サスケの妹は生物の支配者   作:イェス

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中忍試験 3

中忍試験が始まり数時間。

未だに襲撃されてもいないし、襲撃してもいない。

私たちは蛇に乗って移動しているので、移動に関して体力を割り振る必要がない。

それに私たちと戦って得るメリットは少ない。

元々持ってないからね。

 

そう!持ってないの。

なにも。

だから殺してでも奪わなければならないと言うにー人間いない!

そ!私たちはハンターなのだ!獲物がいなけりゃ勝てもしないよ。

 

「ミコ、3時の方向に四人だ。」

「おっけ!」

 

私の視界とは違って、香燐は細部までわからないけど、広範囲を見れる。

私は広範囲を見ようとすれば、かなり負荷がかかるので眠りながらじゃないと目の神経が壊れるからここじゃ無理なんだよね。

だから分担。

香燐が感知して方向を教える。私が詳細を見る。

水月はもしもに備えて待機。香燐は体術も結構なもんだけど、感知は私の感覚と違って、集中しなきゃいけない。とっさに対処できないからね。

見えたのはネジと猪鹿蝶。

イノもシカマルもチョウジもネジにびびってる。

 

「ネジと、猪鹿蝶ね。いかないわ!どうせなら他里を蹴りおとしたいもの。」

「はは、それで手に入らなかったりして。」

「ふふ、水月?ここには誰と誰がいると思ってるの!おもいっきり探知系な香燐とこの私!ミコ様よ!それに、蛇のフォヌルッフちゃんもついてるの!」

「その蛇、フォヌルッフって言うんだね。重吾がいたらもっとわかるんどけど。」

「あぁ、あのメルヘンファンタジーね。あれは、ダメでしょうね。小動物として話せないわよ。きっと。」

 

ケラケラと三人で笑っていたのだけれど、いきなり周囲の木々が騒ぎ始めた。

 

「ん?香燐!」

「あ、あぁ!三人、いや、六人だ!ものすごいスピードで迫ってくるぞ!一時と二時の方向だ!」

「香燐下がっててよね!」

「わかってる!」

 

意識を木々に集中する。

まさか木々が動くだろうとも思わないだろうし、木遁も今はもうない。完全に木々に関して、敵は油断している!

 

「移動した!四時の方向から!二人!」

「私がやるわ!」

 

二人、飛び出てきた。ならば!

 

「【突き刺せ】」

 

「よし!撃破!残り四人!水月側に二人来るぞ!」

「はいよ!」

 

水月は背中に装備していた忍者らしくない大剣を振りかざす。

 

「オラァ!」

 

頭と胴がさよならしていないが、かなりの大ダメージだろう。

気絶した奴をここに放置すれば、すぐに肉食獣や雀蜂辺りが寄ってくるかもしれない。

 

「残り二人!前だ!」

 

水月が二人を凪ぎ払おうとするが、一人だけよける。

そいつは仮面を被っていて私の顔を見ると一礼した。

 

「よろしいでしょうか?審神者(さにわ)殿。」

 

審神者。

古代神道の役職で、祭事の際に神託を受けてそれを回りに伝える役割をもつ役職だ。

 南賀ノ神社系列では本社のみある役職だが、神主の私や先代先々代など、神様から直接神託を受けられるため、その制度はない。

とういうより、この頃は分社の神主を審神者と呼ぶようになってきている。

大名様の意向で、本社の神主の地位をさらに高めるためだとか。

 

「私は、本社の神主です。審神者ではありませんが?」

 

勘違いもいいとこ。

私は、違うもん。

 

「神主殿でも構いません。願いは、どうして願いは叶えられないのです?分社の神主殿は、願いいれれば叶えてくれると!妹は、妹は、なんのために死んだのだ!」

 

は?え?意味わかんないんだけど。

願い?妹が死んだ?意味わからない!

えー?なに?サイコ。さっさとやっちゃおうか。

 

「水月。下がって。」

「え?僕をなめないでよ。こんなの――」

「ダメよ!もし切りつけて血がかかったらどうするの?道筋が見えない言動!挙動!何か変なものに感染してるよの!」

「――わかったから、少し落ち着こう?」

 

落ち着けるものですかっ!

