世界を旅することを夢見た者たち   作:ウグり

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多忙+文章がまとまらなかったりで色々あって更新がかなり遅れて申し訳ない。
出来るだけ更新速度を速くしたいものです……


第二十八話 騒動、その後

アルトマーレの人目が無いような裏道、そこにぼろぼろになった男一人が息を切らしながら歩いていた。

 

 

 

「はぁ……はぁ……撒けたか?」

 

 

 

さっきまでラティオスに攻撃を喰らい続けるもぎりぎりの所で避け続け、何とか逃げ切ることに成功したようだ。尤も、任務には失敗しているわけではあるが。

 

 

 

「ふぅー……」

 

 

 

一息呼吸を整え、ポケナビを操作する。とある人物に連絡を取るためだ。画面に表示された名前は――――カナミ。プルルルッ、と四度のコールが鳴った後、少女の声が聞こえてきた。

 

 

 

「……あ、ショウ?どうだったの?」

 

「……任務は失敗、大失敗だよ。俺のクロバットもやられ、俺も正直死を覚悟した」

 

「えっ、冗談でしょ?」

 

 

 

カナミは正直驚いている。カナミ自身が、ショウの実力の高さを知っているからだ。ラティオス、ラティアスといった守護者がいることは知っていたが、それでもショウが任務を失敗することはないだろうと踏んでいた。

 

……だが、ショウからは任務失敗の一言。そして自分の問いに対して無言ということは、冗談ではないということを示しているのだろう。

 

 

 

「ふーん、とりあえずカナミからボスに伝えておくよ。ショウがまたポカやらかしました!ってね。とりあえず、K部隊も必要ないみたいだね、撤退の指示を出しておくよ」

 

「……さっさと撤退させとけ。これ以上無駄に一般人を巻き込むな」

 

「やっぱショウは優しいんだね。言われなくてもすぐに撤退させるのだよっと」

 

 

 

そんじゃあねー♪と、カナミからの連絡が途絶える。ショウもスカイ団が撤退するということを聞いて安堵したのかふぅっ、と地面に腰を下ろした。

 

 

 

「あぁー……もう、無理くせぇ……」

 

 

 

腰どころか、地面に横になってしまった。疲労と安心感、両方から来たものであろうか。ショウはそのまま、意識を手放した。

 

 

 

 

