、角谷は地位を、小山は身長差を味方に相手を抑えようとするが、2人がそんなに甘い訳がない。お互いに話すこともない。無言の時間だけがその場を過ぎていた。

 

コンコン

その緊張を解いたのは扉からするノックの音だった。視線は互いに外れたが、暫く無言は続いた。

「……どなたですか?」

小山がやっと口を開く。

「あ、すみません。河嶋です。」

「……おお、かーしまか。入れ。」

「失礼します。」

扉が内向きに開き、いつも通り片眼鏡をかけた河嶋が入った。

「で、かーしま。何の用だ?」

「いえ、今回発令された倹約体制の状況を確認したくて……」

「補給船が来れなくなったのよ。」

「それがどうして来れなくなったのでしょうか?」

「補給予定の港が使えないらしくてさー……」

「なるほど、ありがとうございます。」

「それだけか?かーしま。」

会長は干し芋をまたちびちびつまみ始める。

「あと、町の状況を……」

「どうした?」

「町のコンビニやスーパーでは倹約体制を受けて食料を手に入れておこうと、買占めが多発しています。おそらく事業者からの反発は必至かと……」

「まあ、予想通りだな。」

「どう対処しましょう?」

「対処しなくていい。」

「へっ?」

2人はその反応に「戦車道やろっか」よりはちょっとマシなくらいの衝撃を受ける。

「対処する余裕もないし、1月分の食料を多分2月弱かけて配るから、みんなが食料持ってくれている方がいい。店に食料無くなれば騒ぎも収まるしね。」

「な、なるほど……」

「じゃあかーしま、農業科と水産科にフル生産してと伝えて。空き地の自由利用を認めると付けて。それが終わったらお前は勉強してこい。」

「はっ。」

一礼して河嶋は直ぐに部屋から去った。二人はその背中を見送った後も扉をじっと眺める。

「やっぱり桃ちゃんには言わないんですね。」

「……まあ、言う必要もないだろう。結果は目に見えているしね。」

その状況を想像して二人は少し頬を緩ませる。

「それで、戦車道の件ですが、練習回数と予算の削減で手を打ちませんか?」

「……どのくらい?」

「予算1/3、放課後練停止、授業中練を週2から週1でどうでしょうか?」

「……予算半減にできない?」

「……それ以外が大丈夫ならば。」

「……分かった。そうしよう。」

「では浮いた分の予算と石油は海水淡水化装置の稼働と農業科、水産科の支援に回します。買う保存食が無くなりそうですから。」

「それでいいんじゃない?」

今までで一番激しい言い争いは双方の合意のもと決着がついた。

「あとは……今後を考えますと、私達だけで運営するには限界があると思うんです。」

「生徒会のみんなも協力してくれるだろう。」

角谷は力が抜けたのか手を頭の後ろに組んで背を反らし伸びをする。

「ですが、この現実を伝えて受け入れ、それに対して建設的な意見を述べてくれる人はいますかね……無論生徒会の皆を信頼しない訳ではないのですが。」

「小山が言いたいのは口が硬く、冷静で、学園の為に頑張ってくれて、かつ仕事のできる人が欲しいんでしょ?」

「残念ながら下の生徒会のみんなの中にそれを全て満たせる人は……」

「いるじゃん。」

「!」

「生徒会じゃないけど何時でも冷静で、義理堅く、守りたいものの為なら全力で、真面目に何でもしてくれそうな人。」

角谷は少し首の角度を上げ、見上げるように語る。

「……!」

小山もようやくわかったようで、一つ手を叩き頷く。

「五十鈴さん!」

「一時期仕事も手伝ってくれたし私は彼女なら妥当だと思うけどね。」

「でも彼女の場合、西住さん達に話が回る可能性も……」

「五十鈴ちゃんは理由さえしっかり説明すれば、ちゃんと言わないでくれるさ。かーしまみたいなことにはならないよ。」

「……そうですね。」

「生徒会のみんなにはこの先事務処理が増えるだろうから、分担するように言っとこう。小山、明日の放課後五十鈴ちゃん呼んどいて。」

「分かりました。」

 

