今日も神を喰べる   作:翼ノ樹☆欟

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テスト終わったけどインフルエンザB型にかかりました
(>×<)


信用する者

ー極東エントランスー

「あぁ疲れた〜」

「いつもお疲れ様ですユイさん」

「ところで皆は?」

「はい。第一部隊の皆さんはミッションへ、リンドウさんはアリサさんを連れて実地演習、第二、第三部隊はE26の防衛任務です」

【ピーピーピーピー】

先ほどミッションから帰ってきたユイがヒバリと談笑していると緊急の連絡が入ってきた

「なっ!?これは……ここから約北北東30キロ地点にある難民の集落にてアラガミを神と崇めるオカルト宗教が接触禁忌種のテスカトリポカに捕喰されている模様!」

「っ!?ヒバリ!俺が向かうから他の部隊からの応援頼むぞ!!」

「あ!ユイさん!?」

ヒバリにそう告げ神機保管庫から神機をとりヘリへと乗り込むユイ

 

「ここらか約北北東30キロ地点の難民の集落へ向かってくれ!」

「おいおい!こちとら何も連絡受けていなんだが!?」

「んなモン後で俺が責任とってやるから向かってくれ!」

「だぁー!!マジで責任とってくれよ!俺がクビになっちまうぜ!!」

パイロットを説得し目的地へとヘリを向かわせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズドドドドドォォォン!!!

(あれ?私何してんだろ)

燃え盛る家やテスカトリポカが無闇矢鱈に発射したミサイルでできた穴など沢山ある集落

ーきゃー!助けて!!

そこで人々は逃げ惑い

ーギュアァアアア!!!

それを追うテスカトリポカ

(何だろ?騒がしいなー)

その中で少女が1人横たわっていた

ーおぉ!神よ!お止めくだっ!?

この件の首謀者である男がテスカトリポカに喰われた

(神?神様?あぁそうか確か私は)

少女は目を開け音のする方を向いてみた

そこには横たわる少女の前に荒れ狂う神が少女を見下ろす

テスカトリポカがいた

「お母さんに会わせて欲しかった……」

少女のつぶやきは無意味といわんばかりにテスカトリポカが口を開け少女を捕喰____

 

「化け物風情がっ!」

 

____する瞬間にユイがヘリから跳び降り、テスカトリポカを蹴り飛ばした

 

「ちっ!こちらユイ!生存者は10歳位の少女1人だけの模様!救護班の手配も忘れんなよ!!」

 

(あれ?この人は誰?腕輪?神機使いなの?)

 

「おい!俺がいいって言うまでそこから動くなよ!!」

そう少女に叫びテスカトリポカへ駆けて行くユイ

 

 

 

 

ギュアァアアア!!!

ユイに吹っ飛ばされたテスカトリポカは怒りで活性化しミサイルを乱射してきた

 

「っ!?くそったれが!!」

後ろに少女がいるため避けることはできないので盾で防ぐユイ

ズドドドドドォォオン!!

「重っ!?」

 

ミサイルを全て防ぎまたテスカトリポカへ駆けて行くユイ

 

今度は胸部が開きミサイルを撃ってこようとするテスカトリポカ

だが、流石にユイも黙っていない

アサルトに変形しありったけの神属性の弾丸を撃ち込んむ

 

「ざけんなよこのくそがみがぁぁあ!!!」

チュドドドドドドドン!!!

 

ギュ…ガ…ァ……

 

ズタボロの胸部からはコアが見え、ユイはコアに向かい神機を突き刺した

 

「くそったれの化け物風情が……」

 

そのままプレデターホームに変形しコアを喰らう

 

 

テスカトリポカの活動停止を確認し少女の元へ向かうユイ

 

 

 

「おい、生きてるか?」

「……んで……た…け……の……」

「あ?」

「何で助けたの?」

「はぁ?」

「何で私を助けたの?何で私の味方をするの?私はただ神様にお母さんに会わせて欲しかっただけなのに…」

 

「……」

「お"母"さ"ん"に"会"い"た"い"よ"ぉ"」

自分の想いを吐き出し、泣く少女

 

「おい、俺がいつお前の味方つった?」

「え?」

「俺はお前の味方なんかじゃねぇたまたま仕事で助けただけだ…それに俺は生まれて死ぬまで俺の、俺だけの味方だ。お前みたいに化け物風情の神様なんて信じたりしない。信じるのは自分だけだ」

少女を突き放すかのように吐きすてる言葉

「そんなに母親に会いたいなら死んじまえよ」

「…だ…」

「死んだら誰でも神様に近づけるし母親にも会えるぞ?」

「イヤだ!!」

これ以上は聞きたくないと言わんばかりに泣きながら叫ぶ少女

「…死にたくないなら生きろよ。お前の母親が何で死んだかなんか知らないし興味もないしこんなご時世だからよくあることだ…それでもな_____生きてるんだよな、俺たちは…この残酷な世界で」

「っ!?う、うぁぁぁあぁん!!!」

何かが少女の中で吹っ切れ更に泣きわめく少女

 

「………いいか、死んだ奴は帰ってこないしこの世界に神なんていない。信じられるのは自分だけだ…そして自分が認めた心から信用できる仲間だけ。」

「…貴方はいるの…信用できる仲間が?」

「…1人だけならな」

「私もできるかな?」

「それを決めるのはお前次第だ」

「…うん」

そういうと少女は泣き疲れたのかテスカトリポカの襲撃の所為なのかはわからないが気を失い眠りにつく……

暫くして防衛班と救護班が到着し少女は連れて行かれた

 

 

 

(ねぇユイ…生まれてくるのは妹か弟どっちがいい?)

(ん〜生まれてくるなら俺はどっちでも構わないよ。そんなの関係なく沢山可愛がって一緒に遊ぶだけだから!)

(ユイはいいお兄ちゃんになるわね)

 

 

 

「この手で卑しめた肌が教えてくれた、やがて俺が神を殺す日を……母さん」

 

ユイは泣きそうな目で曇天を見上げた……

 




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