「おはよー!、、、あれっ?」
教室に入ったら、誰もいなかった。
一体どこへ行ったのかなぁ、、
「あっ!彩光!山本が!!屋上から飛び降りようとしてる!」
「やっ山本くんが?!」
階段を廊下を全力で走った。早く山本のところへ行って、飛び降りなんてやめさせなきゃ! 私の頭はそれでいっぱいだった。
ドアを開けると山本がギリギリのところに立っていた。あと1歩でも進めば落ちてしまう。
「山本!!」
「山本くん!」
人をかき分けてみんなより前に出た。
「ツナ、彩光説得したって無駄だぜ。」
寂しそうに悲しそうにいうその目が、とても嫌だった。
「何でそんなこと!!」
「昨日野球で折っちまったんだ。このごろいいのが打てなくて、、俺にはこれしかねーのに、、野球の神様に見捨てられちまったんだ、、お前ならわかるよな?ダメツナって言われてるお前には。」
山本は自分の動かなくなった腕を見て、つぶやくようにいった。
「おっ俺には分からないよ。、、山本の気持ち」
っっ?!
「さすがこのごろ凄いツナ様だぜ。俺とは出来が違うってか?」
山本が切れたらしい。今までの雰囲気とはまるで違う。
その場に声が響いた。
「いい加減にして!神様があなたを捨てたんじゃなくて、あなたが神様を捨てたの!その腕だって、直ればまた野球だってやれるのに、あなたはその可能性を捨てた、、それに!あなたが死にたいと思っている今日は、昨日死んだ人が一生懸命生きたかった今日なの!!どうしてそんな簡単に、、、可能性を捨ててしまうの?諦めないで、みんないるから。」
初めて聞いた。いつもニコニコ笑っている彩光がこんなにおこるなんて、、と、見ていた人たちは思った。
最初の頃は、少し怒り気味で言ったが、最後は優しく問いかけるように言った。
「あっ彩光、、、」
山本はその言葉を聞いて、胸に熱く来た。考えてみればそうだ。どうして諦めてしまったのか、、、
「あのっ、、山本ごめん!昨日山本に練習しなきゃとか言ったけど、あれ全部でたらめなんだ。俺っ山本みたいに一生懸命にやったことなんてないし、何かを失敗して死にたいなんて思ったことないんだ。逆に死ぬ時になってああ、死ぬんならもっと死ぬ気でやっとけばよかったって、逆に後悔しちゃうようなヤツなんだ、だから山本の気持ちはわからない。、、」
「ツナ、、、、」
「ツナくん、、、、」
「それじゃ!!」
「っっ?!まてよ!ツナ!」
いきなり走り出したツナに、山本が手を伸ばした。そしたらガチャンといってフェンスが折れた。
「ツナくん!山本くん!危ない!」
私はツナの手をぎゅっと掴んだ。でも、私の力では止めることが出来ず一緒に落ちてしまった。
「ぎゃーーー!!!!!!」
「うわーーーー!!!!」
ツナと山本は怖がっていた。でもそれより私はこの光景を前に見たことがある。
夢の中でか分からないけど、助けてって声がした後にたしかに私は落ちた。
何でだろう。どうしてこんなに複雑な気持ちなのだろうか、、死ぬかもしれないのに、どうして怖いと思わないのかな。
その時ズガンという音がしたと思ったら、ツナがパンツいっちょうになった。
私と山本はツナのおかげで、怪我もしなかった。
「ツナ、彩光ありがとな!馬鹿が変なことするとろくな事ねーな」
「山本、、」
「山本くん。」
いつもの笑顔を見て安心した。良かったこれがいつもの山本だよね!
私達は仲のいい友達になった。だがそれを友達ではなく、ほかの言葉で感じている者がいた。
ファミリーゲット。
リボーンは、ツナにまたファミリーが増えたと、喜んでいた。というのはまだ誰も知らない。
事もおさまりみんなが教室へ向かうと、ある男がいた。
「10代目!!おはようございます。」
「ごっ獄寺くん!」
「おはようってもう、授業だけどね?」
「だな!」
「うるせー!!」
「まあまあ!!」
獄寺はいつも通り授業中に登校してきたので、山本事件は知らないようです。
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ほんとにビックリしました。
でも怪我もしくて、良かった!
なかよくなれてほんとにうれしかった!
また私に友達が増えました。
今度みんなで遊びに行きたいです!
どうですか?
獄寺くんは、遅刻なので話には入ってきませんでした。
前回までは入れようか迷ってたのですが、けっきょく入りませんでした( ˊᵕˋ ;)