機動戦史マヴラヴHardLuck   作:赤狼一号

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第二十三章 萌芽

――― 2000年6月23日 横浜地下ジオンインダストリー本社 アサラス開発基地食堂 厨房

 

 

 

「うへぇっ まったくひでぇ味だ」

 

 調理台の前に仁王立ちした佐藤大輔軍曹は、そう言って顔をしかめた。

 

「仕方ないですよ。合成食料なんですから」

 

 そういいながら手をつけようともしないのは、中村伍長である。地上から仕入れた合成食料の味見を言い出したのは佐藤軍曹からだった。

 

「にしたって限度ってもんがあるだろ! 靴墨食ってた時代じゃあるいまいし」

 

 とうんざりしたように佐藤軍曹が言う。

 

「この世界じゃ、それに近い時代ですよ軍曹殿。それと靴墨じゃなくてチューブ型宇宙食です」

 

「うるせぇっ!! 」

 

「ぎゃんっ」

 

 うかつにも正論を口に出してしまった中村伍長に、佐藤軍曹の鉄拳が降りかかる。

 

「しかし、こんなもん出したら基地で暴動がおきるぞ・・・これじゃあの化け物の肉のほうが上等だぜ」

 

 罵詈雑言とともに手やら足やらが飛んでくるこの職場に慣れたのは何時ごろからだろう。

 

「ボケ、カス 学がないやつはコレだからつかえないんだよ!!」

 

(畜生! いつか殺してや…りたいけど無理だろうな)

 

 なんとも理不尽な上司の横暴に耐えながら中村は思った。

 

 何せこの理不尽かつ傲慢な上官は白兵戦闘関係の技能章をコンプリートしているような変態である。

 

(あの人、サバイバル・シェフ(野戦調理技能章保持者)だからな…) 

 

 中村は胸に押しとどめていたストレスをため息とともに押し出した。

 

 野戦調理技能章とは、通常の調理免許とは別に軍内で特別な演習を修了したものが与えられる任技能賞である。

 宇宙世紀に入って軍隊に置ける食事の概念はことさら重要視された。特に娯楽の少なく過大なストレスにさらされる最前線において士気を保つためには、食事によるストレス解消が無視できない課題となった。

 特に地球という環境に初めて足を踏み入れることになるであろう。ジオン公国軍にとってこれは急務とも言える問題であった。

 地球で手に入るであろう、動物はもちろんのこと野に生える草花から虫・キノコやカビの類にいたるまで、どれが食用に適すか否かを見極め、それを状況にあわせて、最高の手間で調理するのだ。

 うまい飯こそ集団を維持する基本である。腹が減っては戦は出来ないのだ。最低限の食料で最高の効果を出すプロフェッショナルだからこそ野戦調理技能章保持者は「サバイバル・シェフ」の尊称でよばれていた。

 

(でも…ゆがみきった性格は訓練でもなおらないんだよなぁ)

 

 佐藤軍曹の足の下で中村伍長がそんなことを考えていると、急に背中にかかる重みが増してきた。

 

「中村く~ん…」

 

 佐藤軍曹の足が背中に沈み込んでくる。決して軽くない体重をじわじわとかけられているのだ。

 

「なんだか、おもしれぇこと考えてるじゃないの? うん?」

 

 言葉の最後に一気に体重が乗る。

 

「ぐぇあ」

 

 中村は押しつぶされた蛙のような悲鳴をあげた。

 

「何で分かったんですか…まさか、うわさのNT!?」

 

「…なわけねーだろが、貴様の顔を見てればお見通しなんだよっ!!」

 

 食堂内に響く中村伍長の悲鳴を聞きながら、もはやそれに慣れきった兵士たちは黙々と食事を続けた。

 

「なんにしろタンパク合成技術も売りになるんじゃないか。今度中佐殿に進言してみるか」

 

「それはいい考えだと思いますけど、進言しても原稿が遅らせることは許してもらえないと思いますよ」

 

「……中村君。俺はこれから例のタンパク質合成技術供与に対するレポートと、あの化け物が有効な蛋白源になりうるという事に対するレポートを書かねばならん。というわけでマ・クベ中佐殿にはうまいこといっておけ。以上」

