7人目のスタンド使いが行く無限回死ねるダンジョン 作:雷神デス
「ウラウラウラウラウラ!!」
「ぐぎゃあああああああ!?」
どうゆうことだ?もう何人目かわからない同じ男を二人まとめて殺す。
幻覚を操るスタンドの可能性は殆ど無いだろう、幾ら持続力が高いスタンドでも、俺が潜って何時間にもなるのに、一度もスタンドを解かないなど不可能だ。
そして、拾ったこの円盤。黄色いやつと、鏡のような色、そしてピンク色の円盤。
これがなんなのかは、未だ分からないがこの溢れ出るスタンドパワー、おそらくこれがこのダンジョンの原因の何かだとは思うが・・・
「本当に、この円盤は何なんだ?」
本能的に叫んでいる、この円盤を頭に入れろ、と。
だが、普通頭に物は入らないし、それにこれがなにか危険な・・・そう、これ自体がスタンドの可能性が・・・。
「いや、ないな。こんな数のスタンドを一度に出せる訳が無い。おそらくスタンドでは無いが、スタンドパワーは確かに感じるし、特にこの黄色い円盤・・・ジョースターさんのハーミットパープルの絵が書かれている・・・本当に、ここは何なんだ?」
・・・取り敢えず、先に進もう。
そう思い立ち上がるが、腹が減った事に気づく。
「さっき懐にあったピザ、食べれるのかな・・・?」
だが、このままだと飢えで死んでしまう、俺は仕方なく食べた、が。
「う、うまい!なんだこれは!?今まで食ったことがない!」
俺はピザを、わずか数秒で食べてしまった。
今までにないほどの満足感、そして幸福感。
それに少しの間浸りながら、俺は先に進んだ。
「ん?何であんな所に老人が歩いてるんだ?」
老人が、杖をつきながら歩いてくる。同じ人物が二人並んで。
取り敢えず殴ろう、殺さない程度に。
「ウラァ!!」
案の定、光りなって消えた。本当に何なんだここは。
と、老人を倒した先に階段が見えた。
取り敢えず下ってみよう。
「うわぁ!し、神父の仲間か!?」
「はぁっ?ってウォォ!?レッドガーランドォ!」
『ウラァ!』
ドグシャァ!!
「ぐあぁ!?・・・ぐっ、ごめん、お姉ちゃん・・・」
ドシャァ!!
いきなり銃を撃って来た金髪野球帽の男の子の腹をレッドガーランドの腕が貫く。気分が悪い、こいつも光の粉になったので生きている訳では無いと思うが・・・。
「お姉ちゃん、か。姉ちゃん、元気かな・・・?」
自分の姉を思い浮かべ、少し涙ぐんでしまう。こんな訳がわからないところに放り出されて気丈でいられるほど、自分の精神は強くない。早くここから脱出したい。
その時、違和感を感じた。床になにかがある。
「ん?なんだこれは?足跡みたいなのが・・・!」
ぎゅるるるるるぅ!!
急激に体が、体の、栄養が、吸い取られていく!?な、なんだ!?腹が、腹が減って、力が・・・
「う、うわぁぁぁ!?神父の仲間か!?」
「なぁ・・・!?」
ドカンドカンドカン!!
そして、俺の視界が黒く染まる。
走馬灯なんてものはなかった、ただ意識が沈んでいく、そんな感覚・・・
(赤塚、再起不能)