私が十六夜咲夜であるために   作:pumpkin

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※流血・残酷な表現があります。

皆さんもお気づきだと思いますが、本作の主人公は咲夜さん・・・のはずです、はい。


EP18.従者は遅れてやってくる

 ――や、やめてっ、霊夢、わたしはもう気を失っているんだよ。

 ――あぁ、そんな極悪な笑みを浮かべながら足蹴にしないで、痛い痛い!

 ――いやぁああ、針で刺した太腿に爪先をねじ込もうとしないでぇええええ。

 

「はっ」

 

 咲夜は慌てて体を縮こませながら、庇うが特に何も起きない。

 恐る恐る腕の隙間から、悪鬼を覗いて見たがドSで残忍な巫女などはいなかった。

 

「ゆ、夢か…………。痛っ」

 

 恐ろしい夢だった。太腿の傷が痛む。

 念のために、出血を遅くしていたとはいえ、そのままでは化膿してしまう恐れがあるので、早く手当てしないと。

 救急箱は確か、美鈴が良く利用する休憩所か、自室のクローゼットの中にしまってあったはずだ。

 美鈴の様子を伺いに取りに行ってもいいが、それだと動かなければいけないので指を弾いて、救急箱を取り出した。

 

 足が終わったら、頬や腕の切り傷も処置しないと。

 そう考えて、痛む足を押えつつ起き上がろうとした時に、まるで天使の様な羽が生えた美しい女性が現れた。

 

「あぁっ、動かないでください、メイド長。

 手当てなら私がしますので、メイド長はそのまま座ってじっとしていてください」

「エ、エティ、ありがとう」

 

 あぁ、やっぱり天使か。いや女神。

 なんと慈悲深いことか。

 

 あまりの神々しさに卒倒しそうになるが、エティが真に受けたら行けないので寸での所で踏み止まった。

 ふと視線をエティの後方に向ければ、いつの間にやら他のメイド妖精達が集まり、せっせとナイフを片付けたり掃除したりしている。主に私が荒らしたものの後片付けだ。

 なんということだ。メイドの役目を果たす所かひょっとして私、邪魔してるのでは…………。

 

(だめだ、咲夜。それ以上考えてはいけない)

 

 

 それ以上考えると後には戻れなくなる気がしたので、必死にかぶりを振って頭の中から追い出した。

 

 それにしても。

 

「エティ、貴方達はお嬢様のお達しで手出ししない様、隠れておいてと伝えたはずだけど、まだ異変は続いているんじゃないかしら?」

「はい、申し訳ありません。

 そうなのですが…………」

「?」

 

 はて、彼女達がわざわざ出てくる様な何かがあったのだろうか。

 一瞬頭の中で思考を巡らせて見たが、何も思い至るものはなかった。

 

 次の言葉を待つ私に、エティアイネンは数瞬迷った後に意を決して話しだした。

 

「その、侵入者を見つけました」

「侵入者? …………ひょっとして、金髪で白黒の人間の事かしら?」

「はい、あ、いえ。金髪ではありますが、人間ではありません」

 

 侵入者ならてっきり裏から入ってきた魔理沙の事かと思ったが、違うらしい。

 私の知識では他に異変解決者はいなかった様に思うが、そうではないのだろうか。

 

「妖怪なのです、メイド長」

 

 エティは物凄く申し訳無さそうに言う。

 流石のエティも、部外者をどうすればいいかわからず困ったのだろう。

 心配しなくてもそんな事で私は叱ったりはしない、いつも十分過ぎるほど助けてくれてるしね。

 

「わかったわ。後は私が対処します。エティや皆は片付けが終わったらまた隠れていて」

「はい、お願いします、メイド長。

 ちょうど生命の灯が消えかかっていたので、汚れと一緒にそのまま片付けようと思ったのですが、しきりにメイド長の名前を呼ぶので困っていたのです」

 

 さらっと恐ろしい事を言うが、今は妖精の価値観と言う事でスルーをする。

 それより、私の名前を呼んでいたって?