ただでさえ死の森で大変なのに前衛の水月がやられたら大変よ。それに水月は友達。私失いたくない。

 

「待ってくれ。話を聞いてくれ。巻物をやる。天と地が揃ってる。」

 

う、どうしよう?

 

水月と香燐を見て、判断をうながす。私はいつでもやれるけど、どうだろう?

水月は頷いて、香燐は?

 

「……話を聞いてやったらどうだ?どのみちそいつは失格。うちは問題ないぞ?」

「なら決まりだね。僕が巻物を受け取るよ。」

「……すまない。」

「ただし、此処で話してよね。仲間がもし傷つけられたら、ね?」

 

男は大きくうなずいて腹を決めたように話し出した。

 

「俺は、極小国の忍びだ。俺には妹がいたんだが、 南賀ノ神社の神に生贄として死んだ。」

「ちょっと!飛びすぎよ。それに最近は生け贄なんて動物ぐらいしか受け取ってないわ。」

「なに?」

「詳しく話なさいな。」

「俺の出身村が日照りで。その。雨乞いをしようってことになったんだ。近くの神社は廃れてない。だから、大国の火ノ国の国教、 南賀ノ神社の神様にお願いしたんだ。

分社の神主殿に聞いたら、お願いに行って生け贄を捧げれば雨なんか簡単に増やしてくれると。」

 

あー、わかった。大体わかった。

まさかこんな勘違いなんて。

 

「わかったわ。いい、心して聞きなさい。」

 

男は目の前で怯えたような表情で私を見てくる。

 

「あのね?悪いんだけどうちの神様はみーんな分け隔てなく助けるわけでも見守るわけでもないの。本当の神様だからね。」

「……つまり、生け贄がたりないと?」

 

あぁ、伝わらないか?どうしよう?

 

「神主はなにかいってなかったかしら?神社に行けとか。」

「あぁ、神社でお願いしてきなと。だから、お願いしたぞ?」

「……いつ?」

「一週間前。」

 

一週間前?一週間前は三件ぐらい雨乞いを頼まれたのよね?生け贄は、鶏と山羊と焼き魚。

って、最後の村生きてないじゃない。まぁ、申し訳なさそうにしてたからね。たしか、運搬とちゅうに死んで、腐るとダメだから焼いたって。

まぁ、神様、赫映様は喜んでたけど。

 

 

「えぇっと。人間を生け贄にしたのよね?私は、忍びやってるけど神様の力で影分身みたいなものが常に保たれて、私の不在時いないけど、先週の雨乞いの生け贄は、鶏と山羊と焼き魚だったわよ?」

「え?」

「どこの村?やまかこ村?おくただ村?なかなか村?」

「いや、名前なんてない村で。その。」

「ねぇ?本社に来なきゃ、雨乞いはできないのよ?私の一族の敷地内にある本社なんだけど、案内してもらって来たのかしら?」

「え?そんな。じゃあ。」

 

「やっぱりね。あなたの妹は、無駄死によ。

本社に生け贄は持参で来てもらわないと。まぁ、分社の不手際ね。それに対応を改善するわ。各地の眷属さんに頼むわ。

で、どこの分社なのかしら?」

「こ、こっきょうぞい。」

「国境沿い?……はぁ、エセね。本当の分社に取り潰すよう伝えるわ。残念だったけど、運がなかったわね。」

「そ、そんな。」

 

まさか思わないわよ。妹を生け贄に捧げて雨乞いをしたと思ったら、神様は知らないし、アドバイスをもらった神社は偽物でなんにもならなかったなんて。

 

まぁ、こっち側は分社に申請の支部を置くっていう理由を作れたのだし、偽物を見つけることができたから、そのお礼として私個人で赫映様にお願いしてみようかな。

 

「まぁ、私の方でお願いしてみるわ。死体はどうしたのかしら?もう埋葬したの?」

「……はい。」

「なら、お仲間の貰ってくわね?5体も新鮮なままなんだから、喜ぶわね。

眷属さんお願いします。」

 

死体をどうセミに来てる眷属さんたちに明け渡して、私たちは中央に向かうことにした。

塔までは何ら障害がなく一日でクリアできてしまい、なんかあっさり間とがっかりかんがぱない。

 

巻物は二つで人物を召喚できるもので、開けたら大蛇丸が出てきた。

 

煙が出たあとオカマってけっこう来るね。

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