ーアネットの場合ー
「………アネット」
「は、はい!」
「どうやったらこうなるの?」
「え、え〜と…わかりません!」
ユイはコウタとバガラリーを見た帰りにアネットの部屋から何かが壊れる音が聞こえ何事かと扉を開けてみると、そこには破壊され尽くしたキッチンがあり、驚愕していた
「いや、これは、その〜」
「怒らないから言ってみな」
「…先輩にその、バレンタインチョコを作ろうとして頑張っていたら色々壊れちゃって…」
「今に至ると?」
「はぃ」
自分の好きな人に渡してあげれない気持ちが高まり泣きそうになるアネット
「……」
「ふぇ!?」
「誰も責めたりしないから泣くな…俺も手伝ってあげるからもう一度作ろう?それに彼女が自分のために精一杯作ったチョコを食べたいのが彼氏だしな」
「うぅ、せ、先輩〜」
アネットを抱きしめ頭を優しく撫でるユイ
「グズッ……はい!私頑張ります!」
翌日エントランスで顔を真っ赤にしチョコを渡すアネットがいたとかいないとか
ーヒバリの場合ー
「……なぜだ?俺が何をした、一体俺が何をしたんだぁぁぁあぁあ!!!」
「うるさいぞタツミ」
「ブレンダン!なぜだ!?なんでなんだよ!!?」
「わかりきったことを聞くな」
極東支部エントランスではタツミが荒れていた
なぜなら_____
「ゆ、ユイさんあーん///」
「…あー」
ヒバリがユイに手作りチョコをあーんしているからだ
「単純にヒバリがユイのことが好きだからだ」
「ちっきしょおぉぉぉぅぅうう!!俺のヒバリちゃんがぁぁぁあ!!!」
「お前のじゃない、ユイの彼女だ」
「ゴフッ!!?」
この一言でタツミはダウンした……
「あの、ユイさん夜に部屋を訪ねていいですか?」///
「?あぁ構わない」
「じゃあ仕事が終わり次第向かいますね///」
その夜ソーマがユイの部屋から聞こえてくるベッドの軋む音で寝れなかったとさ
ーツバキの場合ー
[第一部隊リーダー神城 ユイ……直ちに支部長室に来い]
「おーなんだユイ、なんかしたのか?」
「うるせぇぞ駄犬が…取り敢えず行ってみる」
「おお〜まぁ頑張れよ」
最早駄犬という呼び方が定着してしまったコウタはなんの違和感もなく会話をしていた
ー支部長室ー
「来たか…お前には二つ用があってな、一つ目はエリックの妹であるエリナの教育係を任せたい」
「あれ?もう訓練開始ですか?」
「まだ神機は先だが座学やゴッドイーターとしての知識を基本に教えてやれ」
「…了解です」
「それと二つ目だかな、その、あれだ…ハッピーバレンタイン///」
珍しく頬を朱に染め書類の間からチョコを取り出しユイに渡すツバキ
「…クスッ」
「なっ!?何を笑う!?」
「いえ、少し意外だったので」
「ふん、これでも一応お前の恋人だ…これくらいしなくてどうする」
「…ありがとう」
「っ!///」
笑顔でお礼をいうユイに少しドキリとするツバキ
「よ、用件はそれだけだ…わかったらいけ」
「了解です、俺の可愛いツバキ教官」
「っ!///」
去り際にそんな言葉を置いていくユイにツバキは嬉しく顔を綻ばせる
「馬鹿者が//」
この後上機嫌のツバキが見かけられたとさ
フゥ〜( ´∀`)やりきった感