 外の妖怪に知り合いは多くないはずだが。

 

「それとその…………」

「まだ何かあるのかしら?」

「いえ、何かはわかりませんが妙な胸騒ぎがするんです」

 

 一層歯切れ悪く語るエティ。彼女なりに何かを感じとっているのだろうか。

 

「わかったわ。一応心に留めておきます」

 

 言葉にして、心の内にしっかりと忠告を留める。

 とにかく私の名前を呼んでいるとはとても気になる。早く向かわねば。

 

 エティに手当てしてもらった礼を言い、

 後をまかせて教えてもらった場所へと急いだ。

 

 

 ――――なんだこれは。

 

「うっ、えぇ」

 

 思わず胃の中の物を吐き出してしまいそうになる。

 壁にべっとりと赤黒い血が付き、床に今も血滴を零している。

 そして廊下の中央には血だまりの中で何かが横たわっていた。

 

 辺り一面どす黒い血。血の海だ。

 

 これ程の血を流して、本当に生きているのだろうか。

 妖怪とはいえ、とても流して良い血の量じゃない。

 

 そもそも、件の妖怪はどこへ。

 ひょっとしなくてもあの横たわっている何かだろうか。

 だとしたらやはりもう生きていないのでは。

 

 そう思った矢先に、その何かがぴくりと動いてゆっくりとこちらに顔らしき物を向けた。

 

 

 

「…………、咲夜、なのか?」

「っ!?」

 

 その声を聞いた瞬間に、私の身体は勝手に動いていた。

 先ほどまで正直嫌悪していた凄惨たる惨状もお構いなしに駆け寄り、必死に血みどろの中から()()()()を助け起こす。

 

「ルーミア、ルーミアっ!?」

「…………お、おー…………やっぱり咲夜なのかー」

 

 この場所には決しているはずのない、咲夜が紅魔館の外で初めてあった妖怪。

 

 どうして、ルーミアがここに。

 いや、それよりも誰にやられたの。

 それよりも、それよりも。

 

「死んじゃ嫌だよ…………ルーミア」

「…………大丈夫、おねーさんと約束したのだ…………」

 

 そんなわけない。今にも死にそうじゃないか。

 早くなんとかしないと。こんなに傷ついた妖怪を普通の治療が聞くのだろうか。

 だめだわからない。それなら会ったこともないけど迷いの竹林の奥に住んでいるあの人の所へ行けばきっと…………。

 

 必死にルーミアを助ける方法を模索していた私に、ふいにルーミアが()()()()肩をこちらに見せて示す。

 

 そんなルーミアの腕が。

 

 そう考え頭が真っ白になる感覚を覚えたが、良く見ると無くなった肩の先が黒く発光しだし、ほんの少しづつだが、確かに再生しているらしかった。

 

「大丈夫って、いったのだ」

「っ…………、良かった……っ!」

 

 原理は良くわからないが、直ってきている以上死ぬ事は無いだろう。

 ルーミアを血だまりから優しく抱き上げ、壁に背を預けられる様に座らせる。

 

 指を弾いて清潔なタオルを取り出し、顔にべっとりとついた血を拭って上げた。

 ようやく、ルーミアの顔をまともに見ることができた。心の底から安堵する。

 

 しかし、安堵しているはずなのに血を拭う手は震え続けたままである。

 

「え、…………あれ?」

 

 そんな時だった。

 

 ドオンという、大きな音がしたかと思うと、その瞬間から私は言い様の無い悪寒に襲われる。

 思わず両手で自分の身体を抱きしめる様にするが、ガチガチと歯が鳴り震えが止まらない。

 

 およそ感じたことの無い悪意。

 途轍もなく恐ろしい気配に本能が今すぐここから逃げ出したいと叫ぶ。

 