 

次の日 普通一科二年A組教室

「……で、本当なの?」

沙織が華を軽く問い詰めているように見える。

「放課後生徒会の人に呼び出されたって。絶対ろくなことじゃないよ!第一なんで華なのよ!」

「まあ、呼び出されはしましたが、そんな深刻な感じはしませんでしたけれど……」

「生徒会の皆さんは理由もなく厳しくする人達じゃないと思うよ。」

二人の斜め前にいたみほも会話に加わる。

「恐らく生徒会の仕事を手伝って欲しい、というくらいではないでしょうか?私一度手伝ったことありますし。」

「だ、だって沙織さん。もう廃校の可能性はないんだよ。そんな深刻なことは無いと思うよ。」

「うぅ……分かったよ。でも華、何か変なことがあったら必ず言ってね!」

人差し指を立てながら沙織が華に迫る。

「華さんなら大丈夫だよ。」

「沙織さん、本当にお母さんみたいですね……」

「や、やだー。華、褒めても何も出ないからね!」

(褒めてる……のかなぁ……)

少し顔を赤らめる沙織を眺め、みほは苦笑するしかなかった。

 

放課後、華は一人で生徒会室に向かった。生徒会室の前に立つと、急に不安が心を覆った。あの時、みほを援護した時、角谷会長からの脅しに毅然と抵抗したが、心の中に不安が無かったと言えば嘘になる。

それが心をよぎったのもあるが、更に不安を覚えたのは華が薄々だが「この今いる世界が我々のいた世界とは異なる」と感じていたことにある。皆には不安を余り煽らないように言ったが、本人はあの光のあと空気そのものが大きく変わっていることに気づいていたのだ。一つ大きく深呼吸をするとノックを3度した。

「五十鈴華です。」

「どうぞ。」

小山の返事を聞き、部屋に足を踏み入れる。

「失礼します。」

ドアノブを持ち替えて扉を閉め、ゆっくり角谷の方に近づき、慎ましく礼をした。

「よく来たね。」

角谷はいつも通り干し芋を齧っているが、一口一口が何時もより小さい。

「その前に、ドアの向こうを確認してくれるかい?」

「……それほど大事なことなのでしょうか?」

「他の人には聞かれたく無い。」

「分かりました。」

華は扉の前に戻り、一度外を見るが、人影はない。それを確認すると華は再び角谷の前に立った。

「それで、ご用事とは?」

「単刀直入に言おう。生徒会の仕事を手伝って欲しい。」

「何故でしょう?戦車道大会の終わった今、生徒会の方々の手が足りないことは無いと思いますが。」

「今回の倹約体制の為には必要なんだよね。学園の物流とかまで統率しなくてはならないから。」

「それで、何故私なのですか?それにそれが人には聞かれたく無いこととは思えないのですが。」

「君は、学園艦の存続の為に、どんなことでも手伝ってくれるかい?」

角谷は正面から華の顔をじっと見つめる。その雰囲気に思わず華もたじろぐ。

「……勿論です。私にできることなら。……ということは、学園艦は今どんなことでもしなくてはならない状況なのですか?」

「……そう。この学園艦は廃校と同レベルの危機に直面している。」

「馬鹿馬鹿しいことと承知で申し上げますが、それは我々が現在『インターネットの存在しない世界』にいることを意味しているのですか?」

華はこうは言ったものの、それに角谷が頷いて欲しい訳ではなかった。むしろ首を横に振って欲しかった。しかしその希望は角谷が首肯したことで打ち砕かれた。

「……余程の人でなければその結論には至らないと思うけど。」

「空気が変わったのです。」

「空気?」

「あの光の後、それまでののんびりした空気から黒森峰との試合の前や大学選抜との試合の時などの緊張した空気に変わったのです。それでかつ考えられないほど急速に雲が増え、ケータイは繋がらない。

