ゼロ魔に転生?   作:KOTA9

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なんとか間に合いました。
土日は過ぎる時間が早く感じますよね。平日は2日に1話を目標にします。
少し長めです。
それではどうぞ


6ー決闘と新術

 

ーカイ視点ー

 

「すごいなこりゃぁ…」

 

これが食堂かよ…どれだけ豪華なんだよ…やっぱ貴族が通うだけあって金をかけて作ったんだろうか?

 

「椅子を引いてちょうだい」

「え?あ、おう。…で?おれの飯は?」

「あっ…」

 

あっ…ってまさか…いやいやそんなまさか、頭の良いルイズさんがそんな凡ミスするわけないよな。うん。

 

「忘れてたわ。パン1個で我慢して?」

「うん。厨房で賄いもらってくるよ。じゃあまたあとで、」

「あ!ちょっと!ーーーー

 

後ろで何か言ってるが気にしない。まじで腹がぺこぺこなんだ。パン1個くらい食べたって余計に腹が減るだけだ。賄い余ってるといいけど…

 

「あの、すいませーん。」

「ん?貴族じゃなさそうだな。どうした坊主、何か用か?」

「自分、実はかくかくしかじかでして、どうにか食べるものを貰えないかと思いまして…」

「…そりゃあ大変だったな。俺はコック長のマルトーだ。残り少ないが賄いが余ってる。それでもいいか?」

「はい!ありがとうございます!」

 

 

 

 

賄いはシチューとパンだけだったがそれなりに量もあり、味も好みでとても美味しかった。マルトーさんも他のコックの皆さんもとてもいい人たちで涙が出そうになったよ。出なかったけど。

そして今は賄いのお礼にデザートを貴族たちに配っている。あれだけ美味しいものをタダで食わせてもらったんだ。このくらいしないと…

 

「平民のくせになんてことをしてくれたんだ!」

「も、申し訳ありません!」

 

どうしたんだあの金髪イケメンは。ビンタでもされたのか顔に真っ赤な手形がついてるぞ…って謝ってんのはシエスタじゃないか。ってことはあの金髪はギーシュか?きたか、決闘…っと、仲裁に入りますか

 

「おいおい、何があった?」

「カイさん…実は私のせいでミスタ・グラモンの浮気がバレてしまって…」

「その平民のせいで2人のレディの顔に泥を塗ってしまったじゃないか!どう責任をとるんだい?」

「いや、話を聞く限り悪いのは二股かけたお前だろ?」

「そうだギーシュ!お前が悪い!」

「「「「あはははは」」」」

 

周りは周りでこの状況を楽しんでいるのか…娯楽が少ないからしょうがないのかな?

 

「っ!よし、いいだろう。君は貴族に対する礼儀を知らないみたいだ。諸君!決闘だ!」

「「「「おおおおおお!」」」」

「いいだろう。受けて立ってやる。」

「ふん。ヴェストリの広場で待つ。行くぞ諸君!」

 

行ったか…ふむ…たしかギーシュはワルキューレとかいうゴーレムを出して戦うんだったよな。性能次第でコピーするか…

 

「ちょっとあんた!何してんのよ!いなくなったと思ったら決闘騒ぎになってるし!貴族との決闘なんてケガで済めば運がいいくらいなのよ!」

「そうですよカイさん!殺されてしまいます!」

 

心配してくれる人がいるってなんかいいなぁ。

 

「多分大丈夫だよ2人とも。俺はあの程度のやつには負けないよ。さぁ行こうか。」

「まったく!使い魔のくせに勝手ばかりして!」

「どうしよう…私のせいで…あ、待ってください!」

 

 

 

「逃げずに来たことは褒めてやろう。」

「逃げる必要性を感じないしな。」

「減らず口を!多少腕に自信があっても僕は倒せんぞ!」

 

まあ確かにギーシュの魔法は実戦向きだ。下手をすれば格上にすら勝てるだろう。それもせいぜいラインメイジまでだろうが。

 

「僕の名は青銅のギーシュ、したがって青銅のゴーレム、ワルキューレがお相手するよ。」

「ああ、どこからでも…

「ちょっと待ちなさいよギーシュ!」

 

どうやら俺は転生してからセリフを邪魔される病にかかったようだ。

 

「決闘は禁止されているでしょう!」

「それは貴族同士の決闘だろう?それとも君はあの使い魔君に乙女心を動かしているのかい?」

「そんなわけないでしょ!私はただ自分の妙に自信過剰の使い魔がボロ雑巾のようにズッタズタのグッチャグチャのベロンベロンのボッコボコにされるのを黙って見ているのが嫌なだけよ!」

 

ひどい言いようだな。さすがに傷つくぜルイズよぅ…

 

「もう外野は黙っていたまえ!もう決闘は始まっているんだ!来い、ワルキューレ!」

 

バラの花弁が落ちたところから光とともに女型のゴーレムが出てきた。めちゃくちゃカッコいいな…センスあるじゃねーか。

 

「行くぞ!使い魔君!」

「ああ、どこからでもかかってこい。」

 

槍を持ったワルキューレが殴りかかってくるが…遅いな。いまの俺は素の状態でも上忍並みの実力があるんだ。

俺はワルキューレの攻撃を避け、隙だらけの腹に連蹴りをくらわせる。数メートル後退するが特にダメージはなさそうだな。

 

「何!?くそ!もう一度だ!」

 

ふむ、それなりに強度はあるか…この程度なら雑魚の掃除には役立つだろうか?

ま、コピーしておいて損はないだろう。

俺は写輪眼を発動させる。

ふむ…なんだ、簡単に再現できそうだ。ドットスペルだからか?

近付いてきたワルキューレを片手でひねり潰しながら術を作っていく…できた。

新しい忍術の完成だ。

 

「そんな馬鹿な…だが、この数はどうにもなるまい!」

 

おお、一気に7体のワルキューレが出てきた。それぞれ剣や斧、槍などを持っている。

さて、ここからは俺の無双タイムといこうか。

 

「さてそろそろ終わりにしよう。

いくぞ、土遁 鋼人形の術!」

 

俺が術を発動すると俺の目の前に三体の鋼の騎士が出現する。その大きさはゆうに2メートルを超え、手にはロングソードを持っている。

 

「なっ…………………………」

 

ギーシュは言葉も出ないらしい。

 

「やれ。」

 

俺の命令に従い、鋼の騎士達はその体格では考えられないほどのスピードでワルキューレ達に接近しほんの数秒で7体のワルキューレを破壊してしまった…

予想以上だ…チャクラは影分身1体分しか込めていないのに…かなりコスパがいいな…カッケーし。これも俺のお気に入りの術になりそうだ。

 

「そ、そんな…嘘だ…」

「さてギーシュ。俺の勝ちだな?さて…」

「まってくれ!こ、殺さないでくれ!頼む!」

「何勘違いしてんだ。謝ってこいよ、あの2人に。あとシエスタにもな。お前根はいい奴そうだしな。」

「ああ!ありがとう使い魔君…君のおかげで気づいたよ。僕はモンモランシー一筋ってことにね!まっていろモンモランシー!今行くぞぉぉ!」

「「「「……………」」」」

 

ま、まあよかったんじゃない?でもモンモランシー以外の2人にも謝れよ?

 

 

 




「なんじゃ、2日に1話じゃと!甘えるでないわい!」
勘弁してくださいまじで…(T_T)
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