インフィニット・ストラトス~悪魔は乙女と踊る~ 作:ラグ0109
「と、まぁそんな感じで、日本を離れた後はユーラシア大陸…いや、ヨーロッパを避けて右へふらふら左へふらふらってな感じだ。大方見て回ったんで、久々に千冬と一夏にでも会うか~、なんて思って再び日本に戻ってきたら…」
「偶然居合わせたISに触れて、起動させてしまった…と言う事だな?」
「正確にゃ、未完成品のって付くけどな」
およそ2時間に渡って語った昔話は、サロンに集っていた生徒達にとって娯楽に勝る物だったらしく、時折ラウラや鈴以外にも茶々や質問が飛び交うほどであった。
味気ない訳ではないが、娯楽小説の様に事件に巻き込まれることは殆ど無かった旅なので、現地の様子や文化なんかを語るしかなかった。
しかし、それでもこの学園には様々な国から人が来ているだけあって、俺の話に同意したり立ち寄った場所に住んでいた、なんて声が時々聞こえてきた。
こうして見ると世界と言うものは1人で居るにはあまりにも広すぎて、狭いような気がする。
もしかしたら、この学園に俺が旅をしていた時にすれ違った人間が居るのかもしれない。
奇縁と言うものは摩訶不思議なもので、どこでその縁が出てくるのか分からないものだ。
ドイツで別れたラウラが、今や俺の生徒としてこの学園に居る訳だしな。
「ところで…なんでヨーロッパを避けてたのよ?」
旅の話はもう終わりで、時刻も消灯間際…そろそろ切り上げて部屋に戻らせようと思った矢先に、鈴が不思議そうな顔をして此方を見る。
さて、困った。
ヨーロッパに近寄らなかった理由は、言うまでもなく束との邂逅にまつわるあのテロが原因だ。
束が万全を喫して対策を立てて、セキュリティを落として居たのならば問題は無いだろうが、あの時点ではあいつは俺を切り捨てるつもりでいた。
よって、俺だけがドイツにマークされていた可能性は無きにしも非ず…余計なトラブルは自分の首を締め上げるだけだからなぁ…。
どうしたものか、と思案しているとラウラが口を開く。
「鈴音、アモンはドイツに居た時に事件の首謀者として誤認逮捕されたことがあってな。恐らくそこから苦手意識が芽生えてしまったのだろう」
「あー、あれな。結構デカい事件だったってんで取り調べもキツかったしなぁ…」
渡りに船…ラウラが助け舟を出してくれたので、俺はそれに有り難く乗っかる事にする。
事件自体は確かにあったし、誤認逮捕も…まぁあった。
ただ取り調べ自体は非常に穏やかに済んだし、後半に至ってはほぼ世間話しかしていなかった。
あんときのオッサン元気にやってるかな…。
「私としてはドイツ…ひいてはEU自体其処まで怖い国々ではないので、気軽に来てほしかったがな」
「バッカ、監視されてる体で追い出されてんだから近寄ろうと思わねぇっつの」
「確か、監視役は織斑先生…千冬さんだったわね?」
俺は鈴の言葉に静かに頷くと、サロンの中が俄かに騒がしくなる。
なんせ、年単位で千冬と付き合いがあるって初めて暴露したからな。
学園に来てからの千冬の態度や対応に、ようやく合点がいった生徒もチラホラと居るようだ。
「で、中国には寄ったのかしら?」
「そら仕事だからな。いやぁ、中華料理覚えるのは楽しかったぜ」
「シショーのその仕事って何なのよ…」
「そら、クライアントとの契約問題で守秘義務がある…教えらんねぇな」
教えられないって言うか、言っても信じられないだろう。
よもや別世界からコンニチワしてる存在が、こうして喋っているなんてな。
