今日も神を喰べる   作:翼ノ樹☆欟

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え〜皆さんお久しぶりです。先ずは一言……






投稿遅れて御免なさい!!!!m(_ _)m

☆追記ー筆記中と筆記後の文が混合してました。申し訳ないm(_ _)m


トラウマ克服〜前編〜

「ふぅ〜……」

午後11時……神機使い達もそろそろ眠りにつく時間帯にユイは自室でタバコを吸いながら書類をまとめていた。

 

「さて、と…ツバキさんに提出してくるか……」

 

テーブルの上にはユイが丁寧にまとめたツバキ宛の報告書がおいてあり、その書類にはここ最近のアリサの事が書かれていた。

 

「ふぅ〜……やべ、後2本しかタバコねぇや、後で補充しとこ」

 

灰皿にタバコの吸い殻を投げ捨てながらユイは大きな欠伸を零し、報告書を片手に自室を出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレベーターのボタンを押して下の階からやってくるエレベーターを待っている間自販機で何か飲み物を買おうと鈍い光を放つ自販機を眺める。

 

「ん〜……おっ?」

 

上から順に何を飲もうか悩んでいるとふと新商品という文字に目が止まってしまった。

 

「『フェンリルチョコ〜Theリッチ〜』……なんだこれ?」

 

それに興味が湧いたユイはフェンリルクレジットを自販機に入れ、それを購入する。

 

「………ゴクッ」

 

それを手に取り、口にすると甘く滑らかなチョコレートの風味が口内を満たし、しつこくない後味を残し喉を通って行く。

 

「美味い……」

 

初めて飲む飲料にユイはへにゃりと子供の様な笑みで一気に飲み干す。

 

「美味かった」

 

「……ふむ」

 

ユイが満足な笑顔で自販機の横に設置されているゴミ箱に缶を捨てると後ろから聞き覚えのある声が聞こえ、振り返るといつの間にかエレベーターが到着しドアをツバキが足で閉まらないようにしてユイを見ていた。

 

「ん?どうした?乗らないのか?」

 

「……どこから見てました?」

 

「お前が飲み物を買うところからだが?」

 

(最初からじゃねぇか……)

 

ユイは心の中で頭を抱え、のたうちまわっていた。

 

「それで……乗るのか?」

 

「いえ、此間頼まれた報告書完成したんで今から持って行こうとしてたところです」

 

「あぁ、すまないな…ご苦労。明日に備えてゆっくり休め、いいな?」

 

「ん、了解です」

 

ツバキはユイから報告書を受け取るとエレベーターの扉を閉め、去っていく。

 

「はぁ……寝ますかね」

 

書類を手渡したユイは先ほどの飲料をもう一本買うと自室へと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーエントランスー

 

人の少ないエントランスでツバキはユイから手渡された書類をテーブルに広げてヒバリに淹れてもらったコーヒーを飲みながら一枚一枚目を通していた。

 

《報告書》

〜ミッション『蒼穹の月』にてMIA(作戦行動中行方不明)と断定された第一部隊所属雨宮リンドウ隊長の最後のミッション同行者である新型神機使いアリサ・イリーニチナ・アミエーラ隊員はミッション後酷い錯乱状態に陥入り医務室に運ばれる(面会もできない程の重体と見受けられる)

 

その後、自分と共に殿を務めていた同じく、第一部隊所属のソーマ隊員との帰投後にアリサ隊員への面会に赴き、アリサ隊員の手に触れる。

手に触れた瞬間新型同士の感応現象(アリサ隊員の記憶の断片を垣間見る)が発生し一時的にアリサ隊員の意識が復活する。しかし、瞬間的なものらしく直ぐに眠りについた。

後日、もう一度確かめるべくアリサ隊員の手に触れ、再び感応現象が発生(手に触れる以外での感応現象発生の引き金があるかもしれない)