 

 早口に言うと、佐藤軍曹は脱兎のごとく駆け出した。うまく後片付けを押し付けられた中村伍長はあきれたようにその後姿を見送った。

 

(どのみち何かを書くんだから、すなおに原稿書けば良いのに)

 

 地獄耳を相手に、この呟きをもらすほど中村は愚かではなかった。

 

 

 

 

 

――― 福島県 渡邉工業社長室

 

 

 こじんまりとしたその部屋には、社長用のデスクと来客用の卓が置かれ、その回りをに黒い合皮の張られたソファーが鎮座している。開け放たれた窓辺からはうららかな午後の陽光が差し込んでいた。

 

「景気は、どうですか?」

 

 初老の男は急須で自分の湯飲みに茶を注ぐと、目の前の人物に話しかけた。

 

 

 

 

「こういっては不謹慎ですが、上々です」

 

 そう穏やかに答えたのは帝國精鉄社長の永田鋼山である。

 

「御社の『玄武』、海外からの発注もあるようですね」

 

「ええ、おかげさまで、可愛いと評判ですよ」

 

 渡邉工業が5月の末に量産を開始した2足歩行多目的工作機『玄武』は新鋭技術を使用した初の2足歩行機械であった。デザインこそモノアイと円筒形のパーツが多用された旧弊なものであるが、まるで「長い運用実績がある」かのようなバランスの良いデザインである。

 新型鋼材との相性も抜群に良い。これが新しい世代の戦術機の雛形となることは間違いなかった。

 

「・・・確かに愛らしいですね。こういっては何ですが、まるで熊のヌイグルミのような」

 

「やはりそう思いましたか。あちらではもう、テディベアなどという愛称をつけているようです」

 

「確かに言いえて妙ですな」

 

 そう永田が乗っかれば渡邉はさらに可笑しそうに笑った。

 

「妙なのは国連に収めた方で、国連用に塗装した機体を見て、帝國から出向している兵士たちが青狸とよんでいるそうです」

 

「・・・狸ですか?」

 

「何でも彼らの世代の漫画にそういうキャラクターが出て来るそうで」

 

 富士護富士雄(ふじもりふじお)は帝國を代表する漫画家で、彼の著作である「虎衛門」は、気弱でいじめられっこである主人公が、未来から来たという蒼い狸のようなロボットに助けられながら、やさしさとは何か、勇気の何たるかを知り、少年が男として成長していくと言う話である。

 

「なるほど・・・我々なら、さしずめ『のらくろ』ですな」

 

 そう永田が言うと渡邉は静かにうなずいた。新聞に載る漫画も検閲の入る時世である。そういうものが無かった時代に思いをはせていたのであろうか。

 

「時にあの機体・・・さしずめ戦術機開発のテストヘッドですか?」

 

 永田がにやりと笑いながら言う。

 

「ええ、そのつもりです」

 

「今日はそのお話をするつもりで、お呼びしたんです」

 

 そう言って、渡邉は図面を広げた。

 どこかクラシカルな趣のある戦術機のデザインはモノアイカメラという形式は踏襲しつつ、今度はずっと人型に近い。まるで第1世代型を思わせる重厚で堅牢そうなデザインで、鋭角的な従来の戦術機と違って曲面を多用したデザインになっている。

 さらりと目を通して、永田の顔色が変わった。

 

「本気ですか? このコストで、この性能。少々、大風呂敷な気がしますが・・・」

 

 期待と不安の入り混じった問いかけに、渡邉は穏やかな調子で答えた。

 

「そう思いますか。技術者の目から見てこの設計書は荒唐無稽でもないんですよ。それどころか洗練されているとも言える。少々、妙ではありますが」

 

 それを聞いて永田は怪訝そうな顔をした。

 

「・・・と言いますと」

 

「次元が違うと言いますか、しいて言うのなら戦術機とは別の概念で作られたものを無理やりこちらのやり方にあわせた様な感じがするのです」

 

 心底、面白そうに渡邉が言う。

 

「次元が違う・・・ですか」

 