 

~~~

 

 

 

 

 

「……何だ?」

 

「スカイ団が……引き下がっていく?」

 

 

 

その後ショウとイエローは共にスカイ団の暴走を食い止めていた。だが、そのスカイ団が突然引き下がっていくのだ。

 

 

 

「一体どうしたんでしょう?」

 

「恐らく撤退の指示が出たんだろうよ」

 

「「!!」」

 

 

 

よう、また会ったなと話かけてくる男は先程出会ったばかりのマグマ団の下っ端。

 

 

 

「あ、さっきのおじさん!」

 

「おじさんじゃねえよ!……っと、まあ結局お前らはだいぶ騒動を止めてくれたみたいだな。感謝してるぜ」

 

「でも、何で撤退の指示が出たんですか?」

 

 

 

イエローが問う質問。それはリョウスケも思っていたことで、何故先程まで好き勝手暴れていたスカイ団が突然引き返したのか。問いかけられたマグマ団の下っ端は、こう応える。

 

 

 

「んー、まあ俺も詳しいことはわかんねえが……そもそも何故、暴れていたのかって話だよ」

 

「?」

 

「お前らガキに言ってもわかんねえかもしれねぇが……おかしいとは思わないか?いくらスカイの野郎共が破壊活動が大好きだからってよお、わざわざこんな地で意味も無く好き勝手暴れると思うか?」

 

「確かに……意味も無く暴れていたように見えたかも。……何で暴れてたんですか?おじさん」

 

「だからおじさんじゃねえっての!何かを求めて暴れていたんじゃなくて、暴れること自体に意味があったのかもしれねえってことよ。……陽動っていう言葉があってな、他への注意をそらすためにわざと目立つことだ。つまりだな……」

 

「じゃあ、あいつらが暴れていたのって……」

 

「何か、他の大きな目的があったから……!?」

 

 

 

リョウスケとイエローはここでマグマ団員の言いたいことを察する。町で暴れていたのは、別の目的を実行させるためということかもしれないということを。

 

 

 

「……まあ、あくまで俺の仮説でしかねえがな。で、撤退したってことはだ……奴らの作戦が成功したか、それとも逆に失敗して引かざるを得なくなったかってとこじゃねえかと俺は考えているわけだが」

 

 

 

それを聞いたリョウスケもイエローも難しい顔をしている。自分たちのした事が、もしかしたら無駄だったことかもしれないからだ。その表情を見たマグマ団員は心配すんなと声をかけ、

 

 

 

「お前たちのやってきたことは無駄にはならねえよ、現にこの町の人達を少しでも助けることが出来たんだろ?」

 

 

 

ガキはそれくらい真直ぐなくらいがいいんだよ、と声をかける。その言葉が若干慰めになったのか、リョウスケもイエローも少し明るい表情になる。……その時だ。

 

 

 

「ったく、何時からうちの組織はガキの力を借りるような腑抜けた組織になったんだい?」

 

 

 

どこからか聞いた事のあるような声が聞こえてきた。……そう、カガリだ。彼女は少しぼろぼろになった赤い装束を身に纏い、この場に現れた。

 

 

 

「カガリ様!何時からここに?……それとやけにぼろぼろですが大丈夫ですか!?」

 

 

 

下っ端が焦ったように声を荒げる。自分の上司がぼろぼろの姿でその場に現れたのだ、無理もないだろう。

 

 

 

「お前が長ったらしい仮説を喋りだした頃からさ、それと身体は問題ないよ。っと、リョウスケにイエロー、久しぶりだねえ?」

 

「カガリさん……マグマ団だったんですか?それに、様って……」

 

 

 

リョウスケが初めてカガリと出会ったときは赤い装束ではなく、私服姿だったのでマグマ団ということはわかっていなかったのだ。

 

 

 

「あ、そっか。お前たちと出会ったときはこの装束着ていなかったからねえ」

 

 

 

それと私はこれでも一応幹部なんだよ、とカガリは付け加えた。リョウスケもイエローも突然の事実に、びっくりしている。

 

 

 

「っと、スカイの奴らが引き下がった理由だけどね……多分向こうの幹部がやられたから、作戦が失敗して撤退ってことでいいんじゃないかな」

 

「カガリさんは向こうの幹部と遭遇したんですか?」

 

「ああ、あとさっきそこのおじさんが言っていた仮説だけどね」

 

 

 