前回よりもはっきりとアリサ隊員の記憶が流れ込んできた。

ー中略ー

自分にはアリサ隊員の記憶が流れてきたがアリサ隊員には自分の今の気持ち、体調などしか伝わらなかったようだ(これには個人差、その者への信頼及び安心感、精神状態あるいはまだ解明されてない他の例が考えられる)

 

感応現象後意識がはっきりと戻ったアリサは身体、精神共に落ち着いた様子であり、数日後には面会も可能になり回復の兆しが感じられ、その数日後には作戦行動にもしばしば参加できるまでに回復、初心からの戦闘訓練を開始し以前よりも状況判断、戦闘術などの向上も見受けられる。

これからはアラガミ、特にヴァジュラ種へのトラウマ克服が大きな課題になると考えられる。

 

☆月♪日 神城 ユイ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ………前線にはまだ早い、と言ったところか……もう少し様子見だな……」

 

乱雑に報告書をテーブルに放り投げたツバキは残り少ないコーヒーを味わいながら、アリサの前線復帰を考える。

 

 

じっくり考えてアリサの前線復帰を少し考え、暫くは事務仕事をやらせようと判断し、残りのコーヒーを飲み干して自分も睡眠を取るべく自室へと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぁ〜……眠い……」

 

ツバキに恥ずかしいところを見られてから数日後の午前7時……ゴッドイーター達が今日も神様喰べて給料を貰うという何時もの1日が始まる時間帯でもあり、ミッションカウンターも神機使い達で賑わいヒバリが忙しそうに任務受注を承ってある時間帯だ。

 

「ユイ、貴様はもう少し真面目に説明を受けろ……」

 

「ん、失敬」

 

それはユイも例外ではなく現在コウタ、サクヤと共に今回の作戦の説明をツバキから受けていた。

 

「もう少し気を引きしめろ……では説明は以上だ。何か質問は?」

 

ユイに気が緩んでることを注意したツバキは今回の作戦に質問はないか聞くとコウタが遠慮がちに手を挙げ質問、というより意見を述べる。

 

「あの……アリサを今回の任務に出してあげてほしいなー……なんて………ほら、彼女最近頑張ってると思うんだ……ダメかな?」

 

「お前もか……他の者はどうだ?」

 

「………賛成です」

 

ツバキがコウタ以外の意見を聞こうと目を配らせながら問い、サクヤが賛成の意を示す。

 

「だが、今回のターゲットはアレと同型の個体だぞ?イケるか?」

 

「……大丈夫です、行きます……行かせてください!」

 

「ふむ……ユイ、貴様はどう思う?」

 

「んぁ?ん〜ゴッドイーターを続けるのならヴァジュラは避けては通れないでしょうし、何より本人がヤるって言ってるんだからいいんじゃないんですか?いざって時は俺がフォローしますし……」

 

「そうか……よろしい、無理はするなよ?」

 

コウタの意見にサクヤとユイも同意し、アリサの同行が決まった。

 

「イェーイ!俺がいるから大丈夫だよ!ね!」

 

「あぁ、いざとなればこいつを置いて逃げてくればいい…」

 

「はい!」

 

「ん?ちょっと待てお前ら何当たり前のように人を囮に使おうとしてんだよ!?」

 

「喧しいぞコウタ……それでは1時間後に任務を開始しろ、いいな?」

 

『了解』

 

「あれ?これって俺が悪いの?酷くない?ねぇ?俺の最近の扱い酷くない?」

 

コウタの言葉を無視し、全員それぞれの持ち場へと向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー神機保管庫ー

 

「どうも〜リッカいる〜?」

 

「ん、こっちだよ」

 

軽い挨拶で神機保管庫に足を運んだユイはリッカを探し、奥の方へと歩いていく。

 

「1時間後にミッションがあるんだけどさ、タワーシールドをアリサから貰ったティアストーンに、アサルトをスナイパーに変えといて」

 

「スナイパーは此間注文してたファルコンでいいんだよね?」

 

「あぁ、他の銃も訓練したいしね」

 