「ええ、妙に洗練されている割にどこか荒さがある。その荒さの場所がどちらかと言えば、新素材を使った所よりもむしろ旧来の技術を使っている所に出ているのですよ」

 

「なるほど」

 

 永田が感心したようにうなずく。彼も疑問を感じなかったわけではなかった。今生産している「超硬スチール合金」にしても全く未知の新鋼材にしては強度や生産に必要なコストなどが余りに細かく算出されていたからだ。

 

「つくづく不思議な人物ですね。我々の友人は・・・」

 

「ええ」

 

 渡邉が穏やかにうなずく。

 

「最近、新型砲弾が軒並み発表されているのはご存知ですか」

 

 永田が神妙な顔つきで言った。

 

「ええ、時局を考えれば当然のような気もしますが」

 

 とはぐらかす様に言ってみるが、最近、帝國のどこかの企業が裏ルートで欧州や南アフリカの企業相手に色々なライセンスの売却を行っていると言う噂は渡邉も耳にしていた。

 

「バックに横浜が関係しているという噂です」

 

「ほう、ということは彼らが?」

 

 渡邉は納得が行ったという顔をした。結論を急ぐつもりは無いが、まず間違いないだろう。

 

「詳細は分かりませんが、おそらくはそういうことでしょう」

 

 永田の見解もどうやら、渡邉のそれと一致しているようである

 窓から風が流れてくる。心地よさげに身をゆだねながら、永田はうまそうに茶をすすった。

 

「そういえば城内省の鼠がかぎまわっているようですな・・・」

 

「あの方々は蚊帳の外に置かれている格好になっているのが気に入らないのでしょう。そこは鎧衣さんが間に入ってくれていますよ」

 

 そうこともなげに言うと、渡邉も自分の茶をすすった。合成ものではあるが、香りと味は口を慰めてくれる。

 不意に永田が真顔になった。

 

「彼らは・・・いったい何者なのでしょうな」

 

 彼らと言うのは、永田と渡邉の共通の友人のことである。渡邉はしばらく考えると、やがて口を開いた。

 

「分かりません。横浜の協賛企業と言っていますが、あれだけの副産物を出すような研究なのでしょうか」

 

「私には正直、彼らの意図がつかめません」

 

 途方にくれたように永田が頭を書く。彼のような大企業のトップに立つものは常に政治と無関係ではいられないのだろう。

 

「・・・どういう意図があるにせよ。彼らは人間が明日を迎える為に動いてることに変わりは無いでしょう。私たちにもそれを手伝わせてくれている」

 

「それは確かにそうですが・・・」

 

 渡邉は自分の下を尋ねて来た不思議な異邦人のことを思い出して、柔和な笑みを浮かべた。

 

「それに・・・私事で恐縮ですが、私は彼のことをどうも嫌いになれないんですよ」

 

 そう言うと、永田が観念したように笑った。

 

「奇遇ですね・・・実は私もです」

 

 生存性と高火力化を目指し、新技術によって機体の生産性と徒手による格闘戦が可能なまでに強化された機体剛性を特色とする第3.5世代戦術機。通称『重戦術機』その先駆けとなる機体が世に出たのは実に2ヶ月後のことであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――― ジオンインダストリー本社 ザンジバル級巡洋艦「モンテ・クリスト」

 

 

重厚な革張りのソファーと強化テクタイト性の透明な応接机、そしてコの字型の執務机。アラブ柄の絨毯と共に、床に固定されたそれらすべては、宇宙艦艇における高級士官用の個室としてはありふれた置物である。

 

 「まあ、座れ」

 

 執務机のほうから、声がかかった。重い響きの中に気安さの混じった口調だ。

 声のほうを見ると部屋の主であるパイパー大佐が、黒い合皮が張られたソファーのほうに目配せする。

 

「失礼します」

 

 そう言って幾つかのファイルを持ったマ・クベはソファーに腰を下ろした。

 

「じゃあ、はじめてくれ」

 

呼び出された用件は地上との交渉の結果報告である。報告書をまとめるのはウラガンと共に徹夜仕事だったため、脳内麻薬による興奮と気だるさが同居した妙な気分だった。

 そんな事情はおくびにも出さず、マ・クベは冷静な口調で書類を読んだ。

 

