男子高校生と妖狐   作:鳥唐揚げ

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第6話 兄として

俺は学校終わるとすぐに門の近くに行き紅葉が来るのを待っていた。

あの稲荷との事件以来まともに話をしたことがない。

いや、話をしたのはしたのだがこの間一緒に食卓を囲んだ時一言だけ話せたのは話せたのだがなぜか俺のことをお兄ちゃんじゃなくてお兄さんと呼んでいたのはひっかかったが、あいつまだ俺のこと勘違いしてるのかよ…

俺はそう思いながら門から監視していると紅葉が校門からでてきた、ここで待ち伏せしていたことを紅葉に悟らせないためにごく自然な振る舞いで紅葉に軽く声をかけに行った。

 

「おう、まさかこんなところで会うとはな」

 

「これはこれはお兄さんじゃありませんか、どうしたのですか?未来のお嫁さんをおいてこんなところでぶらぶらしているなんて珍しいですね」

 

俺に対する嫌味か?嫌味なのか?第1なんであいつが俺の未来の妻なんだよ!!

 

「あいつならさきに帰ったよ、それより久しぶりに2人っきりで帰らないか?」

 

「あらあら、それはいいお誘いですね…ですが私はこれから私用がありまして…」

 

「へー私用ね…」

 

「そうですね、では私はこれで…」

 

そういうと紅葉は俺から距離をとろうとした。

ここまでは俺の予想通りの反応だ、これならプランAであいつの気をひくことが出来るな(本当はそんなプランないけど)

 

「あぁ、せっかく駅前にある喫茶店にいってお前の好きなもの奢ってやろうと思ったのに」

 

俺がそう言うと紅葉の早歩きをしていた足が突然とまった

 

「まぁ私用ならしょうがないわな、1人でその喫茶店にいくか…」

 

「そ…そんなもので私がついて行くとでも思うの?」

 

紅葉の顔を見るとよだれが今にでも口から滝のように垂れ流しそうで目がキラキラと輝いていた。後もうちょい俺はそう確信をもった。

 

「そうだな…ならお前が食いたいものを好きなだけ選んでもいいぞ?これならどうだ?」

 

「ぜひお供させてください!!お兄様!!」

 

はい成功。俺は心の中でガッツポーズをしながらそう叫んだ。

 

 

 

 

駅前の喫茶店といっても今の時間帯はあまり人がおらず、店内は静かである。この喫茶店には先月紅葉と来たばっかで、1ヶ月に1回のペースでここに訪れる。紅葉曰くここのケーキは美味しいとのこと、いつもなら1皿や2皿しか頼まないが今回は俺が遠慮なく頼めっていってしまったからであるだからといってそのケーキを10皿ほど頼むバカがどこにいるのか…

俺はそう思いながら紅葉の手前にあるたくさんのケーキ群をみながらいつも通りコーヒーを頼んで飲んでいた。

 

「なんで私をケーキで釣るようなことをしたのですか?大体は予想できますけど」

 

「まぁその予想通りっちゃ予想通りなんだけど…あと一つ頼みがあるんだよ」

 

「なんです?多少の頼みならケーキをたくさん奢ってくれた恩もありますし、聞き入れますよ」

 

「あぁ、実はな……」

 

俺は今日起きたことをありのままに話した。あぁもちろん、稲荷のこともちゃんと話した。

 

「なるほど、その部活とやらに私をいれたいんですね…」

 

「そうそう、っでどうなんだ?はいるのか?はいらないのか?」

 

「まぁ面白そうですし、はいりますよ…それにお兄ちゃんが稲荷さんにへんなことをしないか監視しなきゃいけないし」

 

お、話し方が元に戻った

俺はそう確認すると机の上をみた、紅葉は大量にあったケーキを食べて幸せそうな顔をしていた。

 

「さて、用事もすんだことだし家に帰るか…」

 

俺は金を払うためレジに向かうのであった。




やっとテストが終わり6話を書き終えました。これからは当分予定がないに等しいので更新ペースを戻したいと思います。
あともしかしたらですけど次回ぐらいに新キャラが登場するかもしれないのでご期待ください
では7話でまたお会いしましょう
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