「大変です。メイド長っ!」

 

 扉を乱暴に開き、エントランスにいたはずのエティがこちらの廊下に移ってきた。

 見ると彼女も同様に身体を震わせながら、懸命にも私に何か伝えてに来てくれたらしい。

 

「どうしたの? もしかしてこの恐ろしい気配のこと?」

「はい、お、お嬢様に非常に良く似たバケモノが…………」

「…………なんですって」

 

 今の言葉は聞き逃すわけにはいかない。

 ルーミアに続いて、どうしてこうも最悪の事態が続くのか。

 お嬢様そっくりとは、それはすなわちフランドール様しかいないではないか。

 

 地下室にいたはずなのに、なぜ外へ。

 いや、この先程から感じる恐ろしい気配が全ての答えだ。

 想像した通りなら、妹様は今まさに狂い、我を忘れている。

 

(行かないと。お嬢様や霊夢達があぶない)

 

 咲夜は震える身体を叱咤し、狂気の根源へと向かう為に必死に立ち上がろうとする。

 

「ま、まって。まつのだっ。

 

 

 

 おねーさんは、わたしとの約束よりも大事なのか?」

 

「っ」

 

 うぅ、ずるいよルーミア。

 そう言われると足を止めて傍にいてあげたくなるじゃないか。

 

 

 でも。それでも行かなきゃ行けない。

 今の私なんかじゃ、足手まといにしかならないかもしれない。身代わりにすらなれないかもしれない。

 それでも私が十六夜咲夜であるために、妹様を放ってはおけない。

 フランドール様は決して欠かすことの出来ない、お嬢様の、たった一人の大切な家族(肉親)なんだ。

 

「大丈夫だよルーミア。私も約束はちゃんと守る」

 こんなところで私は死なない」

 

 きっと妹様は助けを求めている。

 気の遠くなるほどの時間叫び続けていたのだ。

 彼女の叫びに応える為に外へと意識を向ける。

 

「…………だから、行って来ますわ」

「咲夜…………」

 

 後ろ髪を引かれながらも、心を鬼にして、その場から立ち去る。

 ルーミアとの約束を守る為、フランドール様を狂気という名の支配から救い出す為。

 

(大丈夫。私の知っている記憶では、こんな所で私が死ぬはずはない。

 フランドール様を救えないなんて事も無い。お嬢様風に言わせてもらえれば、運命でそう決まっているんだ!)

 

 今まさに悲しみの奥底で助けを求めているフランドールを救う為、咲夜は全力で立ち上がる。

 

 それを止める事が叶わなかったルーミアはただ一人呟いた。

 

 

 

 

 

「そんな返し方ズルいわよ…………、咲夜」

 

 

 ――――咲夜が狂気の宴へと駆け付ける少し前。

 

 怒り狂ったバケモノが、霊夢を八つ裂きにせんと腕を引いて一直線に強襲する。

 咄嗟にも関わらず、霊夢は落ち着いてお札を取り出し、十分に間に合うタイミングで結界を張って攻撃に備える。

 

「いかん、それでは甘いぞ!」

 

 備えは十分のつもりであったが、横からレミリアが叫びながら割って入った。

 

「ちょ、ちょっと!」

 

 霊夢の前で仁王立ちするレミリアに、邪魔をするなと抗議の声を上げ様とするが、次の瞬間にはレミリアに似たバケモノが迫りもはや猶予も無い。

 それと同時に、霊夢の勘がレミリアの言葉が正鵠を射ていると告げていた。

 

「ぐあっ」

 

 曲がりなりにも”鬼”という文字を冠する吸血鬼の肉体はとても頑丈だ。

 それが、まるで巨大な熊に引き裂かれたかの様にたったの一振りでレミリアの胴体は六つに切り裂かれる。

 だが、それを受けた張本人は少しも意に介さず、残った足だけでバケモノを蹴り飛ばし壁へと叩きつけた。

 切り裂かれた胴は炎で燃え上がり、途端に元の状態へと戻る。そして、バケモノもダメージを負った気配すらない。

 