「ジオンインダストリーを隠れ蓑にしたに技術流出は進んでいます。オルタネイティブ4派と関係のある企業から、中間派閥に属する企業にまで広く接触しています。どうやら、香月博士は我々をオルタネイティブ4を支援する派閥の一つに見せかけたいようです」

 

「まあ、それに関しては嘘ではあるまい」

 

 あくまで「現時点での」話しではあるが、地上との仲介者が彼女である以上は支援せざるを得ない。

 しかし、それはこちらの生き残りにとって必要であるからである。他に有利な協力者が現れれば切り捨てることもやぶさかではないのだ。

 

「これに関する収益ですが、10パーセントを難民支援。他は物資、買い付けおよび、各国企業との取引にまわします」

 

「なるほど宣撫工作という訳か」

 

 パイパー大佐がニヤリと笑みを浮かべた。無論のことマ・クベたちの技術流出はそれなりの利益を出している。納得できる理由のない取引には何か裏があると勘ぐる。しかし、相手も十分な利益を得ていると途端に安心するものだ。

 

「ええ、情報収集もかねていますが、地上での行動の為にリトヴァク少佐の部隊をお借りしたいのですが」

 

「…白薔薇をか、確かに偵察任務が主だから潜入工作の訓練も受けとるし、貴様の部下や黒騎士より適任だろう。人は足りるのか?」

 

「ノリス大佐から借り受けた警備隊が1個小隊もおりますから」

 

 しれっとしてマ・クベが答えるとパイパー大佐は満足げな表情で言った。

 

「手の早い奴だな。本部としてザンジバル級を一隻くれてやる。貴様の乗艦か白薔薇の母艦を使え」

 

「感謝します大佐」

 

「時にマ・クベよ。例のMSもどきだがうまくいっておるのか?」

 

「順調です。ライトニング計画はフェイズ3に移行。母体になるであろう機体は既にロールアウトしており、あとは研究改良の名目でこちらに外装パーツを補給する手はずになっています」

 

「そして、我々が地上で行動する際の隠れ蓑になるわけだ。…そして同時に我々が地上の連中にかりだされることにもなる」

 

「どうあれ、現時点の戦況を鑑みれば遅いか早いかの問題です」

 

「ルビコン川を渡らねば、我々に未来はないか…」

 

 パイパーが重々しく言うと、マ・クベは幾分か軽い調子で答えた。

 

「ヘラクレスの選択であるならば、いっそ攻める方がお好みでありましょう」

 

「よく分かってるじゃないか」

 

 パイパーはニヤリと笑みを浮かべて、それを受けた。

 

「砲弾に関しては、どうなってる? さすがに新規ロッドが完成するのは賭けではないか」

 

「研究目的という名目で兵装資材は来週には届く予定になっています。内約はまとめてありますが」

 

「突撃砲ってのは分かるが、この中隊支援砲ってのはなんだ?」

 

 パイパーが怪訝そうな顔でマ・クベを見た。

 

「次のページに画像資料があります。ザクはフレーム強度と機体重量がありますので、機関部を改良して連射能力を向上させるつもりです」

 

「銃身の耐摩耗性と耐熱性も新素材で底上げしてバランスをとる、か。…おおかた例のMSもどきと抱き合わせで売るつもりだろ」

 

「ご推察のとおりです」

 

「新素材による剛性増加に伴った格闘戦能力と火力の大幅な向上。既存の大出力推進ユニットと…ソフトもいじったのか、反応性を向上させることで機動性の犠牲を最低限に抑えるか」

 

「ええ、ギニアス閣下の技術者の方々にはずいぶん無理を言いましたから」

 

「それでも加速性と空力特性はやはり多少、落ちるか」

 

「もともとの運用法が違いすぎます。我々はMSを大型工作機械から戦車の役割を期待して発展させました」

 

「連中の戦術機とやらは、もとが航空機だからな。その辺は発想の違いか。地上での高機動戦闘など必要なかったからな。」

 