「まぁ?少なくとも料理覚えるのが仕事じゃねぇのは確かだわな」
「アモン、そんなにお前の料理は美味しいのか?」
「そこら辺の料理屋なんて裸足で逃げ出すわよ…だから、あたしも弟子入りしたんだし」
「親父よりも上手だから弟子入りさせてくれーって来たんだよなぁ」
あの当時は今思い出しても、普通に穏やかな生活だったかもしれない。
朝昼晩と家事をこなし、一夏や鈴、その友人たちの面倒を見て1日を過ごす。
血生臭くないし、陰謀も渦巻いていない。
強いて言うなら、必死にラブコールを送ってきていた束の対処が大変だったってくらいか。
アイツは人の話を聞かないからな…忙しいつってんのに。
「和洋中なんでもござれじゃない。で、今も甲斐甲斐しく千冬さんに愛妻ならぬ愛夫弁当作ってるんでしょ?」
「あいつなぁ…無理矢理良いもん食わせねぇと栄養バランス崩すからよ。一夏も大分苦労してたみたいなんだけどな」
昔話に華を咲かせていると、不意にコアネットワークのプライベートチャンネルでコール音が響く。
相手のコアは白式…つまりは一夏からだ。
こんな時間に俺に連絡を取ると言う事は…まぁ、そういう事なんだろう。
「さって、そろそろ消灯時間だぞ~。良い子は寝ねぇと喰われっちまうぞ~?」
「え~、先生なら喰われてもいいかな~」
「HAHAHA、面白ぇ冗談言いやがる」
冗談交じりに脅し文句を言うと、ふざけた様子で生徒達が俺の話に乗っかってくる。
そんなにモテる面構えじゃ無いと思うんだがな…それはさておき、夏を目前にして怖い話をしてお開きにするとしよう。
静かに手にグローブを嵌めながら、俺は穏やかな口調で話し始める。
それこそ、世間話をするかのように。
「これ、アフリカのとある部族に伝わる話なんだけどな?夜って言うのは、あの世の領域ってやつなんだと。死者が闊歩し、生者は微睡の中で身を隠す。そうすることで互いが互いを認識できないようにしてるんだと。でな?死者ってのは常に餓えて、乾いて、凍えている。それらを満たすために必要な物って何だと思う?」
「…話の流れから推測するに、人、か?」
ラウラの言葉に静かに頷き、口角を凶悪な程に歪める。
人によってはそれこそ悪鬼羅刹の様にも見えたかもしれない。
俺は怯え始めた生徒に構わず話を続けていく。
「ラウラの言う通り人だ。それもハラワタだと尚良い。そいつらは、明るい場所を目指して歩き、人を見つけたら腹を掻っ捌いて血を浴びる様にしてハラワタを引きずり出s」
話を言い終える前に、指をピクリと動かしてグローブの指先に付けられている非常に見えにくい鋼線を操り、サロンの電気を落とす。
次いで、出口に一番近い生徒の足にサニティに少しだけ触れさせる。
サニティは言うまでもなく体温が無いので、死人の様に冷たい感触が感じられたことだろう。
「き、キャーー!!!」
当然の様に1人叫び声を上げれば恐怖は伝播し、我先にと出口へと向かって走り出す。
出口は既に開放されていたので、特に混乱することもなく生徒達は各自の部屋へと飛びい込むようにして入っていく。
パチ、と言う音がすると再びサロンに明かるくなり、ジト目のラウラと鈴が此方を見ている。
「まぁ、全部嘘話なんだけどな?」
「サニティまで用いて脅かすのはどうかと思うぞ」
「どうせ、人払いしたかったって所なんでしょうけどね…シショー、人間は何でもできる訳じゃないんじゃないの?」
付き合いの長い鈴には俺の意図は読めていた様で、ドヤ顔で此方を見つめてくる。
――あたしには何でも御見通しよってか?