だから俺はおじさんじゃないです!って上司にも突っ込みを入れる下っ端。そんな突っ込みは見事にスルーして、カガリは話す。

 

 

 

「陽動ってのとは、ちょっと違うね。本来陽動ってのは、予備隊が注意を引きつけて本隊が作戦を実行するってのが主流なんだが……あいつらの目的地には、幹部一人で来たんだよ」

 

 

 

おかしいとは思わないかい?とカガリは問いかける。陽動ならば、予備隊よりも本隊のほうが手薄となるケースはあまりない。なのに今回の騒動における本隊は、幹部とはいえ一人だったのだ。陽動なら、下っ端を大量に引き連れていてもおかしくはない。

 

 

 

「まあ結局のところあいつらが何を考えていたのかはわからないけど……結局は押さえ込んだんだ。もう、どうでもいいわな」

 

 

 

はー、疲れたとため息をつくカガリ。そんな話が終わりのムードが流れる中、リョウスケが気になっていたことを問いかける。

 

 

 

「あの……ちょっといいですか?スカイ団のことばかり気になってて聞くの忘れてたんですけど……マグマ団って何ですか?」

 

 

 

リョウスケはゲームで何となくのことは知っているが、それでもやっぱり聞いておきたい。マグマ団とは、何なのかということを。ゲームのような、悪の組織なのか。イエローもあれ、そういえば何なんだろ?といった表情を浮かべる。

 

 

 

「何ですか、ねえ……じゃあ、逆に聞くけどリョウスケには何に見える?スカイ団を追い払った正義の集団にでも思えるかい?」

 

 

 

逆に質問を質問で返すカガリ。そしてリョウスケは思考する。確かに、スカイ団を追い払ったのは事実ではあるが……下っ端の相手に対する脅し、その他色々を見ても正義、というような風には見えない。だからといって、悪と言われたら少し違うような気もするが。

 

 

 

「……そうだねえ、一言で言えば馬鹿、それも大馬鹿の集団さ」

 

 

 

あたしも含めてね、と付け加える。その時に下っ端がえっ、というような表情をしていたとかしていなかったりとか。

 

 

 

「ただ単に暴れたいだけなのさ。今回はスカイ団が気に入らないから潰した、それだけの話。その行為が善だろうが悪だろうがあたしたちはそんなことに興味はないんだよ、暴れるならそれでいいしね」

 

 

 

今回はスカイ団を追い払った結果、今回の行動に関しては善であるマグマ団。だが、状況によっては悪にもなりうることがあるということだ。

 

 

 

「……おっと、そんなの間違ってるとか思ったかい?だがそんな他人の思考、意見なんてものもどうでもいいのさ。あたし達はあたし達のやりたいことだけをやる、それだけさ」

 

「一つ……いいですか?」

 

 

 

意外にもここで口を挟んだのはイエロー。リョウスケもカガリも、少し驚いた表情をする。

 

 

 

「あなた達にとって、ポケモンって何ですか?」

 

 

 

突然そんなことを聞きだすイエロー。カガリは思わずへぇ、と声を出す。そんな事は間違っている!とか甘ったれた事を言うのかと思っていたから少し意外に感じたのだ。

 

 

 

(……そういえばセンリさんも、同じ事を言っていたかな)

 

 

 

修行の際にセンリに言われた事を思わず思い出したリョウスケ。その時センリはポケモンはトレーナーの道具ではない、ということを深くリョウスケに教え込んだ。

 

 

 

「ふーん、面白い事を言うもんだね。下っ端共はどう思っているかは知らないけど……そうだね、あたしにとってキュウコンは相棒って感じかな。苦行を共に乗り越えてきた、パートナーさ」

 

 

 

ポケモンを相棒と呼んだカガリ。下っ端も俺もドンメルは相棒だぞ!と大声で言う。

 

 

 

「……で、それがどうしたっていうんだい?」

 

「もし……マグマ団が何か悪いことをしたなら、ボクが止めにいきます!」

 

「……はぁ?」

 

 

 

いきなりイエローによくわからない宣言をされたマグマ団。カガリからも思わず、呆れ声が出る。さらにおいおい、喧嘩売ってるのか?などと下っ端から声が挙がる。

 

 

 

「でも……ボクにはそこまで悪には見えないです。何となく、ですけど」

 

 

 

かなり野蛮には見えますけど、と多少毒を吐くイエロー。リョウスケはさっきからイエローの発言についていけず、ただただ呆然とするばかり。

 

 

 