 …………おおよそ人間がして良い戦いでは無い。

 まさに妖怪ならではの死闘といった所か。

 

「オォ、ネーサマ、ナゼ、ジャマ、ヲ、ス、ル…………」

「だまれっ、貴様はフランドールでは無いっ、あの子の言葉を使うな汚らわしいバケモノめ!」

 

 この吸血鬼達を傍目に見る部外者として、両者には何かしらの血の繋がりがあるのだろう事を霊夢にも容易に推測できる。

 その上で、烈火の如く怒りだすレミリアを見た霊夢は、直感で事はそう単純にはあらず、とても複雑(面倒)であろう事を理解し、溜息をついた。

 

「はぁ、勘弁してよね。面倒くさいのは嫌いなのよ、私」

「くっ、言い訳のし様もないわね。とにかくこうなっては異変も何もないわ。

 

 …………八雲紫、いるんだろう? いますぐ出てきて頂戴!」

 

 例によって、その場には姿の見えない者の名前を叫ぶ。

 そして、それが当然かのようにその者も姿を現した。

 

 

「…………あらあら、泣き言ですか、レミリア嬢」

 

 何も無い隙間から、突然現れた妖怪の名前は八雲紫。

『幻想郷の管理者』として君臨する大賢者は不測の事態にも関わらず口元を扇で隠し、わざとレミリアに軽口を叩いた。

 

「………………あぁ、そうだ。

 今すぐ博麗の巫女をこの場所から遠ざけてくれ。

 そうすれば後は私が片を付ける」

 

 レミリアにとって、それを肯定することは途轍もない屈辱であっただろう。それでも恥を忍んで、約束を守る為に八雲に”お願い”をした。

 

「ちょっと。勝手にっ。

 あんたらで私をどうにかしないでもらえる?」

 

 霊夢が文句を言っている今この瞬間も、バケモノからの攻撃は絶えない。

 

 お札を一気に二枚消費して、霊夢がバケモノの攻撃を完全に防ぎきり、その隙を付いてレミリアが横から蹴りを入れるが、その蹴り足をバケモノが無造作に掴んで地面に叩きつける。そこに大幣を持って霊夢が多重攻撃を仕掛けるが、異形の翼が鈍器の様に横薙ぎに振るわれ、慌てて急ブレーキを掛ける。攻撃に転じ様ものなら、即座に反撃に合い、それがそのまま窮地となり生命の危機となる。

 

 その様なギリギリの攻防が目の前で何度も繰り返される中、八雲紫は敢えてたっぷりと熟考し、その上で拒絶した。

 

「却下しますわ」

「な、なんだとっ!?」

 

 まさかの拒絶にレミリアは激しく困惑する。

 何かを反論する前に紫はその先を続けた。

 

「霊夢の言葉は正しい。

 異変はまだ終わっていませんわ。

 ……従って私が手を出すわけにはいきません」

 

 八雲紫は『幻想郷の管理者』。

 異変を見守る立場であって、直接介入することは良しとしない。

 

「クソッ、霊夢がどうなっても知らんぞ!?」

「それでもですわ。

 

 …………いえ、それなら所詮その程度ということですわね」

 

 ――――この時の八雲紫の本心は全くその逆。

 大事な”秘蔵っ子”を初めての異変でこれほど危険な目に会わせるつもりなど露ほどにも無かった。それでも霊夢ならなんとかしてみせる。

 彼女がたかが、不測の事態などで終わるはずがないと信じて残酷に突き放す。

 

 

 

「…………さっきから聞いてれば、人の生き死にを勝手に決めんじゃないっつってんのよ、この妖怪どもがっ」

 

