「龍馬、購買行こうぜ」
大輔がいつも通り昼飯を買うために俺を誘ってきた
「お前毎日昼飯購買で買ってるよな…」
「そうか?」
俺はいつも通り大輔と雑談をしながら教室の隅の方をみた。すると、稲荷はクラスの女子と仲良く話す姿がみえた。
このクラスに転校してまだ3日しか経ってないのによくみんなと打ち解けたな…
「お?もしかして龍馬、稲荷ちゃんのことが気になるのか?」
大輔の側にいたのかばかずまは俺に話しかけてきた
「ちげぇよ、ってか稲荷にちゃんずけって…」
「何をいうか、いくら親戚同士だからってあんな可愛い子にむかって呼び捨てって失礼と思わないのか?」
そう、いま稲荷は俺の親戚っという設定でこの学校に転校してきた(もちろん苗字も東雲だ)
「龍馬と稲荷さんは親戚同士の付き合いが長いからいいんじゃないかな?」
付き合い長いって言ってもこの前出会ったばっかだけどな
「それより俺はお前みたいな野蛮なやつと同じ血が稲荷ちゃんに流れているなんてなぁ…本当に信じられねぇよ」
ははは、お前の顔も元の顔とは信じられないようにしてやろうか?
「とりあえず混みそうだしそろそろ購買行かない?」
「あぁ、そうだな」
俺達3人が購買に向かうため教室を出ようとしたその時
「あっ!!龍馬、ちょっと待つのじゃ」
いきなり稲荷に呼び止められた
「なんだよ…あいつ、さっきまでクラスの女子と喋っていただろ…」
「まぁいいじゃない、それだけ龍馬のことを信頼してる証拠だよ」
「そうそう、まったくうらやましいぜ。俺達先に購買行っとくからな」
「了解、すぐにそっちに向かうわ」
そういうと2人は教室を出ていった
「っでなんで俺を呼び止めてここまで連れてきたんだ?」
あの後俺は稲荷に腕を掴まれて今俺達がいる校舎の裏まで連れてこられた。
「いやー、ちょっと質問があってあそこじゃ質問しずらいと思ってここまで来たんじゃよ」
教室で質問しずらいって…どんな質問なんだよ…
「普通ここまでくる必要あるか…っで質問ってなんだ?」
俺がそう言うと稲荷は少し間をあけて
「部活とは…なんじゃ?」
「えっ?」
俺は予想外の質問に戸惑った
「みんながわらわに向かって部活は何はいる予定なの?とか前の学校では何部だったの?って聞いてきたのじゃ。龍馬よ部活とはなんじゃ?」
「部活っていうのわだな…なんていうかあれだよ!!野球なら野球好きな人たちが集まる場所だよ!!」
「集まって何するんじゃ?」
「そりゃ、おまえ試合や練習に決まってんだろ、グラウンドを走ったりするんだよ」
「ほー…でもわらわは身体をあまり動かない部活とやらにはいりたいぞ」
「なら文化部に入ったらどうだ?特になにするかは俺は知らんが」
俺がそういうと稲荷は考えているのかうつむき始めた。
「なぁ龍馬よ、その部活とやらは作ることはできるのか?」
「一応できるけど、正式に部と認められるにはいくつかの条件があるぞ?」
「ふむふむ…他にそれ以外の条件とかはないか?」
「他は特にないと思うけど…なんでそんなこと聞いたんだ?」
「そりゃあ、お主とわらわで部活を作るからじゃよ。名前はオカルト研究部じゃ、面白そうじゃろ?」
いやまてまてまて、部活を作るってさっき言ったとおり顧問や残りの人数を集めなきゃいけない。
しかも、なんで俺がその部活計画に入っているんだよ…第1俺は部活には入る気がない(めんどくさいから)
「龍馬がいないとわらわが退屈だからな、もちろんはいってくれるよな?返事ははいかyesしか認めないからな」
強制ですかそうですか…
でも俺を入れたところで部活を作るためにはあと3人、計5人必要だ。
「残りのメンバーはどうするんだ?」
「もちろん龍馬が勧誘するのじゃ」
すべて俺任せかよ!?
ってか勧誘っていっても俺の知ってる奴らの殆どは部活にはいっているんだがどうすれば…
「あ、龍馬いたいた。龍馬が遅いせいで購買の売り物全部売り切れちゃったよ?」
「あっ!?なんでお前こんな所に稲荷さんと2人っきりでいたんだよ!!」
ちょうどいいタイミングに大輔と和馬がきてくれた。
「なんでここがわかったのかは後回しだ。大輔お願いがあるんだ…俺達いま部活を新しく設立しようとしてるんだけどそのメンバー集めに戸惑っているんだ、だから俺達の部にはいってくれないか?」
「うん、いいよ。面白そうだし」
即答かよ!?
「えっ?そんな即答でいいのかよ…お前たしかバイトやってたよな?大丈夫なのか?」
「バイトといってもない日は本当に暇だしね、それに部活を立ちあげるって漫画みたいな展開でおもしろそうじゃん」
にこにこしながら大輔はそう言ったが漫画みたいに楽にいくわけねぇだろ…
「あ、そうそう和馬は強制な、おまえバイトしてないし学校終わったらどーせ暇だろ?」
「俺は暇じゃねぇよ!!俺だって学校終わったらいまやってるゲームのイベントのために道具集めをしなきゃ行けないんだよ!!」
それを暇人と呼ぶんだよ…俺は心の中でそう突っ込んだ
「いいじゃないか別に、ゲームより部活の方が絶対楽しいってそれに…」
俺はそう言い終わると稲荷の方に視線を向けた。
当の本人はこっちの視線に気づいたのかじっと俺の方をみている。
「稲荷に近づけるチャンスだぞ?」
俺は小声でそういった。すると和馬はそれを聞いて嬉しくなったのか飛び跳ねて「ぜひ、僕もその部活に入らせてください」と稲荷に向かいお辞儀した。わかりやすい奴だな…
「ふむ…これで4人揃ったのはいいが、残り1人はどうするんじゃ龍馬?」
「そうだなぁ…」
俺はこの学校にいる友達で部活に入っていない奴を模索した。
えっ?こいつら2人以外に友達はいるのかって?少しはいるがこいつらとしかほとんど喋らないため皆無に等しい。
やっぱいないか…俺はそう心の中で呟いた時ある1人の人物に思い出す。
それは部活に入っていなくて俺の近くにいるやつだ
そう、それは我が妹の紅葉である。
「1人心当たりのある奴がいる」
「それは本当か!?」
「あぁ、あと稲荷家の帰り道とかわかるか?悪いが今日はあいつに話をつけたいから1人で帰ってくれ」
俺がそう言い終えると昼休みが終わるチャイムが校内に響き渡った。
投稿がえらく遅れてしまいすいませんでした(土下座)
いや、まさか風邪が悪化するとは誰が予想したか…
いまはもう風邪は完治して5話を無事投稿できるぐらいになりました。
6話目のことですが、投稿はテストが終わり次第あげようと思います。(テスト期間中にもしかしたらあげるかも)
そういえば、言い忘れていた設定がありますので、ここで説明したいと思います。
龍馬の妹の紅葉は龍馬より1歳年下なので高校1年生っという設定です。最初の紅葉のキャラ設定紹介の時に付け足すと忘れていましたのでここで説明をしました。
では、6話でまたお会いしましょう