幽鬼うさぎも異世界から呼び出されたようですよ?   作:グリアノス

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大変長らくお待たせしました。

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私はここ最近、スランプだのインフルエンザだの仕事が超多忙だの碌なことが起こりませんね。

まあ、そんな情けない有り様ですがほそぼそとやっていこうと思いますので生温く見守って下さいませ。



あ、余談ですがサブタイトルの付け方を変えて見ました。うん、どうでもいいですね。


慈愛。それは満たす心

「ん、あったかい…………」

 

幽鬼うさぎ達が放り込まれた湖の畔、その一角に拵えられた小さな焚き火に手を翳しながら頬を緩ませる幽鬼うさぎ。その表情から喜んでいる事が伺い知れた黒ウサギは焚き火の用意に費やした事で得た疲労感が癒されるようだった。問題児に睨まれ、涙目で準備したかいがあったと言えるだろう。

 

一方の十六夜と耀はというと、

 

「オラァッ!!」

 

湖の水面に向かって全力の投石を敢行していた。

 

ドッパァアアアアアンン!!!!

 

デタラメな威力を持って放たれた石の礫は湖の水を湖の底が見える程に、まさに根こそぎ吹き飛ばした。十六夜達が一見無意味とも言える事を行うのにも幾つか理由がある。いや、極論すれば理由などいたってシンプルなのだが。

 

十六夜達の目的はひとつずづ説明していくとしよう。

 

まずは投石で水を吹き飛ばし、湖に棲息していた魚を空中に打ち上げる事である。

 

「…………ここ」

 

そして打ち上げられた魚を耀が並外れた跳躍力で跳んで人数分キャッチ。魚を抱えたまま湖の底に着地した耀はすかさず再度の跳躍を図り湖から離脱して十六夜の傍に戻ってきた。

 

十六夜と耀はお互いに視線を合わせると同時にグッとサムズアップを交わした。

 

幽鬼うさぎの為に首尾よく魚を捕獲した二人の連携は出会ったばかりとは思えない程のものであった。

 

「おーいお前ら! 魚焼くからちょっとそこ退いてくれ!」

 

魚を手早く絞めて口から木の枝を通す十六夜と絞めた魚を受け取る耀は内心でこう呟く。

 

( (これでユキに魚を食わせてやれる(食べさせてあげられる) ) )

 

内心での呟きに多少の差異はあれど内容自体は全く同じだった。全くもって出会ったばかりなのか甚だ疑問である。

 

「でかしたわ十六夜君、春日部さん」

 

飛鳥も二人に対してサムズアップを向けて嫌味無く労う。そして飛鳥が内心で思うのも、

 

(これでユキに魚を食べさせてあげられる)

 

当然他の二人と相違なかったりする。

 

二人だけでも目を逸らすので精一杯だった所に飛鳥も加わった事で黒ウサギのアウェー感は限界を迎えた。

 

「もういい加減ツッコミますよ? 良いですよね?……………………御三方ともさっきが初対面ですよね!? 仲良くなるの早すぎませんか!? そもそもいきなり異世界に呼ばれたら疑心暗鬼に陥るのが普通ではないのですか!?」

 

黒ウサギは怒涛のツッコミを敢行し、息切れをしたようでゼェゼェと肩で荒い息を吐く。

 

しかしそんな必死極まりないツッコミも問題児達にかかれば、

 

「「「あ、まだ居たんだ」」」

 

「居るに決まってるじゃないですか!?」

 

「…………皆酷いね」

 

この様に諸行無常極まりない返答が帰ってくるのであった。

 

ツッコんだ黒ウサギもまさかスルーされるのでは無く、真面目に意識から抜け落ちでいるとは思わなかった黒ウサギはこの箱庭の貴族たる自分の扱いの適当さに驚愕を禁じ得なかった。

 

事実、十六夜達の優先順位は幽鬼うさぎ>>>>>>超えられない壁>>>>>>黒ウサギとなっていた。

 

「ねえ十六夜どうしよう、魚四匹しか捕まえてないよ」

 

ここで更なる問題が浮上してきた。黒ウサギの事を真面目に忘れていた三人は黒ウサギを除いた人数分しか魚を確保していなかったのである。

 

「オイオイマジか。さっきのやつ、もう一度やるのか?」

 

「うーん、流石に面倒じゃないかしら」

 

「じゃあ黒ウサギのは?」

 

十六夜は非常に面倒くさそうな顔をし、飛鳥もそれに同調するようになんとも言えない顔をする。そこに幽鬼うさぎが問いかけると三人は一頻り唸った後、

 

「「「…………ま、いっか!」」」

 

非っ情に良い笑顔で開き直った。

 

