男子高校生と妖狐   作:鳥唐揚げ

4 / 8
第4話 龍馬と稲荷の約束事

 あのあと俺は家に帰るまでずっと稲荷が言ったことについて考えていた。途中学校からの帰り道紅葉と遭遇した、いつもなら一緒に帰ろうとかあいつから声をかけてくるが今日はなんと声をかけてこなかったのだ、もしかしてあいつまだ本気にしてるのかよ……まぁいいか明日か明後日ぐらいにはケロッとした顔でまた声かけてくるだろう。

 

 俺はそう思いながら家に着いたので玄関を開けた

 

「おかえり、あんた式神なんて召喚できたんだね」

 

 お袋は嬉しそうな顔をして俺にいきなりそう言った

 

「あのなぁ、お袋なにも稲荷を使って学校まで弁当を届ける必要なかっただろ…」

 

「あらそう?別にいいじゃない、第1貴方が朝ちゃんと起きていたら稲荷ちゃんを学校にむかわせるハメにはならなかったわよ」

 

 それを言われると俺も返す言葉がないぜ…

 しかも稲荷をちゃん付けって…

 

「あ、そうそう洗濯物干したままだってこと忘れていたわ!!」

 

 お袋はそういうとこの場から走って去っていった

 

「1人でドタバタしてるなぁ…あの人…」

 

 俺はそう呟くと自分の部屋に向かうのであった

 

 

 

「お?龍馬、今帰ってきたのか?」

 

 部屋に向かっている途中俺は親父に声をかけられた

 

「そうだけど…何か用事?」

 

「お前式神召喚に成功したらしいな…母さんから聞いたよ」

 

 お袋…なんでこのめんどくさい人にその事を言ったんだよ…

 

「そうだけど」

 

「そうか…私はあのまま式神契約の儀式をしないと思ったんだがな…式神との契約おめでとう」

 

 親父はそう言うと早歩きで俺から離れていった

 

 なんだよあのくそ親父…褒めるんなら最初から素直に褒めればいいのにめんどくさい親父だな。

 

 俺はそう思いながら自分の部屋に向かうのであった。

 

 

「今帰ったぞ」

 

「やっと帰ったきたか…わらわは暇であったぞ」

 

 なんでこいつ式神の分際で俺のベッドで偉そうに座っているんだ?

 しかも俺に向かって上から目線ですか。

 

「で、学校でお主が言っていたことじゃがどうするんじゃ?」

 

「あぁ、そうだな…たしかにお前が言ったとおり主の近くにいないと式神は役に立たないよなぁ…」

 

 っといってもどうすればいいか俺自身も考えが思い浮かばない

 ほかの陰陽師達がしているように札を使って式神を収納するっていうのはあまり俺的にはやりたくないしな…

 

「なぁ龍馬、わらわ学校っというところがとても気になるから通ってもいいか?」

 

「な!?馬鹿かお前はその姿で行けるわけないだろ!!」

 

「なんでじゃ?」

 

「考えてみろ?お前は妖狐だ、証拠にその狐の耳と尻尾があるだろ?その姿じゃ…」

 

 ん?まてよ…たしかにこいつは妖狐だ、普通の一般人と違って狐の耳と尻尾が生えているでも、容姿は普通の一般人となんら変わりはない(少し外見は幼いがな)

 つまり、狐の耳と尻尾を隠せば稲荷が行きたいという学校にも行かせられる、そして俺の近くにもいることができる。

 

「稲荷…俺にいい考えを思いついたんだが、お前のその耳と尻尾隠すことはできないか?」

 

「耳と尻尾?わらわの術を使えば隠すことは出来るぞ」

 

 こいつ術使えるのかよ……

 まぁこの際隠せるのなら何でもいいや

 

「なら俺と約束してくれ?学校に行ってもいいがこれからは外に出る時はその術で耳と尻尾を隠してくれ」

 

「いいぞ!!それで学校に行けるなら安いものじゃ」

 

 案外素直に言う事を聞いてくれたな…まぁこのほうが楽だからいいか

 さて、次はこいつの制服だが困ったことが一つある。

 

「お前、自分のバストとかわかるか?」

 

「バスト?なんじゃそれは?食べ物か?」

 

 うん、予想通りの返事ですね。稲荷さん

 やっぱり俺が測らないとダメか…とほほ

 俺は稲荷のバストやヒップを測るために机の引き出しからメジャーを取り出した。

 

「ちょっとお前手を上に挙げてくれ」

 

「こうか?」

 

「そうそう」(やっぱり抵抗感あるなぁ…)

 

 こう見えても俺は手先が顔に似合わず器用だとかお袋や親父によく言われているが女の子のバストなどを測るのは初めてだ。

 

「はは、この姿見られたら俺勘違いされるな…」

 

「なんか言ったか?龍馬?」

 

「独り言だよ…よし終わりだ」

 

 俺はそういうと稲荷のバストやヒップなどをメモに書き始めた。もちろんこれに合う制服を探すためである、けしてやましいことなどしない

 

「とりあえず明日お前のサイズに合う制服探してくるから…学校は明後日からでいいか?」

 

「龍馬が約束を守ってくれるならわらわはいつからでもいいぞ」

 

 まったくこいつは…俺のこと信用しすぎだろ

 俺がそう思った瞬間部屋の外からお袋の「夜ご飯できたわよ」っていう言葉が聞こえてきた。

 




どうも皆さんお久しぶりです
修学旅行が終わり油断していたら風邪をひいて4話の投稿が遅れた鳥唐揚げです。いやーまさか風邪をひくとは思いませんでしたw
僕自身修学旅行期間は本当にすべての時間が短く感じました。
最終日になって(えっ?今日最終日なの?)って思いながら何回日付をみたか…
さて、今回は特に話すことはないのでちょっとした報告をして閉めたいと思います。
報告といってももうすぐテストなので投稿が少し遅れることがあるっという事です。
ではみなさん5話でまた会いましょう
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。