ー鉄塔の森ー
「ソーマ悪い、俺がもっと別の行動をしていればエリックは死なずに済んだかもしれない…」
「ユイ、前にも言ったはずだ神機使いであれば遅かれ早かれ死ぬと…あいつは自分の油断が招いた結果、喰われただけだ」
「あぁ、分かってる…」
それは神機使いが油断すればどんな結末を迎えるのかソーマに出会った頃煩いくらい聞かされていたことで理解したていたものだった
「こいつはこうなる事を分かって自分から神機使いになった…なら、何も気にすることはない」
「あぁ…」
「戻るぞ」
ソーマはエリックの腕輪を大事そうに抱えて戻っていった
ユイはソーマの背を追いかけ自分も油断すればあぁなる、なら自分はソーマの足を引っ張らないよう強くなると決意した
ー自室ー
ユイは血塗れになった服を捨て部屋着でソファに寝ていた
コンコン
「ユイ君いる?」
「…あぁ」
プシュッ
入ってきたのはサクヤだった
サクヤはソファで横になっているユイの頭の横に座り自販機で買ってきたであろうジュースをテーブルに置いてユイの頭を撫でた
「…なんですか?」
「エリックが戦死したってヒバリから聞いたわ…初めて仲間を失うのは怖くて辛いでしょう、私もいつになっても仲間がいなくなるのに慣れないのよ…」
サクヤは優しく母のようにユイの頭を撫でながら一生懸命自分にできる事をし、慰めようとしてくれていた
「神機使いは遅かれ早かれ死ぬ…それはこの腕輪がついた瞬間から決まったことです」
「ユイ君無理しなくていいのよ…」
「無理なんかしてない、俺はあの時エリックを助けられたはずなんだ、でもできなかった…なら俺は仲間を失わないように強くなればいい」
「…どうやら慰めはいらなかったようね。うん、じゃあこの後ミッションがあるから遅れないようにね」そういいサクヤはジュースをユイに手渡し去っていった
「…服がない」
ーエントランスー
「なぁ、ユイそれはなんだ」
「うん?ソーマと色違いの服だが?」
「なんでそれを着ている…」
「さっきの任務で服がダメになったから新しく作ろうとしたらソーマとお揃いがあったから作った」
ゆいの服装はソーマと一緒の服装でコートとズボンは白色、靴は赤シャツは赤色で黒色のネクタイで締めている
「お揃いでいいだろ?」
「…かもな」
ー贖罪の街ー
ソーマとユイは一緒に集合場所についたが周りからの反応に面倒くさがっていた
「ねえねえ、なんでお前らお揃いの服着てんの?」
「…俺達がどんな服装をしようがお前には関係ない」
「そうだぞコウタ、犬がいちいち吠えてんじゃねぇよ」
「だから名前で呼んでくれよ!!なんなの俺の名前呼ぶのそんなに嫌なの!!?」
「サクヤさんリンドウさんまだ?」
「無視しないで!?」
「そうね〜もう直ぐ来ると思うんだけどな〜」
「サクヤさんまで!?」
コウタが吠えていたらリンドウがやってきた
「あぁ〜本日も仕事日和だ、死なない程度に頑張れ
以上!」
「えっ?それだけ」
「一々ツッコんでたら持たないわよ」
「全くだ…」
「一人を除いて心が1つになっているようだ」
そういうと全員俺の方を向いた
「…………」
「冗談だそんな悲しい顔すんな
今回はこのメンツでは初めてのミッションだな」
「あれ?リンドウさんは?」
「ん?俺はアレだ、ちょいとこの後お忍びのデートに誘われてなっと………早く来ないと拗ねて帰っちまうとさ。全くせっかちなやつだ。んじゃ頑張れよお前ら」
「リンドウもあまり遅くならないようにね」
「……自分が出した命令だ、せいぜいあんたも気をつけることだな」
皆んなが思い思いにリンドウに言葉をかけミッションを開始した
コンゴウを片付けた一同は帰投準備をしていたところ通信が入ってきた
「緊急連絡!第一接触禁忌種のスサノオがそちらに向かって移動中!後2分で侵入すると予測されます!!皆さん直ぐに撤退して下さい!!!」
「っ!?了解!皆んな聞いたわね!今直ぐ逃げってユイ君とソーマは!!?」
「サクヤさん!あいつら走ってどっか行っちゃったよ!!」
「なっ!?またなの!!?ヒバリ聞こえてる!?急いで応援を送って!!」
「はっはい!今直ぐ近くにいる部隊を向かわせます!!」
「ねぇソーマ、スサノオって強ぇの?」
「さぁな、何が来ようとブった斬るだけだ」
「んじゃ、来たようだしブった斬りますか!」
「「死ぬなよ」」
『グァァァアァア!!!』
次はユイとソーマのチートキルです