「う、うわああああああああああああああああん!!」

 

この世に生を受けて二百年。種族的にはぶっちぎりで若輩者である黒ウサギだったが、もはや適当を通り越してぞんざい極まりない扱いにとうとう泣きが入ってしまった。

 

確かにファーストコンタクトにこそ躓いたものの、ここまでしなくても良いではないかと思うのも至極当然である。

 

「よしよし、良い子良い子」

 

膝から崩れ落ち、割りとガチ泣きをしている黒ウサギの頭を撫でる幽鬼うさぎ。頭を撫でる手が時折触れるウサ耳の感触をこっそり楽しみながら声に出さずに独りごちた。

 

─────これは流石に可哀想。

 

このままでは黒ウサギは心に多大な傷を負って立ち直れなくなるかもしれない。

 

「ふええええええええん、ユ"キ"さ"ぁん"」

 

─────何か上手く宥める方法は無いかな。

 

呼び出された面々のうち、唯一自分を邪険にしない幽鬼うさぎの平坦な胸に顔を押しつける黒ウサギ。絵面が端から見ると些かまずい気もするが、流石に十六夜達もやり過ぎた自覚はあったようでそれは指摘しなかった。

 

幽鬼うさぎもしとしとと泣き続ける黒ウサギをあやしながら自身に出来る事を探っていく。

 

「あー、悪かったな冗談だ。だから泣きやめ。な?」

 

「ゴメンね。流石にやり過ぎた」

 

「私も謝るわ。ごめんなさいね」

 

「ひぐっ…………えぐっ…………ホントに?」

 

もはや幼児退行に等しい精神状態の黒ウサギに庇護欲をかきたてられる十六夜達だが、黒ウサギをここまで追い詰めたのは自分達である為になんとも言えない心境だった。

 

そんな中、再び幽鬼うさぎにひとつ光明が差した。

 

─────そうだ。私が捕まえれば良いんだ。

 

そうと決まればやることは一つ。幽鬼うさぎは早速行動に移る。

 

幽鬼うさぎは湖面に向って手を翳すと目を閉じて水中を探っていく。

 

「ん、これかな」

 

そして魚と思しきモノを探り当てると一息に水中から引き揚げた。引き揚げた魚は驚いたのかビチビチと体を捩り続ける。

 

─────さて、ここからどうしよう。

 

魚を首尾よく引き揚げたはいいものの、魚が跳ね回って思うように掴めない幽鬼うさぎ。そこに飛鳥が声をかけてきた。

 

「ユキ、私に任せて頂戴」

 

「…………わかった、お願いする」

 

幽鬼うさぎの返答に満足した飛鳥は幽鬼うさぎの頭を一撫ですると魚の方を向いて一言。

 

「動くな!」

 

たった一言で魚はピタリと動きを止め、それを見ていた皆が驚いたように目を見開いた。

 

─────わ、動きが止まった。凄い。

 

「なんだよ随分と面白い事が出来るじゃねえかお嬢様」

 

「そこら辺の石ころであんなデタラメな威力を出す貴方には言われたくないわ十六夜君」

 

「ヤハハハ、違いねえ!」

 

飛鳥の異能を目にした十六夜は好奇心を刺激されたのか非常に嬉々とした声を上げる。一方の飛鳥はお前が言うなと言わんばかりに切り返すと十六夜もさもありなんと哄笑していた。

 

そんな二人をよそに幽鬼うさぎは手近い所にあった木の枝を魚の口に刺し込んでいくと、焚き火の近くに立て掛ける。

 

─────よし、後は焼けるのを待つだけだね。

 

ほとんど表情は動いていないが、何処か満足そうに頷く幽鬼うさぎ。願わくば黒ウサギの機嫌が直ってくれればと思うばかりだった。

 

─────じゃあそろそろ本題に入らないとね。

 

「じゃあ黒ウサギ、お魚が焼けるまで時間があるからそれまでお話を聞かせてほしい」

 

目的をすっかり失念していた黒ウサギは幽鬼うさぎの言葉を受けてハッとして立ち返った。

 

「ん、皆もここは静かに聞こうね。黒ウサギにいじわるはしない事」

 

「「「わかった(わ)」」」

 

(この濃い面々をすっかり手懐けていらっしゃる…………ユキさんの魅力には脱帽でございますね。嘘をついてこのまま嫌われたくはないですし、いっそ内情を明かしてしまいましょうか)

 

それに思いの外鋭い感性をした彼らだ。もしかしたらこちらの思惑などとうに見透かされているかもしれないと結論づけた黒ウサギ。たとえ彼らから協力を得られなくとも、もはやここで不義理を働く選択肢は無かった。

 