「あっ、それって室内で訓練するとツバキさんに怒るから?」

 

「そうそう、それだよ。此間ジーナ姉にスナイパーの訓練付き合ってもらった時に地面抉っちゃったじゃん?その後ツバキさんに凄く怒られてさ、うん。あれは怖かった…コウタが震えるのもわかる」

 

「まぁ、確かにツバキさんは怒らせたら怖いからねぇっと、そうそう!君……ちゃんと装甲も使ってる?ユイのだけ装甲が綺麗なままなんだけど?」

 

リッカに装甲は使ってるのかと聞かれたユイはふと、今までの任務の中でどれくらい装甲を使ったか手を顎に当てながら思い出す。

 

(ん〜ほぼワンキルばっかだから装甲なんてテスカの時しか使ってないような………あれ?これって装甲いらなくね?)

 

リッカの問にユイは装甲なんて必要ない……という考えに至ったユイにリッカは釘をさす。

 

「……もう、ちゃんと装甲も使わなきゃダメだよ?別に神機を傷つけてほしいわけじゃないけど……ちゃんとガードもしなきゃダメだよ?」

 

「……ウッス、キヲツケマス」

 

「うん!わかればよろしい!んじゃ、次のミッションまでに付け替えとくよ」

 

「あぁ、よろしく頼む」

 

リッカにパーツ交換を頼んだユイはガードもやってみるか、など必要のない事を考えながらミッション開始まで考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふんふふ〜ん♪」

 

「サクヤさん……ユイの機嫌がすこぶる良い様に見えるのは気のせいかな?」

 

「ううん、私もご機嫌に見えるわ……」

 

「〜♪」

 

ユイは贖罪の街の待機地点で盛りに神機を剣形態から銃形態に切り替えていた。

 

「あれ?サクヤさんユイのガンフォームって……」

 

「えぇ、どう見てもスナイパーね……あの子、今度は何するつもりなの……」

 

「〜♫」

 

『サクヤさん、間も無く作戦開始時刻です』

 

「えぇ、了解よ……皆、聞いたわね?作戦はエントランスで話した通りにね。標的を発見したら煙弾を撃って合図を……決して1人で戦っちゃダメよ、いい?」

 

『了解』

 

ヒバリからの連絡を受けたサクヤの問いかけに全員が返事を返し1人、また1人と標的を探しに開始地点から飛び降りる。

 

 

「んじゃ行きますかね……アリサ、肩の力を抜いて少しリラックスしろ。そんなんじゃ上手く動けねぇぞ?」

 

「っ!?……ごめんなさい……今回のターゲットを考えるとどうしても緊張してしまって……」

 

「重く考えるな、とは言わないが何もお前独りで殺るわけじゃないんだ……いざとなりゃ俺達がフォローする。だから、少しは楽にしろ」

 

「……はい。すみません、いつも助けていただいて……私頑張ってみます!」

 

 

アリサはユイにそう告げると自身も索敵のため飛び降りて行った。

 

 

「さて、今度こそ行くか」

 

アリサへの忠告をしたユイは自分自身も索敵の為に飛び降りた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇ ◇ ◇

 

索敵開始から5分が経ちユイは現在N地点でコクーンメイデンの掃除をしていた。

 

「ん?煙弾……F…いや、E地点か?取り敢えず向かうか……ん?」

 

最後のコクーンをスナイパーで爆ぜさせ、煙弾に気づき、バラバラになったコクーンの残骸を後に教会の方へと屋根を伝って駆けていこうとすると風に乗って黒い羽……漆黒の羽が落ちて来た。

 

「羽?なんでこんなもんが……」

 

 

ズドォォォォォォォオンッ!!

 

「やべ、もう戦闘始まったか」

 

ユイは考えるのを放棄し自分も戦闘に参加するべく戦闘ポイントへ向かう。

 

 

背後のビルからナニモノかがこちらを見ているのに気づかずに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




Twitterで予告してた期限少し過ぎたけどダイジョウブダヨネ?
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