魔法少女リリカルなのは Vivid Dream Fighters   作:ライジングスカイ

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繰り返される激闘
進化を遂げつつある仲間たち
そんな中なのはは………


dream:8 戦いの中で

「ブレネン・クリューガー!」

炎の球がリインに向かって放たれるがリインはそれを回避し続ける

「フリジットダガー!」

すべての炎を回避したリインは蒼天の書を開くとアギトの周囲に多数の短剣を出現させる

「まだまだ!」

だがアギトは炎の球を素早く出現させすべての短剣を撃ち落とす

「こいつにだけは………」

「アギトにだけは………」

「「負けたくない!!」」

互いの意地をぶつけあう融合騎同士の対決は次第に激しさを増していた

 

ヴィヴィオが次々攻撃を叩きこむもザフィーラはそれを悉く防御していく

隙を見てザフィーラが地面から鋼の軛を出現させるとヴィヴィオは慌てて距離を取る

「ソニックシューター・アサルトシフト!」

無数の魔力弾がザフィーラに放たれるがこれも簡単に受け止められる

先ほどから数回ヴィヴィオの攻撃は命中しているもののザフィーラのライフはほとんど減っていない

「ずいぶんと強くなったな」

「その余裕じゃ説得力ないよ~」

「だな、だがそろそろこちらから攻めさせてもらう!」

そう言って踏み込んだザフィーラは一気にヴィヴィオとの距離を詰め拳を叩きこむ

だがヴィヴィオはそれを回避すると肘打ちでザフィーラに反撃する

一度距離をあけるとザフィーラは今度は連続で攻撃を繰り出した

だがヴィヴィオはそのすべてを回避して今度は拳に魔力を纏う

「アクセルスマッシュ!」

顎に攻撃が命中し大きく後退するザフィーラ

「なるほど、これがお前の闘い方か………」

口元をぬぐいながら呟くザフィーラ

「お互い難しくなってきたな、こちらの攻撃はあたらず、そちらの攻撃は決めきれない」

「急所はいってピンピンしてるのなんてザフィーラぐらいだよぉ」

嘆くヴィヴィオをザフィーラは黙って見つめていた

「(俺が守っていただけのあの少女が、本当に強くなったものだ)」

 

スバルとギンガは熾烈な打ち合いとなっていた

「スバル、本当に強くなったなぁ」

「やっぱすごいや、ギン姉」

「でも………」

「だからこそ………」

「「負けられない!」」

その言葉と共に互いの拳が激突する

 

「膠着状態に入っちゃいましたね」

「でも、そろそろここの戦況が動く頃ね」

そう言ってメガーヌが見たのは3on3の混戦地帯の映像だった

 

「はぁ!」

切りかかったフェイトの攻撃をはやてがかわすとすかさずノーヴェがフェイトに攻撃を仕掛けた

「絶招・炎雷砲!」

だが攻撃を仕掛けたノーヴェに向かってリオが蹴りを繰り出す

ジェットエッジを用いてかわしたノーヴェ

「リボルバースパイク!」

なんとかガードするリオだったが今の一撃で大きくライフポイントを削られてしまう

さらによく見れば後方にゴライアスが控えていた

「げっ」

「ギガントナックル」

ゴライアスの拳がそのままリオに向かっていくがフェイトがリオを救出し難を逃れた

「ふぅ、間一髪」

「ありがとうございます、フェイトさん」

 

「ストラーダ!」

「messer angriff」

突撃したエリオの一撃がゴライアスを粉砕する

体勢を崩したコロナだったがなんとか持ち直すと

「創成戦技(マイストアーツ)・ギガントナックル」

ゴーレムの拳を纏ってエリオを攻撃するコロナだったが

「sonic move」

エリオは砕けたゴライアスの破片を足場に高速移動でその攻撃を回避する

 

「抜剣!」

ミウラの足に魔力光で出来た剣が出現する

それを見たアインハルトは警戒し身構えた

「抜剣・飛燕!」

一気にアインハルトに攻め込むミウラだったが

「いっ!?」

アインハルトにかわされたかと思うと次の瞬間には魔力で出来た鎖のようなもので全身を拘束されていた

「覇王………」

そのまま攻撃に移ろうとしたアインハルト

ミウラは昨日の事を思い出していた

 

「水斬りが僕の進化の可能性?」

「ああ、これを極めた時、お前の抜剣はさらに研ぎ澄まされた必殺の剣となる」

戸惑うミウラにザフィーラはただそう答えた

 

「もしかしたら………」

そのミウラの様子を見てアインハルトは慌てて技を中断する

「まさか!」

だが気付いた時には遅く次の瞬間にはバインドが破られ強烈な一撃が彼女に決まった

 

「今の、前にアインハルトちゃんが………」

「ええ、静止状態から全身を使った加速で威力を炸裂させる撃ち方、極めるとシールドやバインドが意味をなさなくなる、防御不可能の一撃」

その言葉になのはが真剣な表情で画面の中のミウラを見つめる

「ミウラちゃんの武器は収束した魔力からの強烈な蹴り、それに今の撃ち方が加われば」

「防御不能、文字通り必殺の剣になるわね」

 

「見事です」

不意をつかれ倒れたアインハルトだったがなんとか立ち上がり身構えた

「ですがその技は………あなただけのものじゃない!」

そう叫び掌を突きだすアインハルト

「覇王空破断!」

「ええっ!?うわぁ!」

アインハルトの攻撃で倒れ込むミウラ

「痛たた………ってええ!?」

なんとか立ち上がるとすでにアインハルトの姿はなかった

 

「む~」

シャマルの妨害で攻めあぐねていたティアナが不満げな表情で立っていると

「ティアナさん!一度回復したいので交替をお願いします!」

ウイングロードの上を走るアインハルトに声をかけられた

「了解、やるだけやってみるわ」

そう言ってティアナはアインハルトを追いかけるミウラにクロスミラージュの銃口を向ける

 

リインと戦っていたアギトのもとにシャマルから通信が届く

「アギトちゃん、戦況が変わったわ、こっちも作戦開始よ」

「了解、いくぞリイン!」

シャマルの言葉を聞いたアギトは勢いよくリインに向かっていく

とっさに身構えたリインだったが

「なんてな!追いつけるもんなら追いついてみろー!」

アギトはそのすぐ横を通り過ぎ高笑いしながら飛び去って行った

「むっかー!もう!すぐ捕まえてやるです!」

「ちょっとリインさん!?あんまり深追いしたらやばいんじゃ」

ティアナの言葉も聞かず顔を真っ赤にしながらアギトを追いかけるリインだった

 

そのティアナは現在ミウラと交戦していた

距離を詰めて戦うのが得意なミウラを射撃魔法で何とか食い止めているティアナだったが

「クラウソラス」

はやての乱入で隙が出来た

「抜剣」

「うわやばっ」

ミウラの反撃を喰らう前になんとか距離を取ろうとその場から離れるティアナ

「よっしゃミウラ、この隙に私と交替や、フェイトちゃんとエリオの足止めよろしくな」

「あ、はい、がんばります」

そう言って混戦地帯に飛び込むミウラ

 

「空気が変わったわ」

観戦組も状況の変化から戦いが動いた事を感じ取った

それを見ていたなのはが悔しげに拳を握っていた

「私も………あそこにいたかった」

それを見たメガーヌは優しく微笑むと彼女の肩に手を置いた

「大丈夫、きっとまた飛べるようになるわ、だから元気出して」

「メガーヌさん………」

「今は見守ってあげましょう、この戦いの行方を」

ふたりは真剣な顔で画面を見つめた

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