(では粗方の説明を終えたらお腹を割って話をしませんと…………ジン坊っちゃん、申し訳ありません)

 

内心でリーダーである少年に謝罪しながら、黒ウサギは説明を始めた。

 

「コホン、それでは皆様────」

 

 

 

 

 

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─────なるほどね。話の触りは大体わかった。

 

「つまり要点をまとめるとだ。この世界は“箱庭”の世界と呼ばれる修羅神仏の集う場所で、そこでは主催者と参加者の下、“ギフトゲーム”と呼ばれる、オマエ曰く“神魔の遊戯”が催されている。法律こそあるものの、重要視されるのは何処までも自身が宿す“恩恵”であり、ギフトゲームとは凡そこの世界のルールと呼べるものである。と、こんな感じか?」

 

「YES! 補足を付け加えますと、箱庭に招かれた方々は数多あるコミュニティに所属し、あるものはコミュニティの力を誇示するために、己の力を試す為にギフトゲームを行うのですよ」

 

─────ギフトゲーム…………私にクリア出来るのかな?

 

自分の宿した恩恵などと言われても今ひとつピンとこない幽鬼うさぎは、早くも不安に駆られていた。とりあえず自分の宿した恩恵とやらは荒事には向かないと漠然とではあるが察していた。

 

まあそう思うのも無理からぬ話だと言える。先程、上空4000mからの落下の際には多少なりとも役立った程度なのだ。そんな局所的な場面が続く事など早々ありはしないだろう。

 

─────私にはきっと十六夜達みたいな力はない。それでも、皆と一緒に居たいな…………。

 

「皆、ちょうど魚が焼けたみたいよ。話は一時中断して食べましょう」

 

話がちょうど一区切りついたところで飛鳥から魚が焼けた旨が伝えられ、皆が焚き火に視線を落とすとジュウジュウと音を立てて香ばしく焼けた魚が映った。

 

「お、なかなか美味そうだな」

 

「そうだね。これなら後十匹くらいは獲っておけば良かったかな」

 

─────耀、それは食べ過ぎじゃないかな。

 

「…………春日部さん、貴女一体どれだけ食べる気なのよ」

 

「そうですよ。食べ物は少し足りない位が一番良いのです」

 

呆れを多分に含んだ飛鳥のツッコミに同調する黒ウサギ。二人からすればそんな小さな体の何処に入るのかという思いだった。

 

飛鳥は皆の手に魚が行き渡ったのを確認すると全員を見渡し声をあげる。

 

「それじゃあ皆。手を合わせて」

 

─────こういう時はこう言うんだっけ。

 

「「「「「いただきます」」」」」

 

皆が魚に齧り付くのを見ながら幽鬼うさぎは魚に口をつける。

 

─────これが食べ物を“食べる”ってことなんだね。

 

「ユキ、美味いか?」

 

「どうだろう。私にとって“食べる”っていうのはこれが初めてだから。けどね十六夜」

 

「なんだ?」

 

「とてもあったかい。これがきっと“美味しい”って言う事だと思う」

 

「…………そうか」

 

幽鬼うさぎの返答から複雑な事情があるんだろうなと思った十六夜。しかし十六夜は今は何も聞かずに幽鬼うさぎの優しく頭を撫でるばかりだった。

 

 

 

 

 

 

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「全員食い終わったな? じゃあそろそろ箱庭とやらに行こうぜ」

 

皆が魚を食べ終えた事を確認した十六夜は焚き火に砂をかけて火の始末をしながら移動しようと提案した。

 

「ええ」

 

「そうしようか」

 

「そうだね」

 

当然、この場に留まらなければならない理由もない面々は反対する事も無く頷いていた。

 

「皆さん、その前にもう少しだけ黒ウサギのお話を聞いていただけないでしょうか」

 

しかしそこに待ったをかけた黒ウサギ。十六夜を除いて黒ウサギの意図を計りかねている飛鳥達は怪訝な表情を浮かべていた。

 

「へえ? 意外だな。話す気になったのか?」

 

「…………十六夜さんは既にお気づきでしたか」

 

「ま、ある程度はな」

 

意外も意外と感心したような表情を浮かべる十六夜に、黒ウサギは自分の予想は間違っていなかったと思った。それと同時に黒ウサギは悟ってもいた。年齢からすると分不相応な洞察力と、通常の人間からは大きくかけ離れた力を持つこの少年は敵に回すべきではない事を。

 

「十六夜君。一人で納得してないで説明をしてくれないかしら」

 

「まあ慌てるなよお嬢様。そこら辺は本人に聞いた方が良いだろ」

 

十六夜の言い分にそれもそうかと思った飛鳥は素直に引き下がる。皆が耳を傾けた事を確認した黒ウサギは真剣な表情で口を開く。

 

