『ねぇユイ、この子が生まれたらどんな名前をつけるか考えてる?』
『ん〜女の子ならカナン、男の子ならユウって決めてるんだ!』
(これは…夢か)
『カナンにユウ…素敵ね』
(この先は、見たくない)
『アラガミだ!!アラガミが来たぞ!!!』
(早く起きねぇと…)
『ユイ、あなただけでも、逃げて……』
グァァァアア!!
「っ!!?」
「あっ起きた?寝汗酷いけど大丈夫?」
目が覚めるとユイは自室のベッドで横になっておりリッカがユイに跨ってもう少しでキスできそうな距離に顔を近づけていた
「…何してんの?」
「ん〜ヒ・ミ・ツ」
「皆んなは?」
「えっと、先に帰投したサクヤさんたちは自室で待機、防衛班はユイ君達が相手していたアラガミの大群を掃除した後にリンドウさんの捜索。で、君とソーマ君は帰ってくるなり神機保管庫でぶっ倒れるで大変だったんだよ?」
リッカはユイの顔をタオルで拭きながら答える
……あ〜なんとなく覚えてる。確かフラフラしながら帰投してやっとついたと思った意識がgood-byeしたんだった
「アリサは?」
「アリサちゃんは病室で寝てるよ。後でお見舞いに行ってみたらどうかな?」
「…取り敢えず今は休ませてくれ」
「じゃあ、私は神機のメンテしてくるよ」
リッカはそう言い終えるとユイのおでこにキスをして顔を赤くして出て行った
「…恥ずかしいならするなっての」
ー病室ー
あの後少し寝たユイはアリサの見舞いに来ておりアリサの主治医であるオオグルマと少し話していた
「いやぁ君の噂は聞いているよ。極東にものすごく強い新型がいるとロシアの方でも噂になっていたよ」
「それは光栄ですね。(このジジィなんか嫌い)
ところでアリサは」
「あぁ先ほど強い鎮静剤が届いて投与したばかりだから暫くは起きないよ」
「……」
ユイは何気なくアリサの手を握ろうとしてアリサの手に触れた瞬間に記憶の断片が流れ込んできた
「っ!!?」
「あれ?今貴方の、気持、ちが……」
一瞬だけ起きたアリサはまた、すぐに目を瞑り、眠りへと誘われた
「な!?今のは…し、失礼する!」
オオグルマは慌てた様子で病室を出て行き残されたユイは先ほどの不思議な現象に少し考え込んでいた
(今のは…アリサの記憶?断片的だけど黒いヴァジュラに両親喰われてそれから…ダメだここまでしか解んねぇや)
ーラボラトリー
先ほど出て行ったオオグルマは誰かに連絡していた
「もしもし、私です。はい、はい、えぇ恐らく例の新型同士の感応現象かと。隔離しますか?分かりました、それでは私はこれで…」
VITAにかけたパスワードを忘れてゴッドイーターできねぇ泣