「人間はな。まっ、どっちにしろ消灯時間だからな。お前たちもとっとと部屋戻って寝ろよ~」
「は~い。それじゃシショー、また明日」
「今宵は楽しかった。また、話が聞けると助かる」
「あいよ。それじゃ、見回り行くかねぇ…」
3人揃ってサロン室を出て、寮内の電気を1つ1つ落としていく。
ラウラと鈴が部屋に入って暫らくした後、俺は一夏の部屋の扉の前で止まりノックをする。
暫らくして扉が開くと、真剣な表情をした一夏が戸口に立っている。
その顔は一世一代の大勝負に出る…そんな博徒に近い顔だ。
「…それで、話ってのは何だ?」
「ここだと聞かれるのは不味い。かと言ってゾロゾロと寮長室まで出向くわけにはいかないんだ」
「だろうよ」
「…やっぱ、兄貴も知ってた側か」
「そら当たり前だろう。こと人体に関しちゃ詳しいのは教えてただろう?」
取り敢えず、ここで立ち話をするわけにもいかないので一夏に促されるままに部屋へと入る。
寮の部屋の間取りは旧寮長室と其処まで大きな変化はなく、少しばかり懐かしさがこみ上げてくる。
今の寮長室はほら…束が無駄のない無駄な改造をしてくれたおかげで、間取りが2倍近く広くなってる。
何処のスィートだってんだ…。
居間兼寝室となっている部屋に入ると、ベッドに腰掛けているシャルルがビクリと肩を震わせて此方を見上げてくる。
取り繕うのも疲れていたのかその顔には濃い疲労が滲みだしていて、煮るなり焼くなり好きにしてくれとでも言いたげだ。
「で、手短にしろよ?俺もくだらねぇ演劇を見てる程暇じゃねぇ」
「っ…」
椅子を差し出してきた一夏を手で制して、閉められたドアに寄りかかる様にして背を預けて腕を組む。
シャルルは俺の言葉に怯える様に身を竦めて声を詰まらせる。
もう、逃れることができないだろうと、そう感じているからこその恐怖。
自身の身に何が起こるのか分からないからこそ、最早打つ手無しと感じてしまっているんだろう。
「…兄貴、シャルルを助けるために手を貸してほしい」
「嫌だって言ったら?」
「嫌だと言っても手を貸してもらう。俺1人じゃどうしようもないし、かと言って、シャルルの身の上を聞かされたら黙ってなんていられない」
一夏はギリギリと拳を握り込みながら、冷静に慎重に言葉を選んでいく。
あくまでも冷静に…激情に身を任せてしまえば、逆に丸め込まれると言う事を理解しているからこそだろう。
だが、まだ青い。
俺はそれを指摘するように、鋭く話を返す。
「で、その身の上話とやらが本当だという確証はあるのか?」
「それは…」
「悪いがな、シャルルがそうやって男装してきた時点で、ありとあらゆる発言が偽りの可能性があるんだわ。この学園に入る際に過去の経歴と言うものは洗い浚い調べられることになっているからな」
以前言ったように、この学園は世界各国の機密と言う機密が集う魔窟となってしまっている。
竜が抱え込む宝が如き軍事機密が集うこの場所は、それだけデリケートだ。
入学者や職員、出入りする業者に至るまで皿を舐めまわすように調べ上げるのは最早必然であった。
では、そんな学園がこの場所に表向き知らないフリをしてまで、シャルルを入れた理由は何か…?
「だ、だけど…!」
「言わんでも分かるだろ。企業どころか国ぐるみでやってる不正って事だよ。もちろん学園側に賄賂が送られてねぇとは言い切れねぇがな。で、此処まで言われてシャルルが何も言わねぇってことは、俺の言う事の大半が正しいってことだろ?」
「…はい」
「シャルル!」
シャルルはポツリと呟く様に声を絞り出し、静かに頷く。
両手で顔を覆って静かに嗚咽を漏らし、身体を震わせる。
子供にゃ、荷が重すぎるわな…。
少なからず、境遇に同情をしていた身としては、今こうして辛辣に対応するのは心苦しくはある。
かと言って、千冬にこんな役目を押し付ける訳にはいかない。
悪役は悪魔にこそ相応しいと言うものだろう?
