ホント待っていた人はすいませんでした。私は基本衝動で書くので続かないことが多いです。色々手を出しているのでホントすんません。
今はFate/grand order にはまっていますのでそこから技とはバンバン出しますが今後ともよろしくお願いします。
目が醒めると、そこには俺の家族が全員俺の部屋にいた。俺の家は四人家族。家族構成は父さん、母さん、俺、妹。その四人全員か今の俺には見えている。
勘違いしないでいただきたい。俺も含まれているのだ。何ていうか俺の視界が、俯瞰風景?みたいな感じになっている。これが本当の幽体離脱か〜とか考えていたがちょっと様子がおかしい。いや、家族が全員俺の部屋にいるってことがそもそもおかしい。部屋に隠してた思春期の男子が持っているであろう本のことが家族にばれた時でさえ、俺の部屋には父さんと母さんしかいなかったのだ(リビングで話さなかったのは、妹には聞かせられないため)。
しかも俺だけ寝てるし父さんも母さんも妹も皆泣いて……って、あれ?
俺死んでる?
========================================
その数分後、二人の警官と救急救命士が俺の部屋に入ってきた。そして俺は死んでいることが確定、死因はまさかの窒息死であった。今のところ、首を絞められたわけでもなく、口を塞がれていた痕跡もないということから、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いという結論になった。
いやいや、ちょっと待てと。今までそんな物になったことなど一度もないし、俺まだ二年次の冬休みに入って一週間くらいしか経ってないようなピッチピチな17歳だぞ。そんな病気になってたまるか。
死んでしまっている俺の格好といえば、帰宅部で仲のいい奴ら(端的に言うとオタク友達)と遊んで、疲れていたため着替えずに寝てしまったから、そのまんまである。ジーパンに白地の柄付きシャツ、その上にもう一枚薄手を一枚着て、一番上は冬用にごく最近、詳しく言うと一昨日買った黒いコートを着ている。友達に初めてのお披露目だったんだけど、着るのが最初で最後になってしまったな。
しかし結果は覆らない。何をしようとしてもどうにも出来ない。物には触れられず、声も届けられない。せめて、せめてもう五分だけ、俺に時間をくれ。
バソコンの中は遺書があったりすることもあるから真っ先に調べられるだろう。だがそれはマズイ。創作小説とかはまだいい。だが、あれだけは。あの、黒歴史がギッシリ詰まったファイルだけは、何としてでも消さなきゃならない。
神様、いるのであれば俺の望みを叶えてくれ。このままの状態が何時まで続くかわからんが、家族が俺の黒歴史を見て引いている所なんて見たくない。マジ頼んます。本当お願いします、お願い申し上げます!
そんな風にいるかもわからない神様に懇願していて、ふと、辺りを見回すと、異変が起きていた。
時が、止まっているのである。父さんも母さんも妹も警官も救急救命士も動いていないのだ。それに加えて、時計も動いていないし、さっきまでうるさかったパトカーのサイレンも聞こえない。
しかし、その中で一つだけ、例外があった。バソコンの画面だけは動いていたのだ。1と0の数字が下から上に流れている。バグったと思った俺は、触れもしないのに、マウスへと手を伸ばした。
しかし結果は、予想を裏切った。
触れられた、マウスに触れる事ができた。しかし、どうだというのだ。画面は依然として1と0の羅列だ。何をしようとも変化はない。
そんな時、昔の癖でクリックを4、5回した。他の人だって絶対するだろう。固まってしまったら、まずマウスを動かし、動かなかったらクリックを連打。キーボード連打かもしれないし、強制シャットダウンかもしれないが、何かしらはするはずだ。
だが、それが間違いだった。
そんなごく平凡な癖が、これからの未来を決めてしまうど知らずに……
1と0の羅列が唐突に消えたのは、クリックをして10秒ほど経った時だ。画面にはいつの間にか、見覚えのない画面が映っていた。何事かと思ったが見ると、そこには
『入力を確認しました
設定はαに決定し、この設定の下で存在を上書きします』
という文字が浮かんでいた。そして、その文字を読み切った直後、今度はいきなり画面が真っ暗になり、動かなくなった。
何だったのだろうか? もしかしたらパソコンがバグってデータ消えてるかもしれないな!ラッキー、神様マジでありがとう!
とか何とか、バカみたいなことを考えていたが、そんなことはあり得ない。しかも『α』というのは俺が中二病の時に考えた最強設定(穴が多すぎてやれないことがどんどん出てきたため、没にしたもの)が書かれたファイル名だ。
ヤバい、データ消えてないぞ。
とか考えて焦っているうちに、またもや自分の部屋に異変が起こっていた。どこかで見たような便箋が、机の上にいつの間にか置かれていたのである。
明らかに、自分の部屋にあるはずのないものが置かれている。しかもさっきまでなかったものがいきなり現れている。慌てるのも当然だ。だが、その手紙は見ないといけないような気がしてやまない。というか、この手紙を見る以外やれる事がない。しかも清水章様って俺の名前書いてあるし。
その手紙には触れることが出来るという確信があり、手紙を便箋から取り出し開き、手紙の内容を確認すると……
『世界の全てを捨て、我らの箱庭に来られたし――』
……そして、視界が切り替わった
どうですか?
久しぶりなので誤字脱字、設定の矛盾など気になることは言ってください。