「……何を根拠に言ってるんだかねえ。さっき言っただろ?あたし達は悪にもなりうるって」

 

「根拠なら、ありますよ?」

 

 

 

カガリの問いかけにも、それを否定するかのように自信たっぷりに発言するイエロー。イエローは確固たる根拠を持っているというのだ。

 

 

 

「だって、ポケモンを大切にしているじゃないですか?」

 

 

 

先程、カガリも下っ端も自分のポケモンを相棒と呼んだ。自分がポケモンに対して信頼していなければ出て来ない言葉である。

 

 

 

「ちょっとの悪さはするかもしれないですけど……カントーのロケット団という組織に比べたら、あなた達は悪には見えない。確信ではなく、ただの予想ですが」

 

 

 

ロケット団はポケモンを道具として扱う極悪集団だ。だがこのマグマ団という組織は少なくとも自分のポケモンは大切に扱っている。目の前のカガリとその周りの下っ端に限ってはだが。

 

他には、過去にイエローが対峙した四天王は確かに人間を滅ぼそうとし、街を滅茶苦茶にしたりとひどい集団ではあった。だがイエローの目から見たワタルやカンナは、純粋な悪には見えなかったのだ。ほんの少し、考え方が間違っていただけなのだ、と。そして少なくとも、四天王は自分のポケモンを大切にしていた。

 

 

 

「……ふっ」

 

 

 

カガリの口から笑い声が少し聞こえたかと思えば、

 

 

 

「あーっはっはっは!!はー、笑った。いやあ、あまりにも面白すぎて……」

 

 

 

大爆笑するカガリ。これには思わずイエローも、何ですか!と少し声を荒げる。

 

 

 

「いやあ、そんな考え今まで聞いたことなかったからねえ。ふーん、なるほどね。ポケモンを大切にしてる……か。イエローはそういう奴に悪い奴はいないと思っているのかい?」

 

 

 

そのカガリの問いに対してイエローはコクリ、と頷く。

 

 

 

「……確かに、言われてみればそうかもね。あたしもこの下っ端共も、非情になりきれないかもね。あるラインを行き過ぎたら、もしかしたら引き返したり留まったりするかもしれない」

 

 

 

暴れるのは大好きだし、それで周りがどうなろうと知ったこっちゃないというのがカガリ含むここにいるマグマ団員の持論ではあるが、それでも無意識の内にストッパーをかけるかもしれないということだ。

 

 

 

「いやいや、イエローの事を過小評価しすぎていたようだよ。ただリョウスケのお友達ってだけかと思ったら……負けず劣らず面白いじゃないか」

 

「え?いや、ボクなんか大したこと……」

 

「謙遜しなくてもいいさ。過去に色々なものを見てきたからこそ今の意見が言えた、そうだろう?」

 

 

 

リョウスケも挫折や向上心でポケモンと一緒に心身共に強くなってきたが、イエローはイエローで成長している面がある。旅の前、旅の後でイエローも色々な物を見てきて、触れ合ってきた。だからこそ出てきた、今の意見である。

 

突然カガリが何かを紙に書き出したかと思えば、リョウスケとイエローに手渡す。

 

 

 

「そいつはあたしの連絡先だよ。アンタ達は気に入ったからね、何かあったら相談くらいは受けてやるよ。組織とか関係無しにね」

 

「「はぁ……」」

 

「ま、今回はこれでおさらばって事で。また縁があるといいねえ?」

 

 

 

そう言ってカガリとマグマ団員はその場から立ち去っていった。残ったのはリョウスケとイエローとカガリの連絡先である。カガリに何か連絡をする日は、来るのだろうか。

 

 

 

「んー、疲れたぁ……でも、被害を出来るだけ抑えれてよかったですね」

 

「……イエローってすげーなぁ。適わねぇわ」

 

「え、何がですか?ボク何時もリョウスケさんに負けてばっかりで」

 

「……いや、バトルとかの話じゃなくてさ」

 

 

 

リョウスケはマグマ団を完全に悪側であると判断していた。……イエローの話を聞くまでは。リョウスケはここにいたマグマ団員の表面しか見えていなかったのだ。だがイエローはあの野蛮なマグマ団員の内面をも見ていた。何となくの域であったとしてもだ。

 

 

 

「うん……イエロー、すげーわ」

 

「だからさっきから何の話をしてるんですか!?」

 

 

 

俺もこいつみたいに視野を広げよう、とリョウスケはこっそり思った。

 

 

 

 

 