「でも…でも…僕は、スパイ活動、なんて…するつもりは、っ…なかったんです…!」
「あぁ、そうかい。だったらなんで、この不正をすぐに学園に報告しいなかったんだっつの」
はぁ、とため息つきながら呆れたように吐き捨てると、一夏がシャルルを俺の視界から遮る様に立ち胸倉を掴んで睨み付けてくる。
「もう止めろよ!弱きを助け、強きを挫くって教えたのは兄貴だろ!?なんで、その兄貴が!」
「そら、シャルルが俺にとっての敵認定されてるからだろうが。此奴の目的は、男性操縦者及びこの学園に存在する第3世代型ISのデータを入手する事なんだろうからな」
「やる気はなかったって言ってるじゃないか!」
「で、話は終わりか?」
俺は冷めた視線を激情に滾る一夏の視線へと返し、軽く手を払って一夏を離れさせる。
結局のところ、助けを求めないと言う事は現状のままでいいと思っている証拠だ。
特記事項第21があると言っても、搦手で来られれば守ることも容易くは無いだろう。
手が無いとは言わないが…言質は取ってるしな。
「…分かった、こうなったら兄貴を屈服させてやる!!」
「ハッ、言うじゃねぇかクソガキが。テメェが逆立ちしたってこの俺にゃ勝てやしねぇよ」
「俺はな、どんな手を使ったって守りたいと思ったものを守ってみせる!そうでなければ俺は…織斑 千冬の弟だなんて言えないんだ!!」
一夏はギラギラとした目で俺を睨み付けて啖呵を切る。
それはまるで御伽噺にでも出てくるヒーローのように勇ましい。
だが、勇ましいだけでは何も得ることはできない。
生憎と俺たちは現実の世界に生きているのだから…。
「いいぜ、宣言通りに俺を倒して魅せろ。明後日、アリーナを1つ貸し切りにしてやる」
「素直に頷かなかったことを後悔させてやる!」
「あぁ、そうかい。テメェが地面に這い蹲って泣きじゃくってる姿が楽しみだ」
互いに互いを挑発するように言葉を吐き捨て、俺は一夏の部屋を出る。
暫らく廊下を歩いた後、俺は立ち止まって口元を抑え忍び笑いをする。
「いや、まさかねぇ…ククっ…」
精々が泣きついてくる程度だと思っていた俺は、あまりにも違う対応に思わず嬉しくなってしまう。
ガキだガキだと思っていても、男はやっぱりああでなくては張り合いがない。
まぁ、順当に叩きのめすんだがな。
俺に勝とうなんざ、生まれ変わっても早すぎる。
「随分と面白そうではないか、何かあったのか?」
「いやなに、お前の弟ってのはよくできた弟ってことさ」
「…まさか?」
千冬が背後から近づいてきて不思議そうにするも、俺の言葉を聞いて思わず鼻白む。
思っていたよりも早く、シャルルの化けの皮が剝がれてしまったからな…一度デボラに連絡をとって対応を協議する必要はあるだろう。
俺は振り返って千冬の肩を抱き寄せて、やや無理矢理にでも寮長室に向かって歩き出す。
「そう、そのまさかってやつさ。明後日どのアリーナでも良いから取っておいてくれよ。ちっとばかし現実ってのを叩き込んでやるからよ」
「…あまり痛めつけてくれるなよ?」
「そら、一夏次第だろうよ。やっぱ、男ってのは意地がなけりゃぁな」
けっけっけ、と笑いながら横目で千冬を見ると、少しばかり不安そうな顔をされる。
別に命を獲る訳でもなし…そんなに心配するようなことは無いはずなんだけどなぁ?