 その差を埋めてくれたのが戦術機の特色ともいえる巨大な推進ユニットである。ライトニング計画の根幹ともいえる「ザクⅠライトニング」はザクⅠの外観を持ちながら、内部を戦術機の高出力ジェネレーターとアクチュエーター駆動に換装し、背負い式のバックパックではなく。戦術機式の巨大な推進ユニットをつけているのが特徴である。空いた背部に多目的兵装担架を備えることで既存の武装の携行も可能にしている。

 

「火力と生存性に重きを置いた局地防衛用重戦術機……ライトニング(軽量化)とは名ばかりだな」

 

 卓上の細巻き入れからから一本取り出すと、パイパーはマッチをすって火をつけた。ライトニング計画

 

「あくまで連中を防壁にするか。実に卑怯未練で…効果的なやり方だ」

 

 そう言いながら、パイパーは細巻き入れをマ・クベの方へ押しやった。

 

「いただきます」

 

 マ・クベが一本とると卓上をマッチの箱が滑ってきた。黙って火をつけて煙を口に含んだ。

 細巻きのほの甘い香りが鼻腔まで上がってくる。

 

「珍しい。地球のものですか」

 

「さすがに趣味人だな。わかるか」

 

 パイパーが面白そうに言う。

 

「近々、ライトニング計画に協力中の企業にテストパイロットを送るつもりです」

 

「そこに、貴様の隊を当てるというわけか」

 

「はい」

 

「良いだろう。貴様の好きにやれ…しかし、次から次へと本当に面白いことを考えるな貴様は」

 

 パイパーが感心したように言った。

 

「私は課せられた任務を果たしているに過ぎません」

 

 そう言うとパイパー大佐がのどの奥で低く笑った。

 

「…それが出来ることが、兵士たるの最低の条件であり……そしてもっとも重要な事だ」

 

 ふとパイパーの顔が僅かに曇った。

 

「マ・クベ。貴様に見せたいものがある」

 

「?」

 

 パイパーが黙って執務机のコンソールを操作すると、天井からスクリーンが下りてきた。

 部屋の電源が落ち、コクピットからと思しきえ映像が映し出されるスクリーンには簡素な文字で表題が写っていた。

「トップ小隊対BETA演習」マ・クベは黙ってそれに見入った。

 

 それは彼女の試練、この理不尽な世界で生きるための通過儀礼なのだ。

 

 




純夏「3!」
リディア「2!」
純夏・リディア「「1!」」
パイパー「状況開始!!」
リディア「UN-LUCKラジオ! は~じま~るよ~!!」
純夏「しかし、また派手にあきましたね」
リディア「しかたないわよ、さすがに公演1ヶ月前に更新するほど作者も阿呆じゃないわ」
パイパー「実はしようとしてたらしいけどな」
純夏「思うように筆が進まなくて気晴らしを書いてたんですよね」
リディア「気晴らし?」
純夏「えーと、なになに、ドラえもんのび太の屍鬼?」
リディア「…………」
パイパー「作者いわく、最後に民衆が武装蜂起して集団ヒス起こして血まみれになるのが、古式ゆかしき展開を踏襲してて良い、だそうだ」
純夏「…なんか次の話にでるの怖いんですけど」
リディア「諦めなさい。作者の性癖を考えれば、まず間違いなくろくなことにならないわ」
純夏「性癖?」
パイパー「……不幸フェチだ」
リディア「そう、主人公がどん底に落ちて、凄まじい想念と共に這い上がるって言う展開が大好きなのよ」
パイパー「良かったなカガミ上等兵、不幸属性のおかげで出番が増えるぞ」
純夏「そ、そんな出番いやですよぉ~~」
リディア「いいじゃない。あたしなんか久々に出たと思ったら名前だけなんだから」
純夏「どうして、目をそらしながら言うんですか?」
パイパー「まあ、大丈夫だ。奴の構想の中にはアンリミルートもあるらしい」
リディア「え?」
パイパー「気持ちがいいのは勝ち戦だが、負け戦の後始末ほど面白いものは無いからな(にやぁ)」
リディア・純夏((……ガクガク))
パイパー「おっと懐かしい事を思い出してしまったな。それでは今回はこれで失礼しよう。忠勇なる読者諸君に栄光あれ! ジーク・ジオン!!」
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