「はい、それではもう少しだけお付き合いください。今から話すのは皆さんを異世界から召喚しなくてはならなかった私共の事情です」

 

「事情…………つまり黒ウサギは困っていた?」

 

「ざっくり言えばその通りですよ耀さん。それこそ私達だけではどうにもならず、異世界から人材を呼び寄せなければならない程に」

 

「黒ウサギ、続きを聞かせてくれる?」

 

「わかりました。事の始まりは三年前に遡ります─────」

 

 

 

 

 

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「─────というわけで、私達は皆さんを異世界から召喚した。というわけです」

 

黒ウサギが、いや黒ウサギの所属しているコミュニティの抱える事情を聞いた一同は揃って閉口した。なんでも主催者権限というものを使ってゲームを強制的に吹っ掛けられ、敗れた結果何もかも奪われてしまったのだという。奪われてしまったものにはコミュニティに所属するゲームプレイヤーだけでなく、子供達の親まで含まれているそうなのだ。この話を聞いて彼女を茶化す言葉など吐ける者は居なかった。

 

─────これは想像以上、だね。

 

「子供達から親を奪うなんて、なんて事をするの…………」

 

「ひどい…………ゲームだからってここまで…………」

 

「YES。ですがこれもまた、箱庭では少なからず罷り通っている事なのですよ」

 

沈痛そうな面持ちでポツリと言葉を漏らす飛鳥と耀に黒ウサギは出来るだけ感情を出さない様に淡々と告げた。

 

「…………なあ黒ウサギ、ひとつ聞きたい」

 

「なんでしょうか十六夜さん」

 

「お前の所属するコミュニティってのはなんで魔王に滅ぼされた後に新しくコミュニティを旗揚げしなかった? コミュニティが壊滅させられる事自体がそこそこあるんなら、そう言った再建方法もあったはずだろ?」

 

黒ウサギの独白に埋もれそうではあったものの、誰もが思いつく手段を何故取らなかったのか。十六夜は今ひとつ理解出来ずに聞き返した。

 

「確かにそれは可能です。ですがそれはコミュニティの完全解散を意味します。本当ならもはや再建は望めない事も、新しくコミュニティを作り直すべきだということも、分かってるんです…………しかし私は、私達は諦める事が出来なかった! 惨めにしがみついてでも、恥の上塗りをする事になっても! 散り散りになった同士達の帰ってこれる家を! ただ、守りたかったのです…………」

 

初めこそ淡々と語っていたものの、そのうちに感情を抑えきれなくなった黒ウサギは涙をボロボロと零しながら偽らざる本音をぶちまけた。

 

そんな中、幽鬼うさぎは皆から一歩進み出ると口を開く。

 

「黒ウサギ、少ししゃがんでほしい」

 

「ユキ、さん?…………こう、ですか?」

 

黒ウサギは戸惑いながらも言われた通りにしゃがむと、幽鬼うさぎとちょうど同じ高さの目線になった。言われた通りにしたものの、やはり意味がわからないと黒ウサギは困惑していた。

 

「ユキさん?これは一体─────」

 

疑問の声を上げた黒ウサギの言葉は途中で遮られた。幽鬼うさぎによって胸元に抱き寄せられた為に。

 

「黒ウサギ、辛い時は泣いて良いんだよ。寂しい時は誰かに甘えても、良いんだよ」

 

「…………え?」

 

「私は黒ウサギみたいに強くはない。だからこうするしか出来ない」

 

そう言いながら黒ウサギの頭を優しく撫でる幽鬼うさぎ。誰かに抱きしめられ、頭を撫でられる事など久しく無かった黒ウサギの目から再び涙が溢れ出す。

 

「そ、そんな事言われたら…………我慢、出来なくなるじゃないですかっ…………」

 

「良いよ泣いても。今なら私達以外は誰も見てないから、ね?」

 

「うぅっ……ふぐぅっ、ふぇえええええええええええええええん……」

 

「よしよし、今はたくさん泣いてすっきりしようね」

 

まるで幼子をあやす母親の様な慈愛を湛えた微笑みを浮かべながら、幽鬼うさぎは黒ウサギを抱きしめ続けていた。

 

(しかし凄えな。体はロリなのになんつー包容力だ)

 

(全くね。今はあの子が黒ウサギのお母さんに見えるわ)

 

(ユキって不思議な子だね…………)

 

十六夜達の言う通り、目の前にあるのは泣き虫な子とそれを慰める親の図。彼らの目の前に広がる光景にただただ驚嘆するばかりだった。

 

 




それでは皆様、読んでいただきありがとうございます。

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