寮長室に入って、いの一番に台所に向かえばウィスキーのボトルと氷を入れたグラスを3つ用意してリビングへと向かう。
「おっかえりー!」
「なんだ、まだ起きてたのか?」
「いっくんとアモンが喧嘩するって聞きましてね!」
「絶対ぇ盗み聞きしてると思ってたわ…」
ソファに寝転がっていた束がムクリと体を起こして、抱っこをせがむ様に両腕を広げてくる。
俺はそれを無視して束の隣に座り、千冬は千冬で小さく舌打ちしつつ俺を束と挟むようにして隣に座る。
「コアネットワークで全部筒抜けだからね~」
「プライベートってもん考えろよ…」
「言うだけ無駄だ、無駄。それでだ…今後はどうするつもりだ?」
テーブルにグラスを3つ並べてウィスキーを注いでいると、千冬は真剣な表情で問い質してくる。
親友の義理とは言え娘の一生が関わってくる問題だからな…気が気ではないのだろう。
束は割とその辺りどうでも良いと思っているのか、俺の膝の上に寝転がってちびちびとウィスキーを飲んでいる。
3人の間の取り決めで、晩酌は1杯までとしている。
酔っぱらうとこの2人、手が付けられなくなるからな…脱ぐし。
「助けるに決まってるだろうが。ウラ自体は取れてるしな…まぁ、今回の喧嘩は所謂儀式ってやつだ。何が起きても決して心を折らない為のな」
「結局のところお前の掌の上か」
「まぁ、弟子のケツ持つのは師匠の役目ってな…そう、簡単に見捨てるもんでもないさ」
千冬は首をコテンと傾げて俺の肩に乗せて、徐々に体重をかけてくる。
少しだけ安心した、と言う所だろう。
「で、だ…束、テメェも手を貸せ」
「え~、なんでさ?」
「俺が気持ちよくなる為だからに決まってんだろ?」
今回、どのみち外に出ることが叶わない俺は、一手投じる為にどうしても束の手が必要になってくる。
こいつの技術力は世界探しても比肩する奴がいないからな。
味方であればこの上なく頼もしい存在だろう。
「え~、でも束さんにリターンないしなぁ~」
「抱く」
「やります!やらせてください!!」
「ちょろいz…いてぇよ、千冬」
単純な報酬をくれてやると言った途端に、束は喜悦に満ちた笑みを浮かべてやる気を出すものの、千冬が俺の脇腹をとんでもない握力で掴んで無言の抗議をしてくる。
束ばかり美味しい思いをさせるなと言う抗議だわな。
だがん、抱くと言う言葉には別にヤるって言葉だけじゃないわけで…。
「わぁってるっつの、だからそんな恨みがましい目で俺を見るんじゃねぇよ…」
「ふん、別に私は何とも思ってないとも…」
「やせ我慢は毒だぜ、ちーちゃん?」
ウィスキーを飲み干した束は、何処か挑発するように俺の腰に抱き着いてニヤニヤとした笑顔で千冬の事を見上げる。
千冬は表面上何とも思っていないようにちびちびとウィスキーを飲んで、束の額を人差し指で軽く小突く。
「やせ我慢?この私が?ありえんな」
「え~、だってあんまりアモンとイチャつかないじゃ~ん」
「私は大人の恋愛と言うやつに興じているんだ。小娘みたいにベタベタするのは卒業しているのさ」
フフン、と千冬は鼻で笑いながら得意げにしているが、千冬は千冬で今も寄り添い続けて居るので色々と台無しなのは…まぁ、ご愛敬か。
「ちーちゃん、スキンシップは大事だってば。言葉で言うより手っ取り早いしね!」
「束、そりゃ箒にやってやれ」
「む~、箒ちゃんとの距離がな~」
束はがっくりと肩を落とし、大きくため息を吐く。
確証のない直観ではあるものの、すぐに箒との不仲は改善されるような気がする。
…大きな痛みを伴って…だろうがな。