それで私が至った結論は、世界そのものが変わってしまったというものでした。」

「空気か……これは一本取られた。とにかく、そういうことだ。そして、今回聞かれたく無かったのもこの事だ。これがこちらの予期しない範囲で漏れたら混乱しか生まない。

私達はそれよりもこの世界についてもう少し詳しい情報を持っている。聞くかい?ただしこの事は他言無用。まだ確定してないからね。」

「お願いします。」

角谷と小山は船舶科からの情報を可能な限り伝え、それに基づく予想と今後の方針を説明した。華は戦車道予算の半減の部分以外は顔色ひとつ変えずに黙って聞いていた。

「……戦車道の件は仕方がないのですか?」

話が終わって少ししてから、華が口を開けた。

「削らざるを得ません。戦車道は何かと金がかかりますから。」

「……分かりました。この学園艦の為に、私も協力します。」

「ありがとう。もう一度言っとくけど今回の内容は他言無用で。」

「生徒会の仕事に加わる、くらいは言っても大丈夫でしょうか?」

「んー、まぁそれくらいならいいかなぁ。んじゃ早速、さっき農業科と水産科からフル生産までに掛かる時間が伝えられたから、それより前の配給計画を立てるよ。」

「はい。」

二人の少し大きめの返事から、仕事が回り出した。

 

仕事の合間に、男は窓の外を眺めていた。ただ呆然と、あの出来事を少しでも忘れるために。

「……くそっ!」

しかし、忘れる事なんて出来るはずもなく、やり場のない怒りを肘掛けにぶつけると、再びペンを取って走らせ始めた。

 

この男の名は辻廉太。文部科学省学園艦教育局局長である。ガルパンの中では数少ない男キャラの一人として役立って?いる。大洗女子学園を廃校にしようとした張本人だ。

しかし角谷杏を筆頭とした大洗女子学園の戦車道を使った抵抗の挙句、学園艦を存続させる事が決定してしまった。戦車道連盟理事長の印の入っている証明書まである。存続させるしかない。

しかしもともと廃校予定だった学園艦を存続させるとなると莫大な費用が必要となる。あの巨体を動かす燃料費、物資輸送船の手配、学園艦解体手続きの全面キャンセルによるキャンセル費など諸々ある。そんな金は財政赤字の続くこの国から出てくるはずもない。

おまけにその失態のせいで左遷されるのではないかという噂までたっている。

「あの……大洗の奴らが宇宙にでも吹っ飛んでくれれば……」

本当にそんな事を思いたくなる。がそんな夢物語をあれこれ弄る暇もない。辻は書類を整理し、金を作ろうと模索する。その時、不意に前の扉が三度ノックされる。

「辻くん、ちょっといいかね。」

「あ……高谷さん……」

部屋にはスーツを着た初老の紳士が入ってきた。辻は席を立ち一礼する。この高谷は入江の直属の上司だ。

「忙しそうだね。」

「まあ……自業自得ってものでしょうけど。」

「でも君ほどの人間だ。策は打っていたのだろう?」

「ええ……それらは全てひっくり返されてしまいましたけど……それで、ご用事は何でしょう。左遷ですか?それとも退職金でもくださるのですか?」

「せっかちだな君も。そんな悪い話じゃない。むしろ君にとっては最高の話だろう。」

「大洗にかかる費用が全部チャラになる話とかならいいんですが。」

「その為の『バミューダ』だろう?」

目の辺りに影を作りながら高谷が口角を上げる。紳士の面影はない。

「!貴方にその話が来たという事は!」

「そう、私は『バミューダ』の完成を君に伝えに来たのさ。」

「そうですが……それさえ、それさえあれば!」

「大洗に金はかからんぞ。汚名なぞ晴らしてやるといい。」

二人は天井を見上げどこまでも響き渡るほどの大声で笑いあった。

 

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