「おい新入り!お前もあの新型と同じ新型だろ!あいつなんとしろよ!!」
エントランスでは先程帰還した防衛班のカレルがユイにアリサのことで文句を言ってきた
「アリサがどうかしたか?」
「どうもこうも…あの野郎ミッションで邪魔ばっかするわ誤射しても『邪魔です』って何様だよ!?」
「またか…こないだタツミと口論してたのに」
「とにかくどうにかしとけよ!」
「あぁ。悪かったな」
「チッ!埋め合わせはしろよ」
「ん、高額ミッションだろ?」
「おう、わかってんじゃねぇか…いい話があるなら俺を忘れるなよ」
「あいよ」
とりあえずカレルの機嫌をとりアリサをどうしようか悩むユイ…つい先日もタツミと防衛任務で口論がありアリサの独断行動でもう少しで一般市民が喰われるところだったのだ
「リンドウさんに相談…は無理だな。となるとサクヤさんか…今度相談してみるか…」
頭を抱えながらミッションへ行くユイ…その背中からは疲労がみられる
ー贖罪の街ー
ユイはソロでシユウ、コンゴウ、グボロ・グボロ各一体の殲滅のミッションを受注しアラガミを探していた
「ヒバリ、アラガミの位置は?」
『はい、教会の中に中型種の反応を確認しました…恐らくはシユウかと』
「了解」
教会の中に向かうユイ、入り口に到着し中へ入ろうとしたが目の端に動くものを見つけ一旦動きを止めそちらを見たら、人影らしきものが建物の影に消えていった
「…気のせいか?」
『ユイさん?どうかなさいましたか?』
「…いや、なんでもない。ミッションを継続する」
考えるのを後にし今は荒ぶる神を狩ることだけに集中するユイ
シユウを後ろから真っ二つにしコアを回収するユイ…その戦闘音を聞きつけたコンゴウがやってきこちらに転がってきた
「なんでお前らは俺を見ると転がってくんだよ」
ズゴォォォォォオン!!!
グァァァアア!!?
ユイは転がってくるコンゴウを"殴りつけ"壁に叩きつける
「少しは学習しろよ」
ユイは呆れ果てコンゴウの2/3ほどプレデターホームでコアごと補喰する
「残りのグボロは?」
『相変わらず無茶苦茶ですね………A地点に反応を確認しました』
ヒバリが何か余計なこと言ってるがキコエナイ、キコエナイ
A地点に移動しグボロを三枚にスライスし終えたユイは迎えの到着まで時間があるので先程の人影を探していた
「…血の付いた布切れ」
教会付近を中心に捜索していたらまだ新しくついたであろう血の付いた白い布切れを発見した
『ユイさん迎えの到着がきました』
「了解今向かう」
これ以上の捜索は諦め穴蔵へ戻るユイ
「ソーマかリンドウさんか糸目に聞いてみるか」
そういい迎えの車へ向かう
ユイを見下ろす人影に気づかず
次回お楽しみに