~~~

 

 

 

 

 

場所は変わって、アルトマーレの路地裏。

 

 

 

「あっ、ああー!いた!ショウ様ぁぁ!!」

 

 

 

こちらでは連絡を取っても全く応答しなかったショウを必死に探すべく、スカイ団S部隊の下っ端達が必死に捜索していたのだ。そして今下っ端の内の一人、タクがそれを見つけた。

 

 

 

「ショウ様、しっかりしてくださ……意識がないぃぃぃ!?」

 

 

 

ただ単に寝ているだけなのだが、団員服が物凄くぼろぼろなのが目立つせいかタクには何らかの際に意識を失ってしまったかのように見えてしまったのだ。

 

 

 

「くそっ……しょうがない、こうなったら!すみません、ショウ様!」

 

 

 

スパパパパーン!!!何とタクはショウの顔面に往復ビンタをぶちかましたのだ。思わずショウもふおぉぉぉぉっ!?という謎の奇声を発しながら目を覚ます。

 

 

 

「な、何だぁ!?……おお、タクか。今何があったか見てなかったか!?」

 

「……さっき、いたずら者の野生のプリンがショウ様の顔に往復ビンタをぶちかましていました!」

 

 

 

嘘である。プリンなんていなかった。これはひどい捏造。

 

 

 

「そ、そうか……」

 

「それよりショウ様、よくご無事で……!任務のほうは、どうでしたか?」

 

「ん?ああ、失敗失敗」

 

「……そんな軽く言ってもいい事何ですかね?」

 

 

 

何事も無かったかのようにさらりと任務失敗を伝えるショウである。流石に、これには部下のタクも不安である。

 

 

 

「ま、しょうがないさ。……とりあえず、お前らは今日中に帰れ」

 

「……もしかして何か任務の続きが?それなら俺達にも手伝わせてください!」

 

 

 

突然真面目な表情をしたショウに対し、何かあったのかと思い込むタク。……だが、

 

 

 

「いや、実は明日ポケモンの大会があるらしくてよ。お前らいた所で意味ねーし?ってことで帰った帰った。俺はもう一日ここに泊まってふぐぉっ!?」

 

 

 

部下に思いっきり殴られるショウ。本当に彼は、幹部なのだろうか。

 

 

 

「な、何すんだてめー!」

 

「こっちは心配してずっと探してたのに……!久々に真剣な顔してたから大変な任務かと思ったのに……!」

 

「久々に真剣な顔って、それ自分の上司に言う台詞か?……ま、心配かけたのはすまなかったな。俺のことはいいから、お前らはゆっくり休んどけや」

 

 

 

今回の件でショウは単独行動に出た。それで自分のところの部下を心配させたことは事実であり、それはショウもわかっている。そして部下はマグマ団に狙われる対象であり危険だったのにも関わらず自分を心配して探してくれた。だからこそ、ショウは部下にもう休んでほしいのだ。

 

 

 

「あー後よ、俺のこの糞汚え団員服、俺の部屋にぶん投げといて。あ、これ鍵ね」

 

 

 

ちゃっかり部下をパシらせるショウであった。

 

 

 

「はぁー……気をつけてくださいね。今スカイ団だって事ばれたら、この町の住人にぼこぼこにされますよ?」

 

「ま、団員服着てなきゃわかんねーだろ。へーきへーき」

 

 

 

じゃ、俺達は帰りますと言ってその場を後にするタク。そして再び、ショウ一人となった。

 

 

 

「はー……明日面白い奴と当たったりしねーかな?」

 

 

 

ワクワクしながら明日を期待するショウ。組織という中での勝負ではなく、一トレーナーとしての勝負は久々なのだ。

 

 

 

「……あっ、俺今日どこに泊まればいいんだ?」

 

 

 

しかし、まだショウの苦難は続く。

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