 唯一、場の空気から浮いていた霊夢の一喝で、改めて場を絞めなおす。

 言葉とは裏腹に、先程から一つでも間違えれば即、死に至る一撃を防ぎ続けている為、余裕など微塵もありはしない。それでも言わねばならなかった。

 

「初めに言ったわ。異変はまだ終わってない。あいつを退治してめでたく異変解決よ」

 

 その言葉に珍しく表情を隠すのも止めて紫は答えた。

 思わず一度大きく手を合わせたほどだ。

 

「よく言ったわ、霊夢。貴女の力を見せて頂戴。

 

 そしてレミリア嬢。

 約束を守ると言った以上、五体満足で霊夢を返してくださいな」

「くっ、貴様に言われるまでもないわよっ」

 

 幻想郷側の方針は決まった。あとはあのバケモノを倒すだけ。

 だが、レミリアには後たった一つ決して欠かす事の出来ない重要なピースが存在していた。

 

「で?

 あいつに勝つ算段はあるんでしょうね?」

「あぁ…………。

 だがまだだ、まだ一つピースが足りない!」

「――――チョコマカ、ト、ニゲルナアアアアアア!!」

 

 バケモノの攻撃も事ここに至っては変化を及ぼす。

 ただ闇雲に突っ込んできていただけの攻撃が、技と呼べるほどではないが、魔法の火柱で周囲を囲み、行動の範囲を制限されたレミリア達は今度こそ、その手に掛けようと襲いかかる。

 

 自ら窮地に陥っていてもレミリアは往生際悪くもまだ諦めていなかった。

 運命を繋ぎ合わせる為には、ここに絶対にいなくてはいけない者がいる。

 初めから多少のイレギュラーは想定していたが、その中でも一番最悪の物であった。だが、今は霊夢という心強いイレギュラー(味方)も生まれた。勝算は十分にあるはずだ。

 

「くっ、まだなの? そのピースとやらは」

 

 何かしら策があるというレミリアを信じ、ただただ防御に徹する。

「あぁ、まだだ」

 

 二対一というアドバンテージがあるものの、それも限界へと近づいていた。

「その前に私達が丸焦げになるか、引き裂かれてお陀仏よ」

「くそっ、まだなのか咲夜はっ!?」

「え――」

 

 ――あのクソむかつくメイドなの?

 

 その名前に一瞬気を取られた隙が致命的。

 それを見逃さなかったヤツは、霊夢へと襲いかかった。

 

「霊夢っ!?」

 

 必死に手を伸ばすが間に合わない。レミリアの翼を持ってしても霊夢には辿りつけない。

 万事休す。霊夢へと魔の手が迫る。

 

 

 

 

 

 キィン――――

 

 刃と刃が交わる音がする。

 火柱の中へと勇敢にも飛び込み、霊夢を切り裂かんとする凶刃を受け止める者がいた。

 足には包帯が巻かれ、腕には指抜きとなった薄生地の黒い手袋を嵌めたメイド服の少女。

 

「お待たせしました。お嬢様」

「…………遅いぞ、咲夜」

 

 これで最後のピースは揃った。

 正真正銘の最期の戦い、真の最終決戦が始まった。

 

 

 




前回のレミリアvs霊夢戦、流れは間違ってませんが、もっとほかにやりようがあった様に思います。かといってほかにいい案も浮かんでいませんが。

そして主人公のわりには全話通して咲夜さんの登場数の割合が少ない。
そろそろタイトル詐欺と言われかねない気がしています。

補足:
エティアイネンの元ネタは、

ラップランドの俗信。語源もラップ語。宙を漂う不可視のユウレイで、家に何かが起こりそうなとき、家の人々に変異を事前に知らせてくれる。 

から。

ラップランドは、スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・ロシアの4カ国に跨っているスカンディナヴィア半島北部からコラ半島に至る地域。


ラスト、咲夜がバケモノの豪爪をナイフで受止められたのは、魔法の手袋のおかげです。

※16/04/04